
扱うチャンネルが増えてくると、投稿のたびに毎回チェックを入れ直すのが面倒になります。どの投稿がどこで待っているのかも、把握しづらくなります。
Bufferには、この2つに対応する機能があります。チャンネルグループと、All Channelsビューです。
ただし、それぞれに知っておくべき制約があります。グループはチームと共有できません。そして一覧の時刻は、チャンネルごとの設定ではなくパソコンの時刻で表示されます。
この記事では、Buffer公式ヘルプセンターの記載をもとに、2つの使い分けと、つまずきやすい点を整理します。
※ 本記事の内容は2026年9月時点でBuffer公式ヘルプセンターに記載されている内容を確認して書いています。
結論:2つの道具は、役割がまったく違う
名前が似ているので混同しやすいのですが、使う場面が別です。
2つの機能の役割
前者は入口、後者は管理。グループは有料プランの機能
入口を短くするか、全体を見渡すか
チャンネルグループは、投稿を作る瞬間に効きます。公式の説明です。
「チャンネルグループを使うと、接続済みのソーシャルチャンネルを、自分で決めたグループに整理できます。これらのグループはあなただけに見えるもので、特に複数のブランドやコンテンツの種類を管理している場合に、公開のワークフローを効率化できます」
一方All Channelsビューは、作ったあとに効きます。公式の説明です。
「All Channelsビューは、複数のチャンネルにまたがるすべてのコンテンツを、1か所で見るための簡単で効率的な方法です。予約投稿、下書き、承認待ちの投稿、そして公開済みの投稿を、すべて1つのダッシュボードから見られます」
どちらが先に必要になるか
運用の規模で、必要になる順番が変わります。
チャンネルが3つ4つのうちは、毎回チェックを入れても大した手間ではありません。グループが効いてくるのは、ブランドや案件が複数に分かれてきてからです。
一方、All Channelsビューは早い段階から役に立ちます。予約投稿が1件も出ていないことに気づけるのは、横断で見ているときだけだからです。
順番をつけるなら、All Channelsビューを先に開く習慣をつけ、グループはチャンネルが2桁に近づいてから作るという形になります。グループは後から作っても作り直しの手間がほとんどかかりません。一方で、横断のビューを見ていない期間に止まっていた投稿は、あとから取り戻せません。
チャンネルグループは有料プラン。しかも自分にしか見えない
使う前に確認しておくべきことが2つあります。
ひとつはプランの条件、もうひとつは見える範囲の条件です。とくに後者は、チームで同じグループを共有できると思い込んだまま運用を設計すると、「自分の画面にはあるのに、メンバーの画面には無い」という形で食い違います。どちらも作る前に知っておくべき内容なので、順に確認します。
有料プランの機能である
公式は、機能の説明の直後にこう書いています。「この機能は、私たちの有料プランでご利用いただけます」
無料プランでは使えません。もっとも、無料プランは同時に使えるチャンネル数が限られているため、グループ分けの必要性も低くなります。プランごとの違いはBufferの料金プラン徹底解説で整理しています。
無料プランでは使えません。公式はプランの条件としてだけ書いていて、画面にどう出るかまでは触れていません。手順どおりに進めても先に進めない場合は、操作ではなくプランを疑ってください。無料プランは同時に使えるチャンネル数そのものが限られているため、グループで束ねる必要が出てくる規模には、そもそも届きません。
チームと共有できない
こちらが重要です。公式のFAQに、明確な回答があります。
「チームの一員である場合、自分のチャンネルグループは組織全体で使えますか。チームとチャンネルグループを共有できますか」という問いに対して、「現時点では、あなたが作成したチャンネルグループは、あなただけが利用できます。チームには表示されず、他の人と共有することもできません」と書かれています。
つまり、グループはチームの運用ルールにはできません。個人の作業を速くするための道具です。
チーム運用では、期待を合わせておく
ここを知らないと、認識のずれが起きます。
