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スマホの容量が足りない。写真を消す前に確認する3つと、iPhone・Androidの実際の手順

ストレージの空き容量が少なくなったスマートフォンの画面を見ている手元のイメージ

「ストレージの空き領域がありません」。この通知が出た瞬間、とりあえず写真を消しにいく人は多いと思います。

でも、写真を消しても空かないことがあります。逆に、1枚も消さずに数GB空くことも。

原因は、「本体の容量」と「クラウドの容量」を混ぜて考えていることです。ここを切り分けないと、消さなくていいものを消して、空けたい場所は空かないまま終わります。

AppleとGoogleの公式ヘルプをもとに、確認する順番と実際の操作を整理しました。

まず切り分ける。「本体の容量」と「クラウドの容量」は別物

いちばん大事なところなので最初に置きます。

Appleのサポートページ「iPhoneやiPadにおけるiCloudストレージとデバイスストレージの違い」は、2つをはっきり分けて説明しています。

iCloudストレージは、写真、ファイル、メモなどのデータをクラウドに安全に保存し、同じApple Accountでサインインしているすべてのデバイスのデータを常に最新の状態に保ちます。デバイスストレージとは、iPhoneやiPadなどのApple製デバイス上のストレージのことです。

つまり別の場所です。そして警告もそれぞれ別に出ます。

出ている警告 足りていないのは やること
「ストレージの空き領域がありません」
アプリが入れられない・写真が撮れない
本体 本体から減らす。クラウドを買っても直接は空かない
iCloudの容量不足を知らせる警告
バックアップされない・同期が止まる
クラウド クラウド側を整理するか増やす。本体の写真を消しても解決しないことがある

ここを取り違えると作業が丸ごと無駄になります。まず自分に出ているのがどちらの警告かを見てください。

ただしこの2つは無関係ではありません。iCloud写真の「ストレージを最適化」を使うと、クラウドを使って本体を空けられます。これは後で詳しく説明します。

iPhoneで今どうなっているかを見る

テーブルでスマートフォンの画面を操作している手元のイメージ

推測で消し始める前に、何が容量を食っているかを見ます。

本体の容量を見る

Appleの「iPhoneやiPadのストレージを確認する方法」によると、手順はこうです。

【本体ストレージの確認】
「設定」>「一般」>「[デバイス]ストレージ」の順にタップ

すると「おすすめ」と、アプリごとの使用量リストが表示されます。ここで上から3つくらいを見れば、犯人はだいたい分かります。

内訳は次のように分類されると説明されています(主なものを抜粋しています)。

【表示されるカテゴリ】

  • アプリ:インストールされているアプリとそのコンテンツ、ファイルアプリの「このiPhone内」のコンテンツ、Safariでダウンロードしたもの
  • 写真:写真アプリの写真とビデオ
  • メディア:音楽、ビデオ、ポッドキャスト、着信音、ボイスメモなど
  • メール/メッセージ:本文とその添付ファイル
  • その他:Siriの音声、フォント、辞書などの削除できないアセット、ログやキャッシュ、Spotlightのインデックスなど
  • システム:OSが消費している容量

「その他」や「システム」が大きくても、ここは基本的に触れません。Appleは「その他」の中身について削除できないモバイルアセット、削除できないログやキャッシュなどを挙げており、「システム」はオペレーティングシステムが消費している容量と説明しています。どちらも手をつける対象ではありません。ここを減らそうとして時間を溶かさないでください。

「取り除く」と「削除」は違います

iPhoneのストレージ画面で、意外と知られていない差がここです。

操作 何が起きるか
アプリを取り除く アプリ本体が使っている分の容量を解放する。書類やデータはそのまま保管される
アプリを削除 アプリ本体とその関連データを削除する

たまにしか使わないアプリは「取り除く」で十分です。データは残るので、入れ直せば続きから使えます。ゲームや、年に数回しか開かないアプリから試してみてください。

Androidで今どうなっているかを見る

Androidも考え方は同じです。Googleの「Androidデバイスの空き容量を増やす」に手順があります。

【ストレージ使用量の確認】
設定アプリ>「ストレージ」>カテゴリを選択

そして空き容量を増やす操作が2つ用意されています。

手動で増やす場合は、設定アプリ>「ストレージ」>「空き容量を増やす」。最近使っていない写真、動画、アプリのリストから選べます。目的のカテゴリまでスクロールして「ファイルを選択」をタップし、削除するファイルを選んだうえで、「ファイルをゴミ箱に移動」をタップすると容量が空きます。

