
Bufferのカレンダーは、予約した投稿を日付の上に並べて見せてくれる画面です。ただ、それだけの機能ではありません。
カレンダー上で投稿を作り、直し、ドラッグして日時を動かせます。キューに戻らなくても作業が完結します。
一方で、知らないと事故につながる挙動もあります。フィルタで表示しているチャンネルが、新規作成時に勝手に選ばれているという仕様です。
この記事では、Buffer公式ヘルプセンターの記載をもとに、カレンダーの使い方と注意点を整理します。
※ 本記事の内容は2026年9月時点でBuffer公式ヘルプセンターに記載されている内容を確認して書いています。
結論:カレンダーは見るだけの画面ではない
公式の説明です。
「改善されたカレンダー機能で、投稿の予約がこれまで以上にスムーズになりました。みなさんのフィードバックのおかげで、投稿の絞り込み、カレンダー表示の切り替え、新しい投稿の作成といった機能を含むカレンダーへと進化し、コンテンツの計画が楽になりました」
キューとの使い分け
Bufferには、投稿を一覧で見るキューの画面もあります。カレンダーとの違いは、時間軸の見え方です。
キューは「次に出るもの」から順に並びます。カレンダーは空いている日が見えるので、抜けを見つけるのに向いています。
毎日投稿する運用なら、キューで足ります。週に数回、曜日を決めて出す運用なら、カレンダーのほうが把握しやすくなります。キューの仕組みはBufferのキューと投稿スケジュールの仕組みで整理しています。
開き方
公式の記載です。「公開のダッシュボードの右上にある Calendar をクリックすると、カレンダーに移動できます」
モバイル版のカレンダーについては、公式が別のガイドを用意しています。この記事はウェブ版の内容です。後述するドラッグ&ドロップでの日時変更や、週の始まりの設定は、ウェブ版の画面を前提にしています。
なお、入口が「右上」である点は覚えておいてください。Bufferでは、チャンネルの設定やPreferencesが左下のアバターから、カレンダーが右上と、操作の入口が分かれています。探す場所を間違えると見つかりません。
週表示と月表示。月は5,000件まで
表示の切り替えができます。公式の記載です。「そこから、Week と Month を切り替えて、好みの表示を選べます。今後の投稿を視覚的に計画できます」
2つの表示は、見える範囲と件数の上限が違います。
使い分けの基準も見ておきます。
件数の上限に届く運用はまれですが、表示の仕組みとして覚えておくと迷いません。
月表示には上限がある
ここは知っておくと安心です。公式の記載です。
「Bufferの月表示では、最大5,000件の投稿を見られます。1か月に5,000件を超える投稿を予約している場合は、週表示を使うか、ソーシャルチャンネルで絞り込んで、すべての投稿を見ることをおすすめします」
5,000件というのは、1日あたり160件を超える計算です。個人や小規模の運用で到達する水準ではありません。
ただし、多数のクライアントアカウントを1つの組織で扱っている場合は、視野に入ります。その場合の回避策も公式が示していて、週表示にするか、チャンネルで絞るという2つです。
どちらの表示を使うか
月表示は、月全体の密度を見るのに向いています。今月は前半に偏っている、後半が空いている、といった判断ができます。
週表示は、1件ずつの時刻まで見えます。同じ日に固まっていないか、時間帯が偏っていないかを確認するならこちらです。
計画を立てるときは月、直前の調整は週。この使い分けが自然でしょう。
目安としては、今週の抜けを見るなら週表示、配分の偏りを見るなら月表示です。用途が違うので、両方を行き来することになります。
空のカレンダーには、おすすめの枠が出る
始めたばかりの人に効く仕様があります。公式の記載です。
「接続しているチャンネルが3つ以下の場合、空の週は空白にはなりません。各チャンネルのアイコンの隣に『Add a Post』というラベルの付いた、おすすめの投稿枠が埋め込まれます。どれかをクリックすると、そのチャンネルと時刻がすでに選択された状態でコンポーザーが開きます」
3チャンネル以下のときだけ
公式は注記でも繰り返しています。「これは、接続チャンネルが3つ以下のアカウントに当てはまります」
つまり、チャンネルが4つ以上ある人には、この枠は出ません。見当たらなくても不具合ではありません。