たとえば「クライアントAのチャンネルをグループにまとめておいたので、そこに出してください」と伝えても、相手の画面にそのグループはありません。相手は自分で作る必要があります。
チームで同じまとまりを使いたいなら、グループの中身を文章で共有することになります。「クライアントAは、このFacebookページとこのInstagram」というリストを、Bufferの外に置いておく形です。
各自がそのリストを見て、自分のグループを作る。手間はかかりますが、現状はこれしかありません。
作り方と、消したときに何が起きるか
作るのは簡単ですが、消したときの挙動を知らないと驚くことになります。順に見ていきます。
先に結論を書いておくと、グループを削除してもチャンネル自体は消えません。グループはあくまで選び方の束ねであって、チャンネルの所属を書き換えるものではないからです。取り返しのつかない操作ではないので、分け方に迷ったら、いったん作って使ってみるほうが早く決まります。
作成の手順
- ダッシュボードの左下のプロフィールのアバターをクリックする
- ドロップダウンから Settings を選ぶ
- 左サイドバーの「Features」セクションの中の Channel Groups をクリックする
- 青い + New Channel Group ボタンをクリックする
- グループに名前を付けて、入れたいチャンネルを選ぶ
- Save をクリックして完了
編集と削除も同じ場所です。公式によると、名前の隣の鉛筆アイコンで編集、ゴミ箱アイコンで削除できます。
グループを消しても、チャンネルは消えない
ここは安心してよい点です。公式が明記しています。
「これらの変更は、接続済みのチャンネルには影響しません。あくまで、あなたの都合でどうグループ分けされているかが変わるだけです」
つまり、グループの作成・編集・削除は、接続そのものに一切触りません。間違えて消しても、チャンネルは無事です。
チャンネルを外す操作は、キューの投稿や分析が消える重い操作です。それとは別物だと分かっていれば、気軽に整理できます。チャンネルを外す場合の影響はBufferのチャンネルを外す方法で整理しています。
同じチャンネルを複数のグループに入れられる
公式のFAQに、この回答があります。「同じチャンネルを複数のグループに追加できますか」に対して「はい。1つのチャンネルは、通常、複数のグループに含めることができます」です。
これが効くのは、切り口を分けたいときです。
たとえば、ブランド別のグループと、内容別のグループを両方作る。「クライアントA」というまとまりと、「お知らせを出す先」というまとまりに、同じチャンネルが入ります。
排他的に分ける必要がないので、目的ごとにグループを作るという考え方ができます。
投稿画面での使い方。Xだけ注意が出る
作ったグループは、投稿を作るときに使います。公式の説明です。
「チャンネルグループを設定したら、投稿を作成するときに、コンポーザーの上部でそれを選んで直接使えます」
グループを選ぶだけでチャンネルがまとめて入りますが、1つだけ例外があります。
選ぶと全部にチェックが入る
手順は3段階です。
まず、コンポーザーの上部の「+ Channels」ボタンをクリックします。すると、公式によれば「チャンネルグループの一覧が、グループ内のチャンネル数とともに表示されます」。
グループを選ぶと、「グループ内のすべてのチャンネルが既定で選択されます」。そのうえで「その投稿に含めたくない個別のチャンネルは、選択を外すことができます」。
つまり、まとめて選んでから、要らないものを外すという流れです。1つずつ足していくより速くなります。
全部外したい場合は Unselect All があります。
Xを含むグループでは、別々に予約することになる
ここが実務上の注意点です。公式の記載です。
「同時に複数のアカウントへの公開を許可していないネットワーク(たとえばX/Twitter)の場合、別々に投稿を予約するようにという案内の注記が表示されます」
Xは、複数アカウントへの同時投稿ができません。したがって、Xのアカウントを2つ以上含むグループを作っても、一度に両方へは出せません。
グループを選んだ時点で注記が出るので、その場で気づけます。ただし、グループを作る時点でこの制約を知っておくと、設計が変わります。