自動で増やす場合は、同じ「空き容量を増やす」からメニューアイコン>「設定」>「スマートストレージ」をオンにします。これは、デバイスの空き容量が少なくなったときにバックアップ済みの写真や動画を自動的に削除する機能です。

同ページには「この手順の一部は、Android 14以上でのみ動作します」という注記があります。表示が違う場合はOSのバージョンを確認してください。

なお、スマートストレージは「バックアップ済み」のものを消します。裏を返すと、バックアップが効いていない写真は自動では消えません。先にバックアップの状態を確認しておくほうが安全です。

写真を消す前にやること、この順番で

ここが本題です。効果が大きくて損の少ない順に並べます。

容量の中身と、手をつける順番(上から) 写真・ビデオ たいていここが最大 消さずに空けられることがある iPhoneはiCloud写真の「最適化」、 Androidは端末側だけ削除 アプリ 使っていないもの 取り除く(データは残る) 年に数回しか開かないものから メディア 音楽・動画 ダウンロード分を消す 配信はまた落とせる メール 添付が重い 添付つきの古いメール クラウド側の容量にも効く その他・システム OSが使う分 触らない Appleが削除できないとしている分 棒の長さは「よくある割合」のイメージです。 実際の内訳は設定画面のストレージで確認してください。

ステップ1:写真は「消す」前に「最適化」を試す

これがいちばん効きます。

Appleの「写真とビデオが占有するストレージを管理する」は、こう説明しています。

デフォルトでは、写真とビデオはデバイス上にオリジナルの高解像度のまま保管されます。つまり、iPhoneやiPad上の容量を大量に消費します。

これを変えるのが「ストレージを最適化」です。同ページによると、iCloud写真を使っている場合はデフォルトでオンになっています。オンなら、iCloudにフル解像度が保存され、必要に応じて、デバイスには容量をさほど占有しない小さめのコピーが保存されます。

先に条件をひとつ。これはiCloud写真を使っている場合の話で、しかも同ページは「iCloudのストレージが十分にあれば、好きなだけ何枚でも写真やビデオを保存できます」としています。iCloudの無料枠は5GBなので、写真の量によっては同期しきれず、この仕組みが働かないことがあります。Appleの別ページも、iCloudストレージを増やさない場合は「ストレージを管理するか追加で購入するまで、使用しているiCloudの機能が最新の状態に保たれないことがあります」としています。

確認する場所はここです。

【iPhone:写真の最適化を確認する】
「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」
→「このiPhoneを同期」をオン
→「iPhoneのストレージを最適化」がオンになっているか確認
※iOS 27以降は、いったん「iPhoneストレージ」をタップします

条件が合えば、1枚も消さずに写真の占有分が減ることがあります。まずここを見てください。

ステップ2:重複した写真をまとめる

同じくAppleのページに、重複する写真やビデオを結合してデバイスの空き容量を増やせる、と書かれています。

連写やスクリーンショットの取り直し、同じ画像の保存が積み重なっている人ほど効きます。なお具体的な操作画面はOSのバージョンによって変わるため、見つからない場合は写真アプリのアルバム一覧を確認してみてください。

ステップ3:使っていないアプリを「取り除く」

前の章で書いたとおりです。削除ではなく取り除く。データが残るので、心理的なハードルがほぼありません。

iPhoneなら、ストレージ画面にはアプリごとの使用量が表示されます。大きいものから見て「最後に使ったのはいつだろう」と思うものを処理していくのが早道です。

ステップ4:ダウンロード済みの動画・音楽を消す

配信サービスのオフライン再生用ファイルは、見終わったあとも残り続けます。ここは消してもまた落とせるので、いちばん損がない削除対象です。

各アプリの「ダウンロード」「オフライン」の一覧を開いて、見終わったものを消してください。

ステップ5:ここまでやって足りなければ、写真を選んで消す

順番として、写真の削除は最後です。ステップ1〜4で足りることが多いですし、写真は取り戻せません。

消すなら、動画から見てください。同じ1枚・1本で比べると、動画のほうがはるかに容量を使います。

Googleの15GBはGmail・ドライブ・フォトの共有です

スマートフォンでメールの受信トレイを開いている手元のイメージ

Android・iPhoneを問わず、Googleフォトを使っている人が引っかかるのがここです。

Googleの「Googleのストレージの動作について」には、こう書かれています。

各Googleアカウントには、Gmail、Googleドライブ、Googleフォトで共有できる最大15GBの保存容量が提供されます。

別枠ではありません。1つの15GBを3つで取り合っています。

だから「写真をあまり撮っていないのにGoogleフォトの容量が足りない」ということが起きます。犯人がGmailの添付ファイルだった、というパターンです。

同ページによると、容量にカウントされるのは次のようなものです。

【15GBを消費するもの】

  • Googleフォトに元の画質でバックアップされた写真と動画
  • 2021年6月1日以降に「保存容量の節約画質」などでバックアップされた写真と動画
  • Gmailのメールと添付ファイル(迷惑メールとゴミ箱も含む)
  • Googleドライブ内のファイル
  • Androidのバックアップで管理されるSMS・通話履歴・アプリデータなど

