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Bufferの料金プラン徹底解説|料金ページの「$5」は月額ではありません【2026年版】

重ねられたコインと芽。Bufferの料金がチャンネル数で決まることのイメージ

Bufferの料金は、他のSaaSとは少し考え方が違います。「1ユーザーいくら」ではなく、接続したSNSアカウント1つあたりいくらという計算です。しかも、本数が増えるほど1本あたりの単価が下がります。

そしてもうひとつ、料金ページを見るときに注意すべきことがあります。公式の料金ページは、既定で年払いの金額を表示しています。そこに出ている「$5 /month」を月額だと思って計算すると、実際の請求額と合いません。月払いの単価は別にあります。

この記事では、Buffer公式ヘルプセンターの料金表をもとに、プランごとの料金と機能の差を整理します。数字はすべてヘルプセンターに記載されているものです。

※ 本記事の内容は2026年9月時点でBuffer公式ヘルプセンターに記載されている内容を確認して書いています。円換算は1ドル154円で計算(2026年9月時点)。実際の請求額は為替により変動します。

結論:料金は「チャンネル数 × 単価」。単価は本数で下がる

公式の説明はこうです。「料金はあなたに合わせて拡大するよう設計されています。ソーシャルチャンネルごとに支払い、チャンネルを追加するほど1チャンネルあたりのコストは下がります。つまり、接続しているチャンネルの総数が増えるにつれて、全体の1チャンネルあたりのコストは低くなります」

プランは3つです。

Free(無料)
公式いわく「少数のチャンネルを管理し、高度な機能を必要とせずに、コンテンツを計画・公開する簡単で信頼できる方法を求める個人に最適」。3チャンネルまで、ユーザー1人。

Essentials
「より多くの制御、より深い分析、高度な公開機能を必要とする、個人のクリエイターや小規模ビジネスに最適」。チャンネル数は無制限(従量課金)、ユーザーは1人。

Team
「複数のチャンネルにまたがるコンテンツ制作、承認、コミュニティ対応で協働するチーム向け」。チャンネル数は無制限(従量課金)、ユーザーは無制限。

この3つを見比べるときの軸は、「チャンネルを3つ以内に収められるか」と「自分ひとりで運用するか」の2つです。ここが決まれば、プランはほぼ自動的に決まります。

料金ページの「$5」を月額だと思ってはいけない

ここで、料金を調べるときの落とし穴に触れておきます。

公式の料金ページを開くと、Essentialsのところに「$5 /month」と表示されます。ところが同じ欄に「$60 billed yearly(年間$60の請求)」とも書かれています。

$5×12=$60。計算は合っているように見えます。しかし、これは年払いを選んだ場合の月額換算です。料金ページは既定で年払い表示になっているため、月払いの金額は最初の画面に出ていません。

ヘルプセンターには両方の金額が載っている

Buffer公式ヘルプセンターの料金表には、月払いと年払いが別々に記載されています。それによると、Essentialsの1〜10チャンネル目は月払いで$6、年払いで$60です。

つまり、月払いだと$6(約920円)、年払いだと年$60(約9,200円)で月額換算$5(約770円)。年払いにすると、月払いの2ヶ月ぶんが浮く計算になります。

この差は、チャンネル数が増えるほど効いてきます。3チャンネルなら月払いで$18、年払いで年$180。年間で$36(約5,500円)の差になります。

見積もりを出すときは月払いで計算する

社内で予算を通す場合など、安全側に見積もるなら月払いの金額を使ってください。年払いは前払いなので、途中でやめても戻ってこない可能性があります。

まず月払いで始めて、使い続けると決まってから年払いに切り替える。この順番なら、初期の判断を誤っても損失が小さく済みます。

公式は「Bufferの料金ページにある料金計算機を使って、プランの正確なコストを算出してください」とも案内しています。実際の請求額はそこで確認できます。

チャンネル単価の一覧

公式ヘルプセンターに記載されている単価です。すべて1チャンネルあたりの金額になります。

チャンネル数 Essentials
月払い / 年払い
Team
月払い / 年払い
1〜10本目 $6 / $60 $12 / $120
11〜25本目 $4 / $40 $4 / $40
26〜50本目 $3 / $30 $3 / $30
51本目以降 $1 / $20 $2 / $20

11本目から差がなくなる

この表で目を引くのは、11本目以降はEssentialsとTeamの単価が同じになることです。11〜25本目はどちらも月$4、26〜50本目はどちらも月$3です。