Xのアカウントが複数ある場合は、グループを分けるか、Xだけ別に扱うと決めておくほうがスムーズです。Xの仕様はBufferでXを使うで整理しています。
同じ文面を全部に出すことの是非
グループは便利ですが、全部に同じ内容を出すのが正しいとは限りません。
SNSごとに文字数も、リンクの扱いも、反応する時間帯も違います。グループで一度に選べるからといって、そのまま同じ文面を流すと、どこかで不自然になります。
公式が用意しているのも「既定で全選択、あとから外せる」という形です。外すことが前提に入っていると読むのが自然でしょう。同時投稿の考え方はBufferで複数SNSに同時投稿する方法で扱っています。
グループが空に見えるときの3つの原因
公式のFAQに、この症状への回答があります。「新しく作ったチャンネルグループが空で表示されるのはなぜですか」
答えは「選択されたチャンネルが、あなたにとってもうアクセスできなくなっている場合、グループが空に見えることがあります」です。そして原因が3つ挙げられています。
グループが空になる3つの原因
3つとも、原因はグループ側ではなくチャンネル側にある
グループを作り直しても直らない
3つとも、共通しているのはチャンネルが見えなくなったということです。グループの設定が壊れているわけではありません。
だから、グループを削除して作り直しても、同じチャンネルは選べません。直すべきはアクセス権のほうです。
公式も「これを直すには、利用できるチャンネルをグループに追加し直してみてください。あるいは、組織の一員であれば、チームの管理者に現在のアクセス権限を確認してください」と書いています。
やるべきことは、グループをいじることではありません。そのチャンネルが自分のアカウントから見える状態かどうかを、Channelsページで先に確かめてください。見えていないなら、SNS側の権限を戻すか、管理者にアクセス権を付け直してもらうのが先です。見えるようになってからグループに追加し直す、という順番になります。
組織という単位が関わってくる
3つ目の原因は、Bufferの「組織」という単位に関わります。
自分が所属していた組織から外れると、その組織のチャンネルは見えなくなります。グループにそのチャンネルが入っていれば、そこだけ空きます。
組織の仕組みについてはBufferでチャンネルが「Unavailable」になる理由で詳しく扱っています。
複数の組織に入っている場合は、いま開いている組織がどれかで、一覧に出るチャンネルが変わります。グループの中身が急に減ったように見えたら、まず組織を切り替えて確かめてください。設定が消えたのではなく、別の組織の画面を見ているだけということがあります。
All Channelsビューは、状態ごとに横断で見る場所
ここからは、もうひとつの機能です。
開き方は簡単で、公式によれば「All Channelsビューにアクセスするには、ウェブダッシュボードの左サイドバーの Publish をクリックします」。
チャンネルを1つずつ開かずに、状態でまとめて見られます。
4つのタブで状態を切り替える
公式は、上部のタブについてこう説明しています。「All Channelsビューの上部のタブで、異なる状態の投稿を切り替えられます(下書きの投稿、承認待ちの投稿、予約済みの投稿、公開済みの投稿など)」
4つのタブ
チャンネルごとに開いて回らずに済む
使い分けの目安は、見たいものが「これから出るもの」か「もう出たもの」かです。抜けを探すならQueue、書きかけを拾うならDrafts、止まっている承認を探すならApprovals、実績を数えるならSentという対応になります。チャンネルを1つずつ開いて回る作業が、タブの切り替えに置き換わるのがこのビューの値打ちです。
承認作業が1か所で終わる
公式が挙げている利点が具体的です。「つまり、すべてのチャンネルの予約投稿の一覧を一度に見ることも、チームメンバーの投稿をすべて1か所で承認することもできます(それぞれのキューを個別に見る必要がありません)」
チームで承認フローを回している場合、これは効きます。承認漏れは、見に行く場所が多いほど起きます。
承認待ちがどこかのチャンネルに1件だけ残っている、という状態は、個別に開いて回っていると気づけません。Approvalsタブを開く習慣にすれば、その見落としが消えます。
