
読書は大事だと分かっている。買った本もある。でも、気がつくとスマホを見ていて、1か月が終わっている。私もそうでした。
この記事では、文化庁と文部科学省が公表している資料だけを使って、なぜ本が読めなくなるのか、20代に何が起きているのか、そしてお金をかけずに読書を戻すにはどうするかを整理します。先に言っておくと、原因はあなたの意志ではありません。数字を見ると、もっと単純な話でした。
特定の本や読書術をすすめる記事ではありません。数字はすべて、2026年9月22日時点で公式ページを確認したものです。
「本が読めない」のは、あなたの意志の問題ではない
1か月に本を「読まない」人が62.6%
文化庁の「国語に関する世論調査」(令和5年度)では、1か月に大体何冊くらい本を読んでいるかを聞いています。結果は「読まない」が62.6%でした。1冊以上読むと答えた人は、合わせて36.9%です。
| 1か月に読む本の冊数 | 割合 |
|---|---|
| 読まない | 62.6% |
| 1、2冊 | 27.6% |
| 3、4冊 | 6.0% |
| 5、6冊 | 1.5% |
| 7冊以上 | 1.8% |
| 1冊以上(計) | 36.9% |
出典:文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」。ここでいう本には電子書籍を含み、雑誌と漫画は除く。2026年9月22日確認。
この調査は、過去(平成20年度・25年度・30年度)には「読まない」が4割台後半でした。調査方法が変わったため単純な比較には注意が必要だと報告書自身が断っていますが、それでも4割台後半から6割台へ、という方向ははっきりしています。
「読書量は減っている」が69.1%
同じ調査は、以前に比べて読書量が減っているか増えているかも聞いています。「読書量は減っている」が69.1%、「それほど変わっていない」が24.5%、「増えている」が5.5%でした。
7割が減っていると答える状況で、自分だけが読めていないと感じる必要はありません。周りも同じです。ただし、平均が下がっているだけで、読むことの価値が下がったわけではない。ここは睡眠の話と同じ構造です。みんなができていないことは、続けられれば差になります。
読書量が減っている理由の1位と2位は、20代ではもっと極端
ここからが、この記事でいちばん伝えたい部分です。読書量が減っていると答えた人に、その理由を聞いた結果があります。
| 順位 | 読書量が減っている理由(二つまで回答) | 全体 | 報告書が挙げている年齢別の特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | 情報機器(スマートフォン、パソコン、ゲーム機等)で時間が取られる | 43.6% | 年齢が低いほど高く、20〜30代で6割台、16〜19歳で70.9% |
| 2 | 仕事や勉強が忙しくて読む時間がない | 38.9% | 20〜40代で6割台と他の年齢層より高い |
| 3 | 視力など健康上の理由 | 31.2% | おおむね年齢が高いほど高い |
| 4 | テレビの方が魅力的である | 19.8% | おおむね年齢が高いほど高い |
出典:文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」問8付問1。全体の割合は「読書量は減っている」と答えた人(全体の69.1%)に対する結果。2026年9月22日確認。
全体では43.6%の「情報機器で時間が取られる」が、20〜30代では6割台になります。2位の「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」も、20〜40代では6割台です。つまり20代は、上位2つの理由を両方とも、人より強く抱えている年代だということです。
ここで「意志が弱いから読めない」という説明が、いかに的外れかが分かります。読めない理由は、意志ではなく、スマホと仕事です。どちらもやめられません。だとすれば、打つ手は「気合いを入れる」ではなく、スマホと本の位置関係を変えることになります。
ただし、20代は「文字を読んでいない」わけではない