つまり、チャンネル数が多い運用では、TeamにしてもEssentialsとほとんど変わらない金額になります。差が出るのは最初の10本ぶんだけです。

10チャンネルで比較すると、Essentialsが月$60(約9,200円)、Teamが月$120(約18,500円)。差は月$60です。20チャンネルなら、Essentialsが$60+$40=$100、Teamが$120+$40=$160。差は同じ$60のままです。

チャンネルの数え方に注意

金額を計算する前に、自分が何チャンネル必要かを正確に数えてください。公式の説明では、Facebookページ・Facebookグループ・Xのプロフィール・LinkedInページ・LinkedInプロフィールは5チャンネルとして数えられます。

同じSNSでも、ページとグループ、ページとプロフィールは別々です。「Facebookを1つ、LinkedInを1つ」という感覚だと足りません。

チャンネルの数え方と、枠を減らす手順についてはBufferのチャンネルを外す方法で詳しく解説しています。連携を解除しても課金は止まらないので、そちらもあわせて確認してください。

EssentialsとTeamの違いは、ほぼ「人数」だけ

機能表を通して見ると、この2つの差は思ったより小さいことが分かります。

公式の機能一覧で、EssentialsとTeamで差が付いている項目はほとんどありません。予約投稿の本数も、アイデアの数も、分析も、コミュニティ機能も同じです。

はっきり違うのは3点

  • ユーザー数:Essentialsは1人、Teamは無制限
  • 承認フロー(Approvals):Teamのみ
  • APIキーの数と月間リクエスト:Essentialsはキー3つ・月7,500回、Teamはキー5つ・月15,000回

逆に言えば、ひとりで運用するなら、Teamにする理由はほぼありません。承認フローも、他のメンバーがいなければ使いません。

細かい差は他にもありますが、判断に効くのはこの3つです。

言い換えると、Teamプランの価値は人が増えたときにはじめて出てくるということです。外注のライターに下書きまで作ってもらい、こちらで承認してから出す。そうした体制を作る予定があるかどうかが、差額を払う理由になります。

「Notes」での共同作業はEssentialsでも使える

細かいところですが、コンテンツにメモを付けて共同作業する Notes という機能は、EssentialsとTeamの両方で使えます。Teamだけの機能ではありません。

ただし、Essentialsはユーザーが1人なので、実質的には自分用のメモになります。複数人で使うにはTeamが必要です。

チームで使う予定があるなら、最初からTeamを選ぶほうが移行の手間がありません。ひとりで始めて、あとから人を増やす予定なら、Essentialsで始めて必要になった時点で上げる、という判断もできます。

無料プランでどこまでできるのか

無料プランは、想像よりできることが多いプランです。公式の機能表で「✓」が付いている項目を見ると、基本的な運用はひととおり揃っています。

無料でも予約投稿そのものはできます。どこで足りなくなるかを先に知っておくと、上げるタイミングを決められます。

無料でも使える主な機能

  • すべてのSNS連携(対応チャンネルの種類に制限なし)
  • カスタムの投稿スケジュール、カレンダー
  • 予約投稿(画像・動画のアップロード含む)
  • キューの一時停止、シャッフル
  • X/Twitterのツリー投稿
  • Instagramの自動公開・通知公開・ストーリーズ予約
  • 分析(Insights)、AIによる示唆
  • コミュニティ機能(各SNSのコメント返信)
  • Buffer AIアシスタント、テンプレートライブラリ、一括アップロード
  • 2段階認証、ダークモード、ベータ機能
  • iOS/Androidアプリ、ブラウザ拡張、Canva連携

コメント返信まで無料で使えるのは、かなり太っ腹だと思います。分析も基本的な範囲なら無料です。

無料プランの4つの上限

一方、数の制限ははっきりしています。

  • チャンネル:3つまで
  • ユーザー:1人
  • 予約投稿:1チャンネルあたり10件
  • アイデア:100件

予約10件というのは、1日1本の運用なら10日先まで、という意味になります。まとめて1ヶ月分を仕込む、という使い方はできません。キューの考え方についてはBufferのキューと投稿スケジュールの仕組みで解説しています。

どれか1つに当たった時点で、有料プランを検討することになります。

知られていない「生涯8接続」の上限

ここが、無料プランで最も見落とされる制限です。公式の警告をそのまま引用します。

「無料プランでは、同時に最大3つのチャンネルを接続できますが、8つのユニークなチャンネル接続という生涯の上限も含まれます。これは、無料プランでこれまでに接続したことのある個別のチャンネルをすべて数えるという意味で、あとで解除したとしてもカウントされ、合計が8を超えることはできません。この生涯上限は、有料プランには適用されません」