チャンネルとタグで絞り込める
一覧が多すぎる場合は、絞り込みができます。公式の例が実務的です。
「たとえば、複数のクライアント(クライアントA、クライアントB、クライアントC)のLinkedInとFacebookのページを管理している場合、ドロップダウンでクライアントAのFacebookページとInstagramアカウントを選べば、それらのチャンネルのコンテンツだけが表示されます」
タグでの絞り込みもあります。「タグでコンテンツを整理している場合、タグごとに表示を切り替えられます」
時刻はパソコンのタイムゾーンで表示される
ここが、この記事でもっとも注意してほしい点です。公式が注記として置いています。
「知っておくとよいこと:All Channelsビューの右上に表示されるタイムゾーンは、各チャンネルに設定されたタイムゾーンに関係なく、常にあなたのパソコンの現在のタイムゾーンに従って投稿を表示します」
チャンネルごとの設定は反映されない
Bufferでは、チャンネルごとにタイムゾーンを設定できます。海外向けのアカウントを現地時間で運用する、といった使い方ができます。
しかし、All Channelsビューの一覧は、その設定を無視してパソコンの時刻で並べます。
つまり、現地時間の朝9時に予約した投稿が、日本のパソコンで見ると深夜に並んでいる。こういう見え方になります。
海外向けのアカウントを現地時間で回している場合、この一覧だけを見て時刻を判断すると間違えます。実際に何時に出るのかは、チャンネルごとの画面で確かめてください。All Channelsビューは、抜けや偏りを見つけるための場所で、時刻を確定させるための場所ではありません。
「時間がずれている」と思って直さない
これを知らないと、事故が起きます。
一覧を見て「予約時刻が間違っている」と判断し、直してしまう。その結果、本当にずれた時刻になります。
直す前に、そのチャンネルのタイムゾーン設定を確認してください。一覧の表示と、実際の公開時刻は、別のものとして扱う必要があります。
この点については、カレンダー機能の説明のほうに、はっきりした記載があります。「ソーシャルチャンネルがパソコンとは異なるタイムゾーンに設定されている場合、投稿はあなたの現在のタイムゾーンで表示されますが、正しい時刻に公開されます」
つまり、表示がずれて見えても、公開自体はずれていません。同じ瞬間を、見ている人の時計で言い換えているだけです。カレンダー側の仕様はBufferのカレンダーの使い方で整理しています。
出張や移動でも変わる
「パソコンの現在のタイムゾーン」という書き方にも注意が必要です。
パソコンの設定が自動で切り替わる環境なら、移動しただけで一覧の表示が動きます。投稿の予約は何も変えていないのに、並びが変わって見えます。
海外から確認したときに時刻がおかしく見えたら、まず自分の端末の設定を疑ってください。予約の設定を触る必要はありません。投稿時刻の考え方そのものはBufferのキューと投稿スケジュールの仕組みで整理しています。
タブの挙動には例外がある
タブの名前から想像する内容と、実際に表示されるものが少し違います。公式が4つ挙げています。
いずれも仕様として公式に書かれている内容で、不具合ではありません。ただし知らないまま数えると、「予約が何件入っているか」「下書きが何件残っているか」の数字がずれます。運用の判断に使う数字なので、ここは押さえておいてください。
失敗した投稿はQueueに出る
公式の記載です。「失敗した投稿も、Queueタブに表示されます」
失敗した投稿は、感覚としては「もう終わったもの」です。しかしQueueに残ります。
これは合理的な設計です。失敗した投稿は、再試行するかどうかを決める必要があるため、目に入る場所に置かれています。
裏を返すと、Queueを見て「まだ出ていない投稿」を数えるときは、失敗分が混ざっていることになります。
件数を数えるときは、失敗分を抜いて見る必要があります。「今週はあと5本予約が入っている」と思っていたら、そのうち2本が失敗済みだった、ということが起こります。失敗の通知を受け取る設定にしておけば、数えるより先に気づけます。
期限切れの下書きはDraftsに出る
もうひとつ。「期限切れの下書きも、Draftsタブに表示されます」