本以外の文字・活字を「ほぼ毎日」読む人は、20〜50代で8割台
同じ調査には、本以外の文字・活字による情報(SNS、インターネット上の記事など)を読む機会も聞いた項目があります。「ほぼ毎日ある」は全体で7割半ば、そして報告書によれば20〜50代では8割台と、他の年齢層より高くなっています。
この数字の意味は大きいと思います。「最近の若い人は活字を読まない」という言い方をよく聞きますが、調査が示しているのは逆です。働いている世代ほど、毎日何かしらの文字を読んでいる。ニュースアプリ、仕事のチャット、SNSの投稿、この記事。どれも文字です。読む行為そのものは、生活から消えていません。
文字に触れる時間が「変わっていない」と答えた人は、20代が最も高い
さらに、SNSやネット記事も含めて文字・活字に触れる時間が以前に比べてどうかを聞いた項目では、「それほど変わっていない」が20代で44.2%と他の年齢層より高くなっていました。
この2つを合わせると、20代の姿がはっきりします。文字は毎日読んでいる。読む量も減っていない。減っているのは「本」だけ。
読む力が落ちたわけでも、活字が嫌いになったわけでもありません。読む対象が、本からスマホの画面に移っただけです。だから、必要なのは「読書の習慣をゼロから作る」ことではなく、すでに毎日使っている読む時間の一部を、本に付け替えることになります。
時間を作るのではなく、置き場所を入れ替える
「1日30分の読書時間を確保する」という目標が続かないのは、その30分がどこにも余っていないからです。上の数字が示しているとおり、20代の可処分時間はすでにスマホと仕事で埋まっています。新しく作るのではなく、入れ替えます。
0円でできる5つ
- 寝室にスマホを持ち込まず、代わりに本を置く。厚生労働省の睡眠ガイド2023は、寝室にスマートフォンを持ち込まないことを推奨事項に挙げています。持ち込まない場所ができると、そこは自動的に「本しかない場所」になります。読書と睡眠を同時に整えられる、いちばん効率のいい1手です
- 通勤の最初の1駅だけ本にする。全部の移動時間を読書にしようとすると続きません。最初の1駅、あるいは最初の5分だけ、と決めます。理由の1位が「情報機器で時間が取られる」である以上、スマホを開く前に本を開くかどうかが分かれ目になります
- 読みかけを閉じない。本を閉じて片付けると、次に開くまでの心理的な距離が伸びます。開いたまま伏せて机に置く、付箋を挟んでおく。再開のコストを下げます
- 読む時刻を1つだけ決める。朝食の話と同じで、毎回「いつ読むか」を考えると続きません。寝る前の15分、昼休みの10分、どれか1つを固定します
- 1冊だけを持ち歩く。複数を並行して読むと、どれも進みません。読み終わるまで次を買わない、と決めるだけで積読が止まります
1日のどこに入れるか(平日の置き場所を決める)
「入れ替える」と言われても、どこに入れるかが決まらないと動けません。平日の候補は4つしかないので、この中から1つだけ選びます。
| 置き場所 | 長さの目安 | 向いている人 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|---|
| 朝、家を出る前 | 10分 | 起きる時刻が安定している人 | 準備に押されて消える。前夜に本を玄関かカバンに入れておく |
| 通勤の行き(最初の1駅) | 5〜10分 | 電車通勤の人 | 座れないと読みにくい。電子書籍なら片手で解決する |
| 昼休みの最後 | 10分 | 職場に居場所がある人 | 食事と同席だと話しかけられる。席を移す |
| 寝る前(布団の中) | 15分 | 夜型を直したい人 | スマホを持ち込むと消える。持ち込まないこととセットで |
おすすめは寝る前と通勤の2つを候補にして、まず寝る前だけを2週間試すことです。睡眠の記事で書いたとおり、寝室にスマホを持ち込まないことは睡眠ガイドの推奨事項でもあるので、読書と睡眠の両方が同時に良くなります。1粒で2つ効く場所は、ここだけです。
逆に、休日にまとめて読もうとするのは失敗しやすい形です。平日に開かない本は、休日にも開きません。毎日5分を14日続けるほうが、土曜に2時間を1回やるより、はるかに習慣として残ります。
