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楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの出店条件|がんばれ!プランの画像容量は1.5GBまででした

ノートパソコンの通販サイト画面と紙袋や箱がソファに並んでいるところ

モールに出るなら、どこにするか。比較記事の多くは、月額と手数料の表で終わります。

ただ、公式ページを開くと、お金以外の条件がいくつも並んでいました。契約の期間、載せられる量、やめるときの扱いです。

この記事では、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonの公式ページから、費用以外の条件を並べます。費用の比較は、この媒体の別の回で扱っています。

費用ではなく、条件で比べます

月額と手数料は、どの比較記事にも載っています。数字なので並べやすいからだと思います。

ただ、公式ページにはそれ以外の条件も書かれていました。始めるまでにかかる時間、契約の期間、登録できる商品の数、画像の容量。

こういう条件は、始めてから効いてきます。とくに、やめたくなったときに効きます。

先に全体を並べます。

費用以外の条件(公式ページより)

楽天市場:全プランが契約期間1年。がんばれ!プランは年間一括払

Yahoo!ショッピング:初期費用0円。申込から開店まで最短約3週間

Amazon:小口出品は月額なし(1商品100円)。「出品プランの解約や変更はいつでも可能です」

出典:楽天市場「出店プランと費用」/Yahoo!ショッピング 出店案内/Amazon「出品にかかる費用」(いずれも)

3社で、拘束の強さがまったく違いました

この3行だけでも、性格の違いが出ています。楽天市場は1年の契約。Amazonはいつでも変えられる。Yahoo!ショッピングはその中間で、初期費用がありません。

始めやすさではなく、やめやすさで並べると順番が変わります。

どれがよいという話ではありません。かける金額が大きいほど、受けられる支援も変わります。ただ、最初に知っておくかどうかで、決め方が変わる部分でした。順番に見ていきます。

楽天市場は、全プランが契約期間1年です

楽天市場の出店プランのページに、3つのプランが並んでいます。月額の下に、支払い方法と契約期間が書かれていました。

3つとも、契約期間は1年です。違うのは支払い方法のほうでした。

いちばん安いプランだけ、払い方が違います。ここが、始めるときの手元のお金に効いてくる部分でした。

月額の数字だけを見ていると、気づきません。

並べます。

楽天市場の3プラン(税別)

がんばれ!プラン 25,000円/月額 年間一括払 契約期間1年

スタンダードプラン 65,000円/月額 半年ごとの2回分割払 契約期間1年

メガショッププラン 130,000円/月額 半年ごとの2回分割払 契約期間1年

全プラン共通:初期登録費用 60,000円

出典:楽天市場「出店プランと費用」

いちばん安いプランが、いちばんまとめ払いです

がんばれ!プランは「ネットショップ運営のご経験が少ない事業者様におすすめ!」と書かれています。始めたばかりの人に向けたプランです。

そのプランが、年間一括払でした。月額25,000円の12か月分になります。上の2つのプランは、半年ごとの2回分割払です。

始めたばかりの人ほど、先にまとめて払う形になっています。ここは、読んだときに意外だった部分でした。

ほかに固定でかかる項目もあります

全プラン共通の料金として、初期登録費用60,000円が書かれています。そして、問い合わせ管理のR-Messeに月額固定費がありました。

がんばれ!プランは3,000円、スタンダードプランとメガショッププランは5,000円です。どちらも税別でした。

ただし、この項目には注記がついています。無料期間中で、終了時期は未定とのことでした。いまは請求されないが、いつかは請求される、という状態です。

商品数と画像容量に、上限があります

同じページに、もう1つ知っておきたい項目がありました。プランごとの上限です。

登録できる商品の数と、画像の容量が決まっています。これは月額の表だけを見ていると気づきません。

がんばれ!プランの数字が、ここでは効いてきます。個人の店なら商品数は問題になりませんが、もう一方は違いました。

写真を増やしていくと、先に届きます。

並べます。

プランごとの上限

がんばれ!プラン 登録可能商品数 10,000商品まで/画像容量 1.5GBまで

スタンダードプラン 登録可能商品数 50,000商品まで/画像容量 100GBまで

メガショッププラン どちらも無制限(初期値は200,000商品と100GB)

出典:楽天市場「出店プランと費用」

1.5GBは、写真を増やすと届きます

商品数の10,000は、個人の店では当分関係ありません。効いてくるのは画像容量のほうでした。

1.5GBという数字は、1枚あたりのファイルサイズで割ると見当がつきます。1枚1MBなら、およそ1,500枚です。 1商品に10枚使うなら、150商品で届く計算になります。