無料プランは3チャンネルまでなので、実質的に無料プランと、有料で少数チャンネルの人向けの機能ということになります。
チャンネルが増えると表示が切り替わります。画面の見え方が変わるのは、設定の問題ではありません。
枠の決まり方
おすすめの中身についても説明があります。
「アクティブな各チャンネルには、週に最大3つの提案枠が与えられます。これはそのチャンネルのPosting Goal、投稿スケジュール、タイムゾーンに基づいているため、チャンネルを一時停止したり、スケジュールを更新したりすると、表示される内容が変わります」
つまり、この枠は固定ではありません。自分の設定を反映して動きます。
さらに、設定していない場合の挙動も書かれています。「まだPosting Goalを設定していませんか。その場合も、私たちのリサーチに基づいた時間をおすすめします。チャンネルをまだ接続していませんか。その場合、枠には登録時に選んだサービスが反映されます」
「何を出すか」は決めてくれない
便利な機能ですが、期待しすぎないほうがいい部分もあります。
おすすめされるのは時刻だけです。内容は自分で考えることになります。
とはいえ、空白の画面を前にするより、枠が置いてあるほうが着手しやすいのは確かです。「この枠を埋める」という形になれば、作業が具体的になります。
カレンダーが見せるのはいつ出すかだけです。中身の計画は別に持つ必要があります。
逆に言えば、空いている日がひと目で分かるので、埋める作業には向いています。
週の始まりを日曜か月曜か選べる
細かいですが、毎日見る画面なので効いてきます。
公式の説明です。「週の始まりを日曜だと考える人もいれば、月曜を好む人もいます。カレンダーの週表示で、どの曜日を最初に表示するかは、Preferencesで変更できます」
設定の場所
- ダッシュボードの左下のプロフィールのアバターをクリックする
- ドロップダウンから Settings を選ぶ
- 左のパネルで Preferences を選ぶ
- 「Start of Week」の下で、Sunday か Monday を選ぶ
この設定はカレンダーの画面の中ではなく、アカウント全体のPreferencesにあります。カレンダーを見ながら切り替えられるわけではないので、最初に決めておくほうが手間がかかりません。
この設定は、カレンダーの見え方と、投稿目標が集計される区切りの両方に効きます。つまり、週の始まりを変えると「今週あと何本」という数え方まで変わります。運用を始める前に一度決めて、あとは動かさないほうが、数字の比較がしやすくなります。
業務の区切りに合わせる
日本の業務では、月曜始まりのほうが馴染みます。週次の計画を立てるなら、作業の週と、カレンダーの週を揃えておくほうが数えやすくなります。
逆に、週末に集中的に投稿するアカウントなら、日曜始まりのほうが土日が分断されません。
設定は一度きりなので、運用を始める前に決めておいてください。
月曜始まりで仕事をしているなら、カレンダーもそう設定しておく。週次の振り返りと画面の並びが揃います。
数えやすさが変わります。
絞り込みは3種類
カレンダーには、表示を絞る手段が3つ用意されています。
カレンダーの3つのフィルタ
いずれもタスクバーのドロップダウンから選ぶ
チャンネルで絞る
公式の説明です。「カレンダーの新機能のひとつが、1つまたは複数のソーシャルチャンネルのコンテンツを、まとめて見て計画できることです」
操作は「タスクバーの All Channels ドロップダウンメニューをクリックして、好みの表示になるまでソーシャルチャンネルを選択または選択解除する」だけです。
複数のクライアントを扱っているなら、この絞り込みが基本の使い方になります。
チャンネルが多いほど効きます。1つに絞って眺めると、そのチャンネルの偏りが見えます。
投稿タイプで絞る
公式が挙げている選択肢は5つです。All Posts、Drafts、Sent Posts、Scheduled Posts、Pending Approval。
実務で効くのはPending Approval(承認待ち)です。承認が止まっている投稿が、どの日付に刺さっているかが一目で分かります。
公開日が近い承認待ちから処理する、という優先順位の付け方ができます。