つまり、つなぎ替えを繰り返すと、無料プランの枠を使い切ります。3つまでしか同時につなげないからといって、外しては別のアカウントをつなぐ、を繰り返していると、8回で打ち止めです。

試しにいろいろなアカウントをつないでみる、という使い方をすると、あっという間に上限に届きます。無料プランで試す場合は、つなぐアカウントを決めてから接続するほうが安全です。

有料プランでしか使えない機能

有料にすると何が増えるのか。公式の機能表から、無料で使えないものを拾います。

分類 有料のみの機能
投稿作成 タグ(キャンペーン)/ハッシュタグ管理/カスタムUTMパラメータ/カスタム動画サムネイル/優先度の指定
SNS個別 LinkedInのファーストコメント予約/Instagramのファーストコメント/ショップグリッド
分析 期間の拡張(先月・カスタム)/カスタム指標セット/ブランド付きのレポート出力
連携 Google Analytics連携
チーム Notesでの共同作業/承認フロー(Teamのみ)

「再共有」は無料だと30日まで

表に入れにくい制限がひとつあります。公式の機能表で「Share posts again/Duplicate(再共有・複製)」の欄を見ると、無料プランは「Up to 30 days(30日まで)」と書かれています。

つまり、無料プランでは31日以上前の投稿を複製できません。過去の投稿を再利用する運用をしたい場合、ここが効いてきます。

とくに、Instagramの通知公開で出し損ねた投稿を複製し直すときに関係します。通知を逃してから時間が経っていると、無料プランでは複製できない可能性があります。

効いてくるのは「測る」側の機能

表を眺めると、有料の機能は投稿を作る側ではなく、測る側に寄っていることが分かります。

タグ(キャンペーン)で投稿を分類し、カスタムUTMで流入を追い、期間を広げて分析し、レポートを出力する。この一連の流れが有料プランの価値です。

逆に言えば、効果測定をしないのであれば、無料プランで困る場面は少ないということになります。投稿を予約して出す、という用途だけなら無料で足ります。

出すだけなら無料でも回りますが、結果を見て改善する段階に入ると足りなくなります。

14日間の無料トライアルはTeamプランで始まる

試すときに知っておくと得な情報です。公式にこう書かれています。

「14日間の無料トライアルを提供しており、有料プランに含まれるすべての機能を試すことができます。トライアルを開始すると、アカウントはTeamプランに置かれ、すべての機能へのフルアクセスに加えて、追加のユーザーを招待するオプションも得られるので、一緒にBufferを試すことができます」

つまり、トライアルは上位のTeamプランで始まります。EssentialsではなくTeamなので、承認フローも含めて全機能を試せます。

トライアル中に確認すべきこと

14日という期間を無駄にしないために、確認する項目を先に決めておくことを勧めます。

まず、自分が本当に使う機能を特定する。全機能が使える状態なので、あれもこれも触りたくなりますが、実際に毎週使うものだけを見極めてください。それが有料プランを選ぶ理由になります。

次に、チームで使うかどうかを決める。トライアル中はユーザーを招待できるので、実際に招待して使ってみると判断が付きます。使わなかったならEssentialsで十分です。

そして、チャンネルの数を確定させる。料金はここで決まります。トライアル中に必要なチャンネルを全部つないでみて、本当に必要な数を数えてください。

自分に必要なプランの決め方

最後に、判断の順番を整理します。

チャンネル数と、チームで使うかどうか。この2つでだいたい決まります。金額だけで選ぶと、あとから足りなくなります。

順番としては、いま実際に動かしているチャンネルの数を数える、次に自分以外が触るかどうかを決める、という2段です。将来増やすかもしれない分まで先に払う必要はありません。チャンネルは後から足せますし、プランも後から上げられます。

手順1 チャンネル数を数える

接続したいSNSアカウントを書き出します。Facebookページとグループ、LinkedInページとプロフィールは別々に数えます。

3つ以内なら、まず無料プランで始められます。4つ以上必要なら、その時点で有料プランが必要です。

ここで気をつけたいのは、将来つなぐ可能性があるアカウントも数に入れておくことです。無料プランには生涯8接続の上限があるため、あとから足していく前提だと途中で行き詰まります。最終的に何本になるかを先に見積もっておくと、無料で始めるか有料から始めるかの判断がぶれません。

手順2 効果測定をするかどうかを決める

投稿を出すだけなのか、数字を見て改善するのか。後者なら有料プランの価値があります。

タグでの分類、UTMパラメータ、期間を広げた分析、レポート出力。これらを使う予定があるなら、チャンネルが3つ以内でも有料にする意味があります。

逆に、まだ投稿を出すこと自体が習慣になっていない段階なら、測る機能は使いません。先に無料で運用を回してみて、数字を見たくなった時点で上げる。この順番のほうが、払った金額が無駄になりません。