注記にも書かれていました。画像容量の上限に達した場合、以後新しい画像を利用した新規商品ページの登録が難しくなることがある、という内容です。この媒体では商品画像の作り方を別の回で扱っていますが、容量も設計に入る項目でした。

Yahoo!ショッピングは、開店まで最短約3週間

Yahoo!ショッピングの出店案内には、手続きの流れが段階ごとに書かれていました。それぞれにかかる時間も入っています。

冒頭には「オンラインで手続きが完結。最短約3週間で出店可能です」とありました。

ただ、内訳を足してみると、少し印象が変わります。それぞれの段階に幅があるので、上限で足すと長くなります。

4つの段階が並んでいました。

Yahoo!ショッピング 出店の流れ

STEP1 出店申込 20分

STEP2 契約審査 1〜2週間程度

STEP3 ストア構築 2〜3週間程度

STEP4 開店審査〜開店 2〜5営業日程度

出典:Yahoo!ショッピング 出店案内

審査が2回あります

流れを見て気づくのは、審査が2回あることでした。契約審査と、開店審査です。

申込のあとに1〜2週間、店を作ったあとにも2〜5営業日かかります。思い立ってすぐ売り始められる形ではありません。

期間を足すと、1〜2週間、2〜3週間、2〜5営業日。冒頭の最短約3週間は、それぞれの下限に近い場合の話だと読めます。余裕を見るなら、1か月半くらいで考えることになります。

月額の請求は、開店した月から始まります

よくある質問に、請求のタイミングについての項目がありました。「ストアページが公開となる『開店』に至った当月から月額システム利用料をご請求させていただきます」という内容です。

申込をした月からではありません。審査や構築をしている間は、月額がかかりません。

さらに「開店した月の月額システム利用料は日割り計算いたします」とも書かれていました。準備に時間がかかっても、その分の費用は発生しない形です。

2027年からの変更が、予告されています

同じよくある質問に、将来の費用についての記載がありました。この媒体の別の回で、2026年は発生しないと書いた項目です。

そこには続きがありました。いつから、いくらかかるかまで書かれています。

予告されている内容なので、いま出るかどうかを決めるなら知っておく部分でした。1年後には、条件が変わることになります。

そのまま引きます。

「LINEショッピングタブ経由掲載料金」は2026年末までは発生しません。2027年1月よりLINEショッピングタブのカート経由で購入された全注文に対し、商品販売価格(税抜)の2〜4%をご請求いたします。

出典:Yahoo!ショッピング 出店案内 よくある質問

試算の前提も、公式に書かれていました

同じページに費用の試算ツールがあり、その注記に前提が書かれています。ここが、読むときに役立つ部分でした。

「アフィリエイト経由の売上をストア売上の約15%として計算しています」「LINEショッピングタブ掲載経由の売上をストア売上の約1.5%として計算しています」とあります。

アフィリエイトの料率は、全部の売上にかかるわけではありません。 かかるのはアフィリエイト経由の分だけで、その割合を公式が約15%と置いている、という読み方になります。手数料を足し算するときに、ここを混ぜないほうが正確です。

Amazonには、月額のないプランがあります

Amazonの出品にかかる費用のページには、プランが2つ書かれていました。小口出品と大口出品です。

小口出品には月額がありません。商品が売れるたびに100円という形でした。

そして、それぞれがどういう場合に向くかも並んでいます。向き不向きが、点数で示されているのが分かりやすい部分でした。

数字と条件を並べます。

Amazonの2つのプラン

小口出品 100円/商品 +販売手数料 (毎月49点まで商品を販売する場合)

大口出品 4,900円/月(税抜) +販売手数料 (毎月49点以上販売する場合)

販売手数料:「商品カテゴリーによって異なりますが、多くの場合は5%〜15.4%」

出典:Amazon「出品にかかる費用」

小口出品では、できないことがあります

ページには、それぞれのプランが適しているケースも書かれていました。大口出品のほうには、広告を出したい、検索結果の上位や商品詳細ページに商品が掲載されるようにしたい、という条件が挙がっています。