リールだけ、ストーリーズだけ、という見方ができます。形式ごとの本数を確認したいときに使えます。
タグで絞る
公式の記載です。「Tags(旧Campaigns)機能を使ってコンテンツを整理している場合、タグごとに表示を切り替えることもできます」
キャンペーン単位で投稿を組んでいるなら、そのタグだけを表示して、期間中の密度を確認するという使い方ができます。
キャンペーン単位で束ねておけば、その期間の投稿だけを並べて確認できます。複数チャンネルにまたがる施策で効きます。
裏を返すと、タグを付けていない投稿は、この絞り込みには出てきません。施策の密度を見るためにタグで絞ったのに、実際より少なく見えることがあります。タグは投稿を作るときに付ける運用にしておかないと、あとからまとめて付け直す作業が発生します。
作成・編集・削除。日時だけならドラッグで動かす
カレンダーの上で作業が完結します。公式の記載です。
「キューに戻ることなく、カレンダー表示から直接、投稿の作成、編集、削除ができます」
カレンダーの画面から、そのまま投稿を扱えます。操作ごとに効き方が違うので、順に見ていきます。
作成
2つの入口があります。「タスクバーの右上にある +New Post ボタンをクリックするか、予約したい時刻と日付をクリックします」
後者が便利です。日付と時刻をクリックすれば、その時刻が入った状態でコンポーザーが開きます。時刻を手で入力する手間がなくなります。
公式は、作成後の見え方まで説明しています。「コンポーザーが表示されるので、好みのソーシャルチャンネルを選び、コンテンツを作成し、投稿を予約します。そこから、新しく作成した投稿が、指定した日付のカレンダーに表示されるのが見えます」。作って、その場で配置を確認できる、という流れです。
編集
内容を直す場合の手順です。「投稿のテキストやメディアファイルを更新するには、カレンダーでその投稿をクリックし、鉛筆アイコンを選びます。投稿のプレビューが開くので、必要な変更を加えて Save を押します」
ここで開くのはプレビューです。投稿の一覧に戻る必要はありません。カレンダー上で「この日の投稿、内容が古いかもしれない」と思ったら、その場でクリックして確かめられます。
開いてから直すので、内容の変更はここで完結します。
日時だけ変えるならドラッグ
ここが効きます。公式の記載です。
「投稿を更新するのではなく、日時を変更するだけでよい場合は、ドラッグ&ドロップで新しい日付と時刻へ簡単に移動できます」
投稿を開く必要がありません。カレンダー上で掴んで動かすだけです。
「今週は投稿が前半に固まっているので、2本を後半にずらす」といった調整が、数秒で終わります。カレンダーを使う最大の理由がここだと言ってもいいでしょう。
開かずに動かせるので、予定の組み替えが速くなります。
削除
手順は「投稿にカーソルを合わせて、3つの点をクリックし、Delete を選ぶ」です。
削除だけは、ホバーしてから3点を出すという操作になります。クリックして開くと編集の画面になるので、消したいときは開かずにカーソルを合わせてください。
予約投稿の並べ替えや停止の考え方はBufferの予約投稿を削除・並べ替え・一時停止する方法で整理しています。
削除は取り消せません。押す前に、開いて中身を確認してください。
作成には権限が要る
公式が注記しています。「カレンダー表示から投稿を作成するには、チャンネルに対する Full Posting Access が必要です」
チームで運用している場合、権限によってはカレンダーから作れません。見ることはできても作れない、という状態があり得ます。
権限がない場合、カレンダーから作れません。設定の問題ではないので、探しても見つかりません。
見えているのに作れない、という状態は自分では直せません。必要なのは Full Posting Access で、付与できるのは管理者だけです。チームに入ったばかりで作成の操作が見当たらないときは、手順を疑う前に、自分の権限を確認してもらってください。
フィルタ中のチャンネルが、勝手に選ばれている
ここが、この記事でもっとも注意してほしい挙動です。公式が注記として置いています。
「カレンダーの Create Post ボタンから投稿を作成するとき、現在カレンダーに表示するようフィルタされているソーシャルチャンネルが、コンポーザーでも事前に選択されていることに気づくかもしれません。その投稿を公開したくないソーシャルチャンネルは、必ず選択を解除してください」