「読み切らなければいけない」をやめる
本を最後まで読む義務はありません。目次を見て必要な章だけ読む、合わなければ途中でやめる。これを自分に許すと、読み始めるハードルが大きく下がります。
読み切れないことを気にして次の本を開けなくなる、というのが、いちばんもったいない止まり方です。学校の読書感想文で「最後まで読む」を前提に育っているので、途中でやめることに罪悪感が出やすいのですが、仕事で使う本は辞書に近い性質のもので、必要なところだけ引いて構いません。
冊数を競う必要もありません。文化庁の調査で「1、2冊」と答えた人は27.6%、「3、4冊」は6.0%です。つまり月1冊読めていれば、それはすでに上位3分の1に入る水準で、月3冊まで行けば上位1割に入ります。数字で見ると、目標はかなり低く設定していいことが分かります。
お金をかけない読書の順番
睡眠の記事と同じで、お金のかからない順に並べます。本を読む習慣がない段階で、いきなり1冊1,800円の新刊を買うと、読めなかったときの損失が大きく、次を買うのが怖くなります。
1番目:図書館。施設数は過去最多の3,400館
文部科学省の社会教育調査(令和6年度中間報告)によると、全国の図書館数は3,400館で、公民館や社会体育施設が減少するなかで図書館は増加し、調査開始以来の過去最多になりました。令和5年度間の貸出冊数は全国で約5億9,389万冊、国民1人当たりでは年4.8冊が借りられています。
住んでいる自治体の図書館カードは、たいてい無料で作れます。新刊は予約待ちになることが多いですが、1年以上前に出た本なら、たいてい棚にあります。「読めなかったら返すだけ」という状態を作ることが、最初の1冊を開く一番の近道です。
| 指標 | 数字(令和6年度中間報告) |
|---|---|
| 全国の図書館数 | 3,400館(令和3年度から6館増・過去最多) |
| 貸出冊数(令和5年度間) | 593,895,145冊 |
| 国民1人当たりの貸出冊数 | 4.8冊 |
| 国民1人当たりの貸出回数 | 1.3回 |
| 1施設当たりの利用者数 | 49,376人 |
出典:文部科学省「令和6年度社会教育統計(社会教育調査の結果)中間報告」(令和7年7月30日公表)。施設数は令和6年10月1日現在、貸出等は令和5年度間。確定値の公表は令和8年3月予定。2026年9月22日確認。
2番目:電子書籍。40代以下は半数以上が使っている
文化庁の調査では、電子書籍を「よく利用する」が15.0%、「たまに利用する」が25.3%で、合わせた「利用する(計)」は40.3%でした。紙しか読まない人が38.2%、紙も電子も読まない人が20.6%です。そして年齢別に見ると、40代以下では「利用する(計)」が5割を超えており、他の年齢層より高くなっています。30代では「電子書籍の方が多い」が51.3%と、紙より電子が多数派です。
電子書籍の利点は3つあります。置き場所が要らないこと、文字を大きくできること、そしてスマホの中に本が入ることです。3つめが特に大きい。読書量が減っている理由の1位が「情報機器で時間が取られる」である以上、その情報機器の中に本を置いてしまうのは、素直な対処です。電車でスマホを開いたときに、いちばん手前に読書アプリを置いておく。それだけで開く回数が変わります。
自治体によっては電子図書館のサービスがあり、その場合は電子書籍も無料で借りられます。開館時間に間に合わない、返しに行くのが面倒という理由で図書館から遠ざかっている人には、こちらのほうが向いています。お住まいの自治体の図書館サイトで「電子図書館」「電子書籍貸出」と探してみてください。
3番目:買う。ただし読み終わってから次を買う
図書館と電子書籍を試したうえで、手元に置きたい本、何度も開く本だけを買います。この順番にしておくと、買う本の精度が上がります。
借りて読んで、もう一度読みたくなった本だけを買う。この一手間を挟むと、本棚に並ぶのが「実際に自分に効いた本」だけになります。読まないまま積み上がった本は、お金より先に、次の1冊を開く気力を削っていきます。買う判断を後ろにずらすのは、節約のためというより、習慣を守るためです。