小口出品のほうには「広告を出したり、詳細な出品用ツールを使用したりする予定はない」とありました。月額がない代わりに、使えない機能があります。

毎月49点という数字も目安として書かれています。100円かける49点で4,900円なので、そこで大口出品の月額と並ぶ計算です。

「解約や変更はいつでも可能」と書かれています

プランの説明に、短い1文がありました。楽天市場の契約期間1年と比べると、扱いがまったく違う部分です。

変える場合も、やめる場合も同じ書き方でした。条件がついていないので、読み違える余地がありません。

楽天市場の契約期間1年と並べると、差がはっきりします。

1文なので、そのまま引きます。

この差が、3社を比べたときにいちばん大きいと感じました。

販売される商品ごとに支払われる形態、毎月一定額が支払われる形態を自由に選ぶことができます。出品プランの解約や変更はいつでも可能です。

出典:Amazon「出品にかかる費用」

試してから決める、という順番が取れます

小口出品なら月額がなく、プランの変更もいつでもできます。つまり、まず数点出してみて、売れるようなら大口に変えるという進め方ができます。

楽天市場では、この順番が取れません。契約期間が1年で、がんばれ!プランは年間一括払だからです。始める前に、1年分の判断をすることになります。

どちらがよいという話ではありません。金額が大きいほうには、コンサルタントの支援や楽天大学のような仕組みがついています。ただ、判断の重さが違うことは知っておく部分でした。

入金のサイクルは、Amazonだけ確かめられました

売れたお金がいつ入るかも、条件の1つです。手元の資金に直接効いてきます。

ただ、公開されているページで確かめられたのはAmazonだけでした。残りの2社については、あとでまとめて書きます。

まずは、確かめられたほうから見ます。口座の登録と、振込の間隔が書かれていました。

そこには、口座の登録と振込の間隔が書かれています。

そのまま引きます。

出品用アカウントを設定する際、クレジットカードと銀行口座情報を登録します。Amazonはクレジットカードに料金を請求し、売上は2週間ごとに銀行口座に振り込みます。

出典:Amazon「出品にかかる費用」

手数料は、カードに請求されます

この文でもう1つ読み取れるのが、費用の払い方です。売上から引くのではなく、登録したクレジットカードに請求する形になっています。

つまり、売れていない月でも、大口出品なら4,900円がカードに請求されます。売上と費用が別々に動きます。

楽天市場とYahoo!ショッピングの入金サイクルについては、公開されているページで見つけられませんでした。出店を申し込む前に、問い合わせて確かめる項目になります。

扱えない商材があります

どのモールにも、売れないものの決まりがありました。ここも、出す前に確かめる項目です。

Yahoo!ショッピングのよくある質問に、はっきり書かれていました。扱えないものがあること、そして物販でないものの扱いです。

仕入れる商品が決まっているなら、先に確かめる部分でした。

物販ではないサービス商品についての記述もあります。

引きます。

はい。Yahoo!ショッピングでは、お取扱できない商材がございます。また、物販ではないサービス商品などもお取扱ができません(一部、条件によりお取扱可)。

なお、商品の在庫が確保されていないにもかかわらず商品掲載をおこなう見せかけ販売は禁止します。

出典:Yahoo!ショッピング 出店案内 よくある質問

在庫のない商品を先に載せられません

後半の記述が、始めたばかりの店に関係してきます。仕入れが決まる前に商品ページを作っておく、という進め方ができないことになります。

この媒体では、予約販売や受注生産を別の回で扱う予定です。在庫を持たずに売る形を考えているなら、先にこの決まりを確かめる順番になります。

なお、取扱禁止商材の一覧そのものは、ストア運用ガイドラインという別の資料を見るよう案内されていました。今回はその中身までは開けていません。

比べるときの順番

ここからは公式の記述ではなく、資料を読んで整理した順番です。費用の表を見る前にやることを並べます。

先に決めるのは、1年間続ける覚悟があるかどうかでした。ここで楽天市場が候補に残るかが決まります。

次が、扱う商品が条件に合うかどうかです。売れないものを扱う予定なら、そこで候補から外れます。

そのあとで、やっと費用の比較になります。

比べる順番

1. 1年間の契約を結べるか(楽天市場は全プラン契約期間1年)

2. 扱う商品が、そのモールで売れるものか

3. 開店までの期間に、準備が間に合うか(Yahoo!は審査が2回)