便利さと危うさが同居している
この挙動自体は親切な設計です。クライアントAのチャンネルだけを表示して作業しているなら、作る投稿もAのものである可能性が高い。だから先に選んでおく。
しかし、フィルタを設定したことを忘れていると、意図しないチャンネルに出ます。
とくに危ないのが、フィルタを解除して「All Channels」に戻した状態です。この状態で作ると、接続している全チャンネルが選ばれます。
速く動かせるということは、意図せず動かしてしまう可能性もあるということです。確認してから手を離す習慣が要ります。
公式が「必ず」と書いている
注目したいのは、公式の書き方です。「必ず選択を解除してください」(Make sure to deselect)と、強めの表現を使っています。
ヘルプの文章で「必ず」が出てくる箇所は多くありません。実際に事故が起きていると読むのが自然でしょう。
しかもこの注記は、カレンダーの説明の中では目立たない位置にあります。手順を追って読んでいれば目に入りますが、必要な操作だけ拾い読みすると飛ばします。読み飛ばしても操作はできてしまうというのが、この種の注意書きの厄介なところです。
作るたびに、チャンネル欄を見る
対策は単純です。コンポーザーが開いたら、本文を書く前にチャンネルの選択状態を確認する。
本文を書いてから確認すると、内容に気を取られて見落とします。先に出す先を確定させてから、中身を書くという順番にしてください。
同時投稿の仕組みそのものはBufferで複数SNSに同時投稿する方法で扱っています。予約した瞬間に投稿が別々のものになるため、間違えて出すと1本ずつ消すことになります。
フィルタの状態が引き継がれるので、意図しないチャンネルが選ばれていることがあります。
時刻は自分のタイムゾーンで出るが、公開は正しい時刻
タイムゾーンについても、公式が注記を置いています。長いですが重要なので全文を引用します。
「タイムゾーンについての短い注意:カレンダーは、ブラウザから現在のタイムゾーンを自動検出し、参考として上部のタスクバーに表示します。ソーシャルチャンネルがパソコンとは異なるタイムゾーンに設定されている場合、投稿はあなたの現在のタイムゾーンで表示されますが、正しい時刻に公開されます」
表示はずれるが、公開はずれない
ここが安心できる点です。表示上の時刻が違って見えても、実際には正しい時刻に出ます。
公式は具体例も挙げています。「たとえば、ロンドンのアカウントで午後5時に公開予定の投稿があるとして、私がESTにいる場合、カレンダー上ではその投稿が東部時間の正午に公開される設定として表示されます(これはロンドン時間の午後5時です)」
つまり、同じ瞬間を、見ている人の時計で言い換えているだけです。
見え方の問題であって、実際の公開時刻は設定どおりです。ここを取り違えると、直す必要のないものを直してしまいます。
だから、直さないでください
この仕様で怖いのは、表示を見て「ずれている」と判断し、修正してしまうことです。
正しく設定されているものを直せば、本当にずれます。ロンドン時間の17時に出したい投稿を、カレンダー上の表示に合わせて17時に直すと、ロンドンでは22時になります。
複数のタイムゾーンを扱うなら、カレンダーの時刻は自分の時計での表示だと理解したうえで見る必要があります。
表示に合わせて時刻を変えると、今度は本当にずれます。
そのままにしておくのが正解です。
チャンネルごとのタイムゾーンは見られない
公式が、はっきり書いている制約があります。「カレンダー自体から、各ソーシャルチャンネルが設定されているタイムゾーンを見る方法はありません」
つまり、カレンダーを見ても、その投稿が現地の何時に出るのかは分かりません。確認したければ、チャンネルの設定を別途開くことになります。
なお、全チャンネルの投稿を一覧で見る画面にも似た仕様があります。詳しくはBufferのチャンネルグループと全チャンネル表示で整理しています。
できないこと:共有・購読・エクスポート・メモ
FAQに、できないことが3つ挙がっています。導入前に知っておくべき内容です。
カレンダーでできないこと
クライアントに予定を見せる運用には、いまのところ向かない
共有も購読もできない