期限切れというのは、予約した日時を過ぎてしまった下書きのことです。これもDraftsに残ります。
整理するときは、日時を見て、過ぎているものを先に処理するという手順になります。
放っておくと、出すつもりだった原稿と、もう出さないと決めた原稿が同じ場所に混ざります。月に一度Draftsを開いて、日時が過ぎているものを「出す」か「消す」かに振り分ける。これだけ決めておけば溜まりません。
予約済みの下書きは、両方に出る
ここが一番ややこしい挙動です。公式の記載です。
「予約された下書きは、DraftsタブとQueueタブの両方に表示されます(下書きは、それぞれの投稿の上部にバナーが付いて示されます)」
同じものが2か所に出ます。別々の投稿だと勘違いして、重複して作り直さないように注意してください。
見分ける手がかりも書かれています。下書きには上部にバナーが付くので、Queueタブで見たときにバナーがあれば、それは下書きです。
予約済みの下書きは、Draftsの上に並ぶ
並び順についても説明があります。「下書きが予約されている場合、Draftsタブの一覧では、予約済みの下書きが上部に表示される形で整理されます」
つまり、Draftsタブを開くと、日時が入っているものが上、入っていないものが下になります。
これは便利な仕様です。期日のあるものから処理できます。ただし、下のほうに何か月も放置された下書きが溜まっていく、ということでもあります。定期的に下まで見る習慣があると安全です。
チャンネルを決めていない下書きを拾う「No channels」
最後に、見落とされやすい機能を扱います。
Bufferでは、チャンネルを決めずに下書きを作れます。アイデアだけ書いておいて、出す先はあとで決める、という使い方です。
どのチャンネルにも紐づいていない下書きを探すための仕組みです。
普通のフィルタでは出てこない
問題は、こうした下書きがチャンネルで絞り込むと見つからないことです。どのチャンネルにも属していないからです。
そのための選択肢が用意されています。公式の記載です。「特定のチャンネルに割り当てずに下書きを作成した場合、Channelsフィルタで『No channels』オプションを選ぶと、そのチャンネルの無い下書きだけを見られます」
つまり、チャンネルで絞った画面をいくら眺めても、この下書きは出てきません。「書いたはずの原稿が見当たらない」という事故は、たいていここが原因です。探す場所は、Channelsフィルタの『No channels』です。
Draftsタブでしか使えない
公式は、この選択肢が使える場所も限定しています。
「『No channels』の選択はDraftsタブでのみ利用できます。Queue、Approvals、Sentタブの投稿は、常にチャンネルに属しているためです」
理屈としては当然です。予約や公開の段階では、出す先が決まっていなければ成立しません。チャンネルが無い状態でいられるのは、下書きのうちだけということです。
実務上は、「チャンネル未定の原稿を探すときは、必ずDraftsタブを開いてから絞り込む」と覚えておけば足ります。SentやQueueで同じ項目を探しても出てこないのは、仕様どおりです。
タグのフィルタは同時に使えない
あわせて、注意も書かれています。「『No channels』を選ぶと、適用していたTagsフィルタはクリアされます。チャンネルの無い下書きはタグを持たないためです」
公式はタグの説明のほうでも「タグはチャンネルの無い下書きには適用できません」と繰り返しています。
つまり、タグで整理する運用を取るなら、下書きの段階でチャンネルを決めておく必要があります。あとでまとめてタグ付けしよう、という運用だと、チャンネル未割り当ての下書きが対象外になります。
アイデアを寝かせる場所として使うなら
チャンネル未割り当ての下書きは、アイデアの置き場として便利です。ただし、上で見たとおりタグが付けられず、Draftsタブの「No channels」でしか拾えません。
数が増えると管理しづらくなるので、定期的に「No channels」を開いて棚卸しすると決めておくのが現実的です。
出すと決めたものからチャンネルを割り当てて、タグを付ける。この流れにすれば、置きっぱなしを防げます。