手順3 人数を決める

ひとりならEssentials、複数人ならTeam。ここはほぼ自動的に決まります。

承認フローが必要かどうかも、あわせて考えてください。投稿前に誰かの確認を入れる運用なら、Teamが必要です。

なお、11チャンネル目以降は両プランの単価が同じになります。管理する本数が多い場合、TeamにしてもEssentialsとの差は最初の10本ぶんだけです。人数が増える見込みがあるなら、チャンネルが多いほどTeamを選ぶ負担は相対的に小さくなります。

手順4 月払いで始める

年払いは2ヶ月ぶん安くなりますが、前払いです。使い続けるかどうかが分からない段階では、月払いで始めるほうが安全です。

3ヶ月ほど使って運用が定着してから、年払いに切り替える。これなら、判断を誤っても損失は月額数回分で済みます。

年払いの割引は2ヶ月ぶんです。3チャンネルなら年$36(約5,500円)の差なので、決して小さくはありません。ただ、途中でやめた場合に戻ってくるかどうかは契約内容によります。続ける確信が持てるまでは、月払いで様子を見るのが無難です。

まとめ

Bufferの料金プランについて、要点を整理します。

  • 料金はチャンネル単位。本数が増えるほど1本あたりの単価が下がる
  • 料金ページは既定が年払い表示。「$5 /month」は年払い時の月額換算
  • 月払いは Essentials $6/Team $12(1〜10本目)。年払いは $60/$120
  • 11本目以降はEssentialsとTeamの単価が同じ。差が出るのは最初の10本ぶんだけ
  • EssentialsとTeamの違いは、ほぼユーザー数と承認フロー。ひとりならEssentialsで足りる
  • 無料プランは3チャンネル・10件予約・アイデア100件・ユーザー1人
  • 無料プランには「生涯8つのユニークなチャンネル接続」という上限がある。解除してもカウントされる
  • 有料の価値は測る側の機能(タグ・UTM・分析期間・レポート出力)に寄っている
  • 14日間のトライアルはTeamプランで始まる。全機能を試せる

Bufferの料金は、使う機能ではなく管理する本数で決まります。ですから、プランを比べる前に、まずチャンネルを数えるのが正しい順番です。

よくある質問(FAQ)

料金ページの「$5」が月額ではないのはなぜですか

料金ページが既定で年払い表示になっているためです。ヘルプセンターの料金表には月払いと年払いが別々に記載されており、Essentialsの1〜10チャンネル目は月払いで$6、年払いで$60とされています。

EssentialsとTeam、どちらを選べばいいですか

ひとりで運用するならEssentialsで足ります。公式の機能表で明確に差が付いているのは、ユーザー数(1人 / 無制限)、承認フロー(Teamのみ)、APIキーの数と月間リクエスト数です。

チャンネルを増やすと割高になりますか

逆です。公式は「チャンネルを追加するほど1チャンネルあたりのコストは下がります」としています。Essentialsの場合、1〜10本目が月$6、11〜25本目が$4、26〜50本目が$3、51本目以降が$1です。

無料プランでは何チャンネルまでつなげますか

同時に接続できるのは3つまでです。ただし公式には「8つのユニークなチャンネル接続という生涯の上限も含まれます」という記載があり、一度接続したチャンネルは解除してもカウントされ続けます。合計8を超えることはできません。

無料プランでも分析は使えますか

使えます。公式の機能表では、Insights(単一チャンネルと全チャンネルの表示)とAIによる示唆が無料プランでも「✓」になっています。ただし、期間の拡張、カスタム指標セット、レポート出力は有料プランのみです。

無料プランで過去の投稿を再利用できますか

30日以内のものに限られます。公式の機能表では「Share posts again/Duplicate」の無料プラン欄が「Up to 30 days」となっています。有料プランには期間の制限がありません。

無料トライアルはどのプランで始まりますか

Teamプランです。公式には「トライアルを開始すると、アカウントはTeamプランに置かれ、すべての機能へのフルアクセスに加えて、追加のユーザーを招待するオプションも得られます」と記載があります。期間は14日間です。

年払いと月払い、どちらがお得ですか

金額だけで言えば年払いです。1〜10チャンネル目で比較すると、Essentialsは月払いで年$72相当、年払いなら$60。2ヶ月ぶんの差になります。ただし年払いは前払いなので、運用が定着してから切り替えるほうが安全です。

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