迷惑メールとゴミ箱が入っているのは見落としがちです。Gmailのゴミ箱を空にするだけで数GB戻ることがあります。

逆に、共有フォルダ内のファイルは元の所有者の容量だけを使い、共有された側の容量は使いません。ただし同ページは、共有ファイルのコピーを作成した場合や、共有されたフォルダに自分のファイルを追加した場合は、それらの新しいファイルは自分の容量を使うとしています。

画質の設定で変わります

Googleの「写真と動画のバックアップの画質を選択する」によると、「保存容量の節約画質」ではこうなります。

【保存容量の節約画質】

  • サイズが16MPを超える写真は、16MPに縮小される
  • 解像度が1080pを上回る動画は、1080pにサイズ変更される
  • 16MPの写真は、最大で約61.0cm×40.6cmまで高画質で印刷できる
  • ただし「状況によっては、一部の写真や動画が圧縮されずに、元のファイルサイズのまま保存されることがあります」とも書かれている

約61cm×40.6cmまで印刷できる、というのが判断材料になります。SNSに上げるか、スマホで見返すのが中心なら、節約画質で困る場面はそう多くありません。

知らないと損をする3つの落とし穴

公式ヘルプに書いてあるのに、ほとんど知られていないものを3つ。

落とし穴1:消しても、すぐには反映されません

Googleのページに明記されています。

大量のファイルを削除した後、Googleのシステムが保存容量の更新を正確に反映するまでに通常48〜72時間ほどかかります。

ここで焦って消しすぎる人がいます。消したのに減らない、もっと消そう、という流れです。大量に整理したら、2〜3日待ってからもう一度見てください。

落とし穴2:2021年6月1日という境目があります

Googleフォトの容量計算には日付の区切りがあります。

2021年6月1日より前に高画質(現在の「保存容量の節約画質」)でバックアップした写真と動画は、Googleアカウントの保存容量にカウントされません。それ以降にバックアップしたものはカウントされます。

つまり、昔から使っている人ほど「古い写真は容量を食っていない」可能性があります。整理するなら新しいほうから見るのが効率的です。

ただし同じページには注意書きもあります。古い写真でも「元の画質」でバックアップされている場合は、今も容量を占有し続けています。

落とし穴3:2年使わないと消えることがあります

これがいちばん見落とされます。

Googleフォトを使用しない状態が2年以上続くと、コンテンツが削除されることがあります。

ただし、いきなり消えるわけではありません。同じページには救済のしくみも書かれています。

【消える前に、こうなっています】

  • Google Oneメンバーシップを持っていて、アカウントが良好な状態であれば削除されません
  • 削除の可能性がある場合は、少なくとも3か月前にメールで連絡があります。そのメールのリンクからログインすれば、アクティブな状態に戻せます
  • 実際に削除された場合も、いったんゴミ箱に移動され、ゴミ箱に30日間保存された後で完全に削除されます

なお、アクティブな状態に保つ方法として同ページが挙げているのは、写真や動画を探す、他のユーザーと共有する、アルバムやフォトブックを作成する、写真や動画をGoogleフォトに保存する、といった操作です。年に1回アプリを開いて見返すだけでも十分ということになります。

それでも、「クラウドに上げたから安心」で完全に放置するのは避けたいところです。大事な写真は、パソコンや外付けドライブにもコピーを持っておくのが確実でしょう。

それでも足りないとき

ここまでやって足りないなら、置き場所を増やす話になります。

無料枠を先に把握する

サービス 無料で使える容量
iCloud 5GB(サインアップすると自動的に付与)
Googleアカウント 15GB(Gmail・ドライブ・フォトで共有)

どちらも有料プランへのアップグレードが用意されています。料金は変わることがあるので、契約する前に公式ページで最新の金額を確認してください。

AndroidならSDカードという選択肢もあります

GoogleのSDカードのヘルプによると、Androidデバイスでは、SDカードを外部ストレージと内部ストレージのどちらかとしてセットアップできます。

外部ストレージとして使う 内部ストレージとして使う
写真や動画の保存 できる できる
アプリのインストール できない できる
他のデバイスへ差し替え できる できない