使い方としては、思いついた時点で出し先を決めずに書き留めておき、棚卸しのタイミングでチャンネルとタグを付ける、という二段構えになります。書く判断と、出す判断を分けられるのがこの置き場の利点です。
まとめ
2つの機能についての要点です。
- チャンネルグループは投稿を作るときの道具、All Channelsビューは作ったあとを見る場所
- チャンネルグループは有料プランの機能
- 🔴 グループはチームと共有できない。自分にしか見えず、共有もできない
- グループの作成・編集・削除は接続済みのチャンネルに影響しない
- 同じチャンネルを複数のグループに入れられる
- グループを選ぶと全チャンネルが既定で選択され、個別に外せる
- Xのように複数アカウント同時投稿ができないネットワークでは、注記が表示される
- グループが空になるのは、アクセス権の喪失・チャンネルの削除・組織からの離脱のいずれか
- 🔴 All Channelsビューの時刻は、パソコンのタイムゾーンで表示される。チャンネルごとの設定は反映されない
- 失敗した投稿はQueue、期限切れの下書きはDrafts、予約済みの下書きは両方に出る
- チャンネル未割り当ての下書きはDraftsタブの「No channels」でのみ拾える。タグは付けられない
どちらの機能も、チャンネルが増えてから効いてきます。ただし、タイムゾーンの表示だけは早めに知っておいたほうがいい項目です。知らないまま「ずれている」と判断して直すと、本当にずれるからです。
よくある質問(FAQ)
チャンネルグループはチームで共有できますか
できません。公式には「現時点では、あなたが作成したチャンネルグループは、あなただけが利用できます。チームには表示されず、他の人と共有することもできません」と記載があります。各自が自分で作ることになります。
チャンネルグループは無料プランで使えますか
使えません。公式は「この機能は、私たちの有料プランでご利用いただけます」としています。
グループを削除するとチャンネルも消えますか
消えません。公式には「これらの変更は、接続済みのチャンネルには影響しません。あくまで、あなたの都合でどうグループ分けされているかが変わるだけです」と記載があります。
同じチャンネルを複数のグループに入れられますか
入れられます。公式のFAQに「はい。1つのチャンネルは、通常、複数のグループに含めることができます」と記載があります。ブランド別と内容別を併用する、といった使い方ができます。
グループが空で表示されます
そのチャンネルにアクセスできなくなっています。公式は原因を3つ挙げています。管理者に自分のアクセスを外された、チャンネル自体が削除された、別の組織のチャンネルで自分がその組織に属さなくなった、のいずれかです。
グループにXのアカウントを複数入れられますか
入れられますが、同時には出せません。公式には「同時に複数のアカウントへの公開を許可していないネットワーク(たとえばX/Twitter)の場合、別々に投稿を予約するようにという案内の注記が表示されます」と記載があります。
All Channelsビューはどこから開きますか
公式には「ウェブダッシュボードの左サイドバーの Publish をクリックします」と記載があります。Queue、Drafts、Approvals、Sentの4つのタブで状態を切り替えます。
一覧の時刻がチャンネルの設定と違います
仕様です。公式には「All Channelsビューの右上に表示されるタイムゾーンは、各チャンネルに設定されたタイムゾーンに関係なく、常にあなたのパソコンの現在のタイムゾーンに従って投稿を表示します」と記載があります。予約時刻を直す前に、チャンネル側の設定を確認してください。
同じ投稿がDraftsとQueueの両方に出ています
予約済みの下書きです。公式には「予約された下書きは、DraftsタブとQueueタブの両方に表示されます(下書きは、それぞれの投稿の上部にバナーが付いて示されます)」と記載があります。重複して作り直さないよう注意してください。
チャンネルを決めていない下書きが見つかりません
Channelsフィルタの「No channels」を選んでください。公式には、この選択はDraftsタブでのみ利用できると記載があります。また、選ぶとTagsフィルタはクリアされます。チャンネルの無い下書きにはタグを付けられないためです。