| 順 | 方法 | 費用 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 1 | 図書館で借りる | 0円 | 読めるか分からない本、1年以上前に出た本 |
| 2 | 自治体の電子図書館 | 0円 | 返却に行けない、開館時間に間に合わない |
| 3 | 電子書籍を買う | 紙よりやや安いことが多い | 置き場所がない、移動中に読む |
| 4 | 紙の本を買う | 定価 | 何度も開く本、書き込みたい本 |
何を読むか迷ったときの決め方
「何を読めばいいか分からない」で止まる人が多いので、選び方の枠だけ決めておきます。おすすめの書名は挙げません。このメディアは特定の商品をすすめない方針だからです。代わりに、20代の読書を2つに分けて考えます。
仕事に直結する1冊と、生活を整える1冊
- 仕事に直結する1冊。今の職種で困っていることを1つ書き出し、その言葉で検索して出てくる本を選びます。読む目的が具体的だと、目次から必要な章だけ読めます。読了する必要がないので、いちばん挫折しにくい入口です
- 生活を整える1冊。睡眠・食事・運動・お金など、このメディアで扱っている領域です。仕事の本ばかりだと疲れて続かないので、性質の違う1冊を並行させます
小説やエッセイを外しているわけではありません。ただ、読書が続いていない段階では「読む理由がはっきりしている本」のほうが立ち上がりやすい、というだけです。仕事の1冊で勢いがついたら、そこから好きな分野へ広げていけば十分です。
読んでいる人は、どこで本を選んでいるか
同じ調査では、1か月に1冊以上読む人(全体の36.9%)に、本の選び方も聞いています。
| 本の選び方(二つまで回答) | 割合 |
|---|---|
| 書店で実際に手に取って選ぶ | 57.9% |
| インターネットの情報を利用して選ぶ | 33.4% |
| 図書館や図書室で実際に手に取って選ぶ | 25.0% |
| 広告を参考にする | 14.7% |
出典:文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」問7付問2。報告書は「書店で実際に手に取って選ぶ」が減少傾向、「インターネットの情報を利用して選ぶ」が増加傾向にあると記している。2026年9月22日確認。
1位と3位を合わせると、8割以上が実物を手に取って選んでいることになります。ネットのレビューだけで決めている人は3分の1です。読んでいる人ほど、現物を見てから決めている。
これは実務的な示唆でもあります。本が続かない原因の一つは、手に取らずに買って、届いてから「思っていた本と違う」となることです。書店か図書館で最初の数ページを読んでから決めれば、その失敗は減ります。図書館なら、合わなければ棚に戻すだけで損失はゼロです。
迷ったら「1年以上前に出た本」から入る
新刊は図書館では予約待ちになり、話題性で選ぶと外れやすい。出版から1年以上経って、まだ棚にある本は、それ自体が1つの目安になります。しかも図書館ですぐ借りられます。
読書が投資だとすれば、最初にやることは、いい銘柄を当てることではなく、損失を小さくして打席数を増やすことです。0円で10冊試して、1冊当たればいい。そう考えると、選び方に悩む時間がそのまま無駄だと分かります。
2週間で試す「読書の家計簿」
睡眠・朝食の記事と同じ形式で、2週間のチェック表を作りました。お金がかかる項目は1つもありません。
| 順 | やること | タイミング | 費用 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 図書館のカードを作る(すでにあれば貸出可能か確認する) | 初日 | 0円 | 社会教育調査 |
| 2 | 1年以上前に出た本を2冊借りる | 初日 | 0円 | 予約待ちが起きにくい |
| 3 | 寝室にスマホを持ち込まず、本を置く | 毎晩 | 0円 | 睡眠ガイド2023 |
| 4 | 読む時刻を1つだけ決める | 毎日 | 0円 | 理由2位「時間がない」への対処 |
| 5 | 通勤の最初の1駅はスマホを出さない | 毎日 | 0円 | 理由1位「情報機器」への対処 |