写真を逃がすのが目的なら外部ストレージ、本体そのものを広げたいなら内部ストレージです。ただし内部ストレージにすると、そのカードは他の端末で使えなくなります。

同ページは「SDカードをフォーマットすると、SDカード内のデータは完全に削除されます」とも注意しています。フォーマット前のバックアップを忘れないでください。

なお、すべてのAndroid端末にSDカードスロットがあるわけではありません。買う前に自分の機種が対応しているかを必ず確認してください。iPhoneにはSDカードスロットがないので、この選択肢は使えません。

容量は128GB前後が価格と実用性のバランスが取りやすいところです。実際に売れている製品としてはKIOXIA microSDカード 128GB EXCERIA(2,380円)やサンディスク microSDXC 128GB(3,760円)などがあります。価格は変動するので、購入時に確認してください。

今日からできること

スマートフォンで写真の一覧を見返している様子のイメージ

順番どおりに、4つだけ。

ステップ1(3分):出ている警告がどちらかを確かめる

本体なのか、クラウドなのか。ここを間違えると全部が空振りします。

iPhoneなら、本体は「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」、クラウドは「設定」>自分の名前>「iCloud」。この2つを開いて、どちらが満杯に近いかを見てください。

ステップ2(5分):本体を空ける手を、OSごとに使う

ここはiPhoneとAndroidで手段が違います。混ぜると空振りします。

iPhoneの場合:「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」>「iPhoneのストレージを最適化」がオンかを見ます(iOS 27以降は、いったん「iPhoneストレージ」をタップ)。iCloud写真を使っていて、iCloudの空きが足りていることが前提です。

Androidの場合:Googleのヘルプは「Googleフォトでバックアップを取っている場合は、スマートフォンまたはタブレット上の写真や動画を削除できます。デバイスがインターネットに接続されているときに、バックアップしたコピーをアプリで見ることができます」としています。つまり端末側だけ消して、クラウドのコピーは残せます。

まぎらわしいので念のため。Googleフォトの「保存容量の節約画質」は、Googleアカウントの15GB側を節約する設定です。本体の空き容量が増えるわけではありません。本体を空けたいならこの設定ではなく、上の「端末側の写真を消す」かスマートストレージのほうです。

ステップ3(10分):上位3アプリを処理する

ストレージ画面でアプリごとの使用量を見て、大きいほうから3つ。1か月以上開いていないものは「取り除く」。

あわせて、配信アプリのダウンロード済み動画を消します。この2つはまとめて効きやすいところです。

ステップ4(5分):Gmailのゴミ箱と迷惑メールを空にする

Googleの15GBはGmailと共有です。ゴミ箱と迷惑メールも容量にカウントされます。

Gmailの検索窓に has:attachment larger:10M と入れると、添付ファイルがあり、かつメール全体のサイズが10MBを超えるメールを一覧できます(Googleのヘルプはlarger:を「サイズでメールを検索します」と説明しています)。古いものから消して、そのあとゴミ箱も空にすれば、写真を1枚も消さずにクラウドの容量が戻ります。ゴミ箱の中身も容量にカウントされるので、消しただけでは戻りません。

反映には48〜72時間かかることがあるので、消した直後に数字が変わらなくても慌てないでください。

まとめ

スマホの容量が足りないとき、最初にやることは削除ではなく切り分けです。本体とクラウドは別物で、警告も別に出ます。

写真は消す前に、iCloud写真の「ストレージを最適化」を確認する。これで1枚も消さずに空くことがあります。次に使っていないアプリを「削除」ではなく「取り除く」。データが残るので戻せます。

Googleの15GBはGmail・ドライブ・フォトの共有枠で、迷惑メールとゴミ箱もカウントされます。写真を撮っていないのに足りないなら、犯人はメールかもしれません。

そして3つの落とし穴。消しても反映に48〜72時間かかる、2021年6月1日より前の高画質バックアップはカウントされない、2年以上使わないとコンテンツが削除されることがある。

写真を消すのは最後で構いません。

よくある質問(FAQ)

Q1. iCloudの容量を買えば、iPhone本体の空き容量も増えますか?

直接は増えません。Appleのサポートページは、iCloudストレージはクラウド上の保存領域、デバイスストレージはiPhoneなどデバイス上のストレージであると説明しており、別のものです。ただし間接的には効きます。iCloud写真の「iPhoneのストレージを最適化」がオンになっていると、iCloudにフル解像度の写真とビデオが保存され、必要に応じてデバイスには容量をさほど占有しない小さめのコピーが保存されるためです。ただしAppleは「iCloudのストレージが十分にあれば、好きなだけ何枚でも写真やビデオを保存できます」としており、無料枠は5GBです。iCloudの空きが足りないと同期しきれず、この仕組みは働きません。

Q2. iPhoneの「その他」や「システム」が大きいのですが、減らせますか?