公式の回答です。「現時点では、カレンダーを他の人と共有したり、他の人が購読できるようにしたりすることはできません。チームの組織の外にいる関係者とコンテンツを共有する機能は、私たちのチームで検討しており、探っているところです」
つまり、クライアントに「来月の予定です」とカレンダーのリンクを送る、ということはできません。
代替として公式が挙げているのは、Teamプランならメンバーを招いて、権限を設定したうえでカレンダーを見せるという方法です。ただしこれは組織の中に入れることになります。
予約投稿はエクスポートできない
公式の回答です。「Bufferは現在、予約投稿の直接のエクスポートに対応していません。ただし、Zapierを使ってBufferをGoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートといったツールと連携させ、予約投稿を共有可能な形式に自動で追加することはできます」
クライアント向けに予定表を出す必要があるなら、Zapier経由でスプレッドシートに流すのが現実的な手段になります。
なお、公開済みの投稿については別です。公式は「有料プランでは、Analyzeタブからキャプションとパフォーマンス指標をCSVファイルとしてエクスポートできます」としています。
ただし、ここで言うAnalyzeは2026年10月7日に終了した旧分析ダッシュボードです。後継のInsightsにもエクスポートがあり、公式は「CSV、Markdown、PDFのエクスポートは有料プランで利用できます」としています。移行の全体像はBufferが対応しているSNS一覧で整理しています。
メモは書けない
公式の回答です。「現在、カレンダーにメモを追加することはできません。将来カレンダーのメモ機能への対応を見たい場合は、機能リクエストのボードでこの提案に投票できます」
「この日は祝日」「この週はキャンペーン期間」といった注記を、カレンダー上に置けません。
こうした情報が必要なら、Bufferの外に計画表を持つことになります。Bufferのカレンダーは、予定された投稿を見る場所であって、計画そのものを置く場所ではない、と考えてください。
カレンダーが空に見えるときの確認順
最後に、トラブルへの対処です。公式のFAQに、確認すべき項目が並んでいます。
「接続しているチャンネルが3つ以下の場合、空の週は空白のカレンダーではなく、おすすめの投稿枠が表示されます。自分の予約投稿が表示されるはずなのにカレンダーの様子がおかしい場合は、フィルタを確認し、正しい週やチャンネルが選択されているか確かめてください。Teamプランに参加している場合は、正しい組織が選択されているか確認してください」
確認の順番
- フィルタが効いていないか(チャンネル・投稿タイプ・タグの3つ)
- 見ている週や月が正しいか(先の週を見ていないか)
- 組織の選択が正しいか(複数の組織に属している場合)
上から順に潰してください。1つ目がもっとも多く、3つ目がもっとも見落としやすいという並びです。どれも設定を確認するだけなので、投稿が消えたと慌てて作り直す前に、この3つを見てください。
3つとも数十秒で確認できます。「投稿が消えた」と思った時点で作り直すと、あとから元の投稿が出てきて二重になります。先にこの3つを潰してから、作り直すかどうかを決めてください。
フィルタは残り続ける
いちばん多いのは、1つ目だと考えられます。フィルタは、設定したあと自分で戻さない限り残ります。
前回クライアントAだけを表示して作業した。次に開いたとき、Aの投稿しか出ていない。投稿が消えたのではなく、隠れているだけです。
この状態は、前の章で扱った「フィルタ中のチャンネルが事前選択される」問題とも直結します。フィルタを掛けたまま作業を終えないことが、両方の対策になります。
画面を離れても解除されないので、次に開いたときも絞り込まれたままです。投稿が見当たらないときは、ここを疑ってください。
組織の取り違えは見落としやすい
3つ目の「組織」は、Bufferの構造に関わる単位です。複数の組織に属していると、切り替えを忘れたまま見ていることがあります。
組織の仕組みについてはBufferでチャンネルが「Unavailable」になる理由で詳しく扱っています。チャンネルが見当たらないという症状も、同じ原因で起きます。