4. 商品数と画像容量の上限に、自分の商品が収まるか

※ここは公式の記述ではなく、自分で整理した手順です

やめるときのことを、先に読んでおきます

始めるときの案内は、どのモールも分かりやすく書かれています。分かりにくいのは、やめるときの条件のほうでした。

Amazonは「解約や変更はいつでも可能です」と書いてあります。楽天市場は契約期間1年と書いてあります。この2つは、同じページに同じ大きさでは書かれていません。

申し込む前に、その部分だけを探して読む。今回やってみて、いちばん役に立った読み方でした。

複数に出すという選択もあります

1つに決める必要はありません。Amazonの小口出品には月額がないので、自分のカートを持ちながら出すこともできます。

ただ、在庫の管理は増えます。同じ商品を2か所に出していると、片方で売れたときにもう片方の数を直すことになります。

この媒体では在庫の扱いを別の回で書いています。増やす前に、1か所で回るかどうかを見ておくほうが安全でした。

まとめと、確認できなかったこと

確かめた内容を並べ直します。3社の公式ページから引いたものです。

そして、確かめられなかったことも書きます。楽天市場とYahoo!ショッピングの入金サイクル、そして出店に必要な書類は、公開されているページで見つけられませんでした。

条件は変わります。とくにYahoo!ショッピングは2027年からの変更が予告されているので、そのときのページを見てください。

確かめたこと

楽天市場は全プラン契約期間1年。がんばれ!プランは年間一括払、初期登録費用60,000円

がんばれ!プランの画像容量は1.5GBまで、登録可能商品数は10,000商品まで

Yahoo!ショッピングは審査が2回。月額の請求は開店した当月から、開店月は日割り

LINEショッピングタブ経由掲載料金は2027年1月より2〜4%

Amazonは小口出品なら月額なし。「出品プランの解約や変更はいつでも可能です」。売上は2週間ごとに振込

確認できなかったこと

楽天市場とYahoo!ショッピングの入金サイクル。公開されているページで見つけられませんでした

出店の申込に必要な書類。3社とも、具体的な一覧を見つけられませんでした

取扱禁止商材の具体的な一覧。別の資料を見るよう案内されていましたが、今回は開けていません

個人事業主でも出店できるかどうかの明記。3社とも、はっきり書かれたページを見つけられませんでした

※楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonの公式ページを確認したものです。条件と料金は変わります。

よくある質問

楽天市場は途中でやめられますか

出店プランのページには、3つのプランすべてに「契約期間 1年」と書かれています。がんばれ!プランは「年間一括払」、スタンダードプランとメガショッププランは「半年ごとの2回分割払」です。途中でやめる場合の扱いについては、このページには書かれていませんでした。申し込む前に確かめる項目になります。なお、初期登録費用は全プラン共通で60,000円(税別)です。

Amazonは月額なしで始められますか

小口出品なら月額はかかりません。商品ごとに100円と販売手数料という形です。ただし、適しているケースとして「毎月49点まで商品を販売する」「広告を出したり、詳細な出品用ツールを使用したりする予定はない」と書かれています。大口出品は月額4,900円(税抜)で、広告を出したい場合や検索結果の上位に掲載されるようにしたい場合が挙げられています。プランの解約や変更はいつでも可能とされています。

Yahoo!ショッピングは申し込んでからどれくらいで開店できますか

出店案内には「オンラインで手続きが完結。最短約3週間で出店可能です」とあります。内訳は、出店申込20分、契約審査1〜2週間程度、ストア構築2〜3週間程度、開店審査〜開店2〜5営業日程度です。審査が2回あります。なお、月額システム利用料は「ストアページが公開となる『開店』に至った当月から」請求され、開店した月は日割り計算されると書かれています。

がんばれ!プランの画像容量1.5GBは足りますか

扱う商品の数と、1商品あたりの写真の枚数によります。1枚1MBなら、およそ1,500枚の計算です。1商品に10枚使うなら150商品ほどで届きます。ページの注記には「画像容量の上限に達した場合、以後新しい画像を利用した新規商品ページの登録が難しくなることがございます」と書かれています。スタンダードプランは100GBまでなので、そこで差が大きく開きます。

在庫がない商品を先に載せてもいいですか

Yahoo!ショッピングのよくある質問には「商品の在庫が確保されていないにもかかわらず商品掲載をおこなう見せかけ販売は禁止します」と書かれています。仕入れが決まる前に商品ページを作っておく、という進め方はできないことになります。予約販売や受注生産のように在庫を持たずに売る形を考えているなら、先に各モールのガイドラインを確かめてください。

申し込む前に、やめるときの条件だけを探して読む

始めるときの案内は、どこも分かりやすく書かれています。分かりにくいのは、やめるときのほうでした。

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