| 6 | 読みかけを閉じずに置く | 毎日 | 0円 | 再開のコストを下げる |
| 7 | 合わない本は途中でやめて返す | 随時 | 0円 | 打席数を増やす |
| 8 | 電子図書館があるか自治体のサイトで確認する | 1週目 | 0円 | 電子書籍の利用は40代以下で5割超 |
| 9 | 読み終わるまで次の本を買わない | 2週間 | 0円(減る) | 積読を止める |
| 10 | 読んだページ数と、その日スマホを見た感覚を3段階で記録 | 毎日 | 0円 | 自分の実測 |
2週間で1冊読み終えられれば、月2冊のペースです。文化庁の調査では、1か月に1冊以上読む人は36.9%。その中でも上のほうに入ります。
まとめ
- 1か月に本を「読まない」人は62.6%、「読書量が減っている」人は69.1%。読めていないのはあなただけではない
- 減っている理由の1位は情報機器(全体43.6%、20〜30代は6割台)、2位は仕事や勉強の忙しさ(全体38.9%、20〜40代は6割台)。20代は上位2つを両方強く抱えている
- ただし20代は、本以外の文字は毎日読んでいて、触れる時間も減っていない。読む力ではなく、読む対象が移っただけ
- だから打つ手は「時間を作る」ではなく「置き場所を入れ替える」。寝室にスマホを持ち込まず本を置く、通勤の最初の1駅、読む時刻を1つ固定する
- お金をかけない順番は、図書館(全国3,400館・過去最多)→電子図書館→電子書籍→紙の本。0円で試せる状態を作ってから選ぶ
- 読み切る義務はない。月1冊読めていれば、すでに上位3分の1に入る
読書は、20代が持てる資産の中で、睡眠と体の次に安く手に入って、いちばん長く残るものです。口座の残高を増やす前に、図書館のカードを1枚作ってみてください。
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よくある質問(FAQ)
読書は本当に年収や仕事の成果につながりますか?
公的な調査でそこまで断定しているものはありません。文化庁の世論調査が示しているのは読書の実態であって、収入との因果関係ではありません。この記事は「読めば稼げる」という立場を取りません。確かなのは、1か月に1冊以上読む人が36.9%しかいないという事実と、続けた分だけ差がつきやすい領域だということだけです。
漫画や雑誌は読書に入りますか?
文化庁の調査では、問7の「本」に雑誌と漫画は含まれません(電子書籍は含みます)。ただし、これは統計上の定義であって、読む価値の話ではありません。活字に触れる時間を増やすという意味では、入口としてまったく問題ありません。
電子書籍と紙、どちらがいいですか?
調査では40代以下の5割超が電子書籍を利用しており、30代では「電子書籍の方が多い」が51.3%です。どちらが優れているという公的な結論はありません。置き場所がない、移動中に読むなら電子。書き込みたい、何度も開くなら紙。決められないなら、まず図書館で紙を借りて、続いたときに電子を試すのが安全です。
読む時間がまったく取れません。
調査でも「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」は20〜40代で6割台です。時間を新しく作ろうとせず、すでにスマホを見ている時間の最初の5分を入れ替えてください。1位の理由が情報機器である以上、削る先はそこになります。
買った本が積み上がっています。どうすればいいですか?
読み終わるまで次を買わない、というルールを2週間だけ試してください。そのうえで、積読の中から1年以上開いていない本は、いったん手放す候補にします。持っていること自体が「読めていない」という負債感になり、次の1冊を開く邪魔をします。
図書館は本当に無料ですか?
公立図書館の資料の貸出は、図書館法により無料と定められています。カードの発行も通常は無料です。自治体によっては在住・在勤・在学の条件があるので、住んでいる自治体の図書館サイトで確認してください。
読書の実態を、国の調査で確かめる
この記事で使った数字は、文化庁の「国語に関する世論調査」に載っています。年代別の結果もグラフで公開されているので、ご自身の目で確認してみてください。