複数の組織に所属している場合、どちらを見ているかが画面に大きく出ません。探している投稿が別の組織にある、という形で気づくことになります。
まとめ
Bufferのカレンダーについての要点です。
- カレンダーは見るだけでなく、作成・編集・削除ができる画面
- 日時だけ変えるならドラッグ&ドロップで動かせる
- 表示はWeekとMonth。月表示は最大5,000件まで
- 接続チャンネルが3つ以下なら、空の週におすすめの投稿枠が出る(週に最大3つ)
- 週の始まりは日曜か月曜を選べる(Settings → Preferences)
- 絞り込みはチャンネル・投稿タイプ・タグの3種類
- カレンダーから投稿を作るには Full Posting Access が必要
- 🔴 フィルタ中のチャンネルが、新規作成時に事前選択される。公式が「必ず選択を解除してください」と書いている
- 🔴 時刻は自分のタイムゾーンで表示されるが、公開は正しい時刻に行われる。直さないこと
- カレンダーからは、各チャンネルのタイムゾーンを見られない
- 共有・購読・予約投稿のエクスポート・メモは、いずれも非対応
- 空に見えるときは、フィルタ → 週や月 → 組織の順に確認する
カレンダーの価値は、ドラッグで日時を動かせることに集約されます。投稿の密度を見て、その場で散らす。この操作ができるかどうかで、運用の手間が変わります。
よくある質問(FAQ)
カレンダーはどこから開きますか
公式には「公開のダッシュボードの右上にある Calendar をクリックすると、カレンダーに移動できます」と記載があります。WeekとMonthを切り替えて表示できます。
月表示に投稿が全部出ません
上限があります。公式には「Bufferの月表示では、最大5,000件の投稿を見られます」と記載があります。それを超える場合は、週表示にするか、ソーシャルチャンネルで絞り込むよう案内されています。
カレンダーから投稿を作れますか
作れます。タスクバー右上の「+New Post」ボタン、または予約したい時刻と日付をクリックします。ただし公式には「カレンダー表示から投稿を作成するには、チャンネルに対する Full Posting Access が必要です」と記載があります。
意図しないチャンネルに投稿されてしまいました
フィルタが影響している可能性があります。公式には「現在カレンダーに表示するようフィルタされているソーシャルチャンネルが、コンポーザーでも事前に選択されていることに気づくかもしれません。その投稿を公開したくないソーシャルチャンネルは、必ず選択を解除してください」と記載があります。
予約した日時をずらすには
ドラッグ&ドロップで動かせます。公式には「投稿を更新するのではなく、日時を変更するだけでよい場合は、ドラッグ&ドロップで新しい日付と時刻へ簡単に移動できます」と記載があります。投稿を開く必要はありません。
カレンダーの時刻がチャンネルの設定と違います
仕様です。公式には「ソーシャルチャンネルがパソコンとは異なるタイムゾーンに設定されている場合、投稿はあなたの現在のタイムゾーンで表示されますが、正しい時刻に公開されます」と記載があります。表示に合わせて修正すると、かえってずれます。
チャンネルごとのタイムゾーンを確認できますか
カレンダーからはできません。公式には「カレンダー自体から、各ソーシャルチャンネルが設定されているタイムゾーンを見る方法はありません」と記載があります。チャンネルの設定を別途開いて確認してください。
カレンダーをクライアントに共有できますか
できません。公式には「現時点では、カレンダーを他の人と共有したり、他の人が購読できるようにしたりすることはできません」と記載があります。Teamプランならメンバーとして招く方法があります。
予約投稿をエクスポートできますか
直接はできません。公式には「Bufferは現在、予約投稿の直接のエクスポートに対応していません」とあり、代わりにZapierでGoogleカレンダーやGoogleスプレッドシートと連携する方法が案内されています。
カレンダーが空に見えます
まずフィルタを確認してください。公式は「フィルタを確認し、正しい週やチャンネルが選択されているか確かめてください。Teamプランに参加している場合は、正しい組織が選択されているか確認してください」としています。なお接続チャンネルが3つ以下なら、空の週にはおすすめの投稿枠が表示されます。