基本的に減らせません。Appleの説明では「その他」はSiriの音声、フォント、辞書などの削除できないモバイルアセット、削除できないログやキャッシュ、Spotlightのインデックス、キーチェーンやCloudKitデータベースなどのシステムデータとされており、「システム」はオペレーティングシステムが消費している容量で、デバイスやモデルによって異なるとされています。ここを減らそうとするより、写真・アプリ・メディアから手をつけるほうが確実です。

Q3. アプリの「取り除く」と「削除」はどう違いますか?

Appleのサポートページによると、「アプリを取り除く」はアプリ本体が使っている分のストレージを解放しますが、その書類やデータはそのまま保管しておきます。「アプリを削除」はアプリ本体とその関連データを削除します。たまにしか使わないアプリなら「取り除く」で十分で、入れ直せばデータは残っています。

Q4. 写真をあまり撮っていないのにGoogleフォトの容量が足りません。なぜですか?

Googleアカウントの保存容量はGmail、Googleドライブ、Googleフォトで共有される最大15GBだからです。写真以外が容量を使っている可能性があります。特にGmailのメールと添付ファイルは、迷惑メールフォルダとゴミ箱フォルダ内のアイテムも含めてカウントされると明記されています。Gmailのゴミ箱と迷惑メールを空にすると容量が戻る場合があります。

Q5. ファイルを削除したのに保存容量が減りません。

反映に時間がかかっている可能性があります。Googleのヘルプには「大量のファイルを削除した後、Googleのシステムが保存容量の更新を正確に反映するまでに通常48〜72時間ほどかかります」と書かれています。削除直後に数字が変わらなくても、2〜3日待ってから確認してください。焦って必要なものまで消さないよう注意が必要です。

Q6. 古い写真から消したほうが効率的ですか?

Googleフォトの場合は必ずしもそうではありません。2021年6月1日より前に高画質(現在の「保存容量の節約画質」)でバックアップした写真と動画は、Googleアカウントの保存容量にカウントされないとされています。そのため古い写真を消しても容量が戻らないことがあります。ただし、古い写真でも「元の画質」でバックアップされている場合は現在も容量を占有し続けている、という注記もあります。

Q7. クラウドに上げておけば写真は安全ですか?

Googleのヘルプには「Googleフォトを使用しない状態が2年以上続くと、コンテンツが削除されることがあります」と書かれていますが、いきなり消えるわけではありません。同じページによると、Google Oneメンバーシップを持っていてアカウントが良好な状態であれば削除されません。また削除の可能性がある場合は少なくとも3か月前にメールで連絡があり、そのメールのリンクからログインすればアクティブな状態に戻せます。実際に削除された場合も、いったんゴミ箱に移動され、ゴミ箱に30日間保存された後で完全に削除されます。とはいえ大事な写真は、クラウドだけに置かず、パソコンや外付けドライブにもコピーを持っておくほうが確実です。

Q8. 「保存容量の節約画質」にすると画質はどれくらい落ちますか?

Googleのヘルプによると、サイズが16MPを超える写真は16MPに縮小され、解像度が1080pを上回る動画は1080p(高画質)にサイズ変更されます。目安として、16MPの写真は最大で約61.0cm×40.6cmまで高画質で印刷できるとされています。スマホで見返したりSNSに投稿したりする用途であれば、大きな支障は出にくい水準です。大判で印刷する予定がある写真は元の画質のままにしておくとよいでしょう。

Q9. AndroidのスマートストレージをオンにすればもうOKですか?

条件があります。スマートストレージは、デバイスの空き容量が少なくなった場合に「バックアップ済みの」写真や動画を自動的に削除する機能です。裏を返すと、バックアップが完了していない写真は自動削除の対象になりません。先にバックアップの状態を確認しておくと安全です。なおGoogleのヘルプには、手順の一部はAndroid 14以上でのみ動作するという注記があります。

Q10. SDカードを買えば解決しますか?

Androidの一部の機種に限られます。すべてのAndroid端末にSDカードスロットがあるわけではないため、購入前に自分の機種が対応しているか確認してください。iPhoneにはSDカードスロットがありません。またGoogleのヘルプによると、SDカードは外部ストレージと内部ストレージのどちらかとしてセットアップでき、外部ストレージではアプリをインストールできない一方でデバイス間の移動ができ、内部ストレージではアプリをインストールできる一方でデバイス間の移動ができません。いずれの場合もフォーマットするとSDカード内のデータは完全に削除されるため、事前のバックアップが必要です。



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