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UTAGEの継続課金|止めたつもりで止まっていない。2段階の確認と、年払いの日付ズレ

配管に並んだ色分けされたバルブ。止める場所が複数あるイメージ

継続課金や分割払いを売っていると、必ず「止める」「カードを変える」という運用が発生します。

UTAGEの管理画面から操作できますが、UTAGE側で止めただけでは「止まった」と判断できません。

公式マニュアルは、停止手順を2つのステップに分けています。そして2つ目に「必ずご確認ください」と書いています。

結論:止めるのは2段階

公式が示す手順は次の2段階です。

ステップ やること
Step1 UTAGE側で停止する。ステータスが「解除済み」になるのを確認
Step2 決済代行会社の管理画面で、停止されているかを確認

Step2の見出しには「(必ずご確認ください)」と書かれています。省略できる確認ではない、という位置づけです。

見るべきステータスは会社で違う

公式が挙げている確認先を整理します。

  • UnivaPay:管理画面 > 定期課金 > メールアドレスで検索 > ステータスが「一時停止」になっているか
  • Stripe:管理画面 > 支払い > メールアドレス検索 > サブスクリプションのステータスが「キャンセル済み」になっているか

UnivaPayは「一時停止」、Stripeは「キャンセル済み」です。表示される言葉が違うので、片方の感覚で見に行くと「止まっていない」と誤解します。

UnivaPayで「一時停止」と出ていれば、それが正常な停止状態です。

なお、この確認作業はUTAGEの決済代行会社で書いたとおり、決済代行会社側の管理画面の操作なのでUTAGEサポートの対象外です。手順が分からなければ各社に聞くことになります。

停止の手順と、絞り込みをする理由

UTAGE側の操作手順です。継続課金も複数回・分割払いも流れは同じです。

手順

ファネル > ファネル名 > 売上 > 複数回・分割払い一覧(継続課金なら継続課金一覧)を開きます。

表示条件一覧の「メールアドレス」欄に該当者のアドレスを入力して、【絞り込み】を押します。

一覧に出た該当者の右端【︙】から【停止】を押し、ポップアップで「OK」を押します。

ステータスが「解除済み」になっていることを確認します。そのうえでStep2へ進みます。

絞り込みを飛ばしてはいけない

公式が、絞り込みについて注意を書いています。

すべての複数回・分割払いが表示されている状態で選択すると、間違って他の方を停止してしまう操作ミスに繋がる恐れがあるため、メールアドレス検索をしてから以下の停止操作をするのが推奨です

一覧の中から目視で探すと、行を間違えます。止めるべきでない人の課金を止めると、その人への提供は続くのに入金だけが止まります。

しかも、UTAGEのオペレーター権限で書いたとおり、UTAGEには行動ログが残りません。誰がいつ誤操作したかを後から追えないので、手順の側で防ぐしかありません。

絞り込んでから止める。これを毎回やってください。

課金サイクルの意味が会社で違う

年払いの課金日は、会社によって意味が違う UnivaPay 毎年同日 2026/4/1 1年目 › 2027/4/1 2年目 › 2028/4/1 3年目 AQUAGATES 365日毎 2026/4/1 1年目 › 2027/4/1 2年目 › 2028/3/31 3年目 365日ごとだと、うるう年をまたぐと1日前倒しになる 日付の計算は当サイトの推定。公式は「365日毎」とだけ書いている

継続課金を作るとき、課金サイクルで「毎月」「毎年」を選びます。ここで「毎月同日」なのか「30日ごと」なのかが気になります。

公式の回答は「ご利用の決済代行会社によります」です。そして会社ごとの表が示されています。

決済代行会社 毎月 毎年
UnivaPay 毎月同日 毎年同日
AQUAGATES 毎月同日 365日毎

AQUAGATESの年払いだけ「365日毎」です。毎年同日ではありません。

何が起きるか

365日ごとに課金されるということは、うるう年をまたぐと課金日が1日ずつ前にずれる計算になります。(この計算自体は公式の記載ではなく、「365日毎」という条件からの推定です)

年払いの商品を長く運用すると、「毎年この日に請求が来る」という案内が少しずつ実態とずれていきます。請求書の日付を固定で書いている場合は、注意が必要です。

StripeとテレコムクレジットはUTAGEの管轄外

公式は、この2社について別の扱いをしています。

  • Stripe:Stripe管理画面側で継続課金商品を作るため、請求期間の仕様はStripeのドキュメントを参照するか、Stripeに問い合わせる
  • テレコムクレジット:テレコムクレジット側で商品を作るため、申請時の課金サイクルを確認する

継続課金商品をどちら側で作るかによって、仕様の持ち主が変わります。UTAGE側で作る会社と、決済代行会社側で作る会社があるためです。

カード情報変更URLの渡し方

カードの有効期限が切れた、カードを変えた。こういう連絡が来たときの対応です。

取得場所

ファネル > 売上 > 継続課金一覧(または複数回・分割払い一覧)で該当者の右側【︙】から【カード情報変更URL】を押します。

取得したURLをお客様に案内します。お客様は決済時のメールアドレスを入力すると、カード情報の入力画面に進めます。

こちらでカード番号を預かる必要がありません。URLを渡すだけで完結します。

AQUAGATESだけUTAGEから取得できない

公式の記載です。

AQUAGATESの場合、UTAGE管理画面上からはカード情報変更URLは取得不可のため、AQUAGATES管理画面上から取得してください

AQUAGATESを使っている場合は、AQUAGATESの管理画面から取ります。公式はAQUAGATESのダウンロードページから「AquaGates管理画面ご利用ガイド」を参照するよう案内しています。

一時停止中は、カードを直しても再開しない

ここが、知らないと詰まるところです。

カードの期限切れなどで継続課金が一時停止している状態でも、カード情報変更URLは使えます。公式の記載です。

UnivaPay側で継続課金が一時停止している場合でも、カード情報変更URLから購入者自身でカード情報を変更できます

ここまでは良い話です。問題は続きです。

継続課金が一時停止している場合、カード情報を変更しただけでは継続課金は自動的に再開されません。カード情報変更後、UnivaPay側で該当する継続課金データを再開してください

カードを直しても、課金は再開しません。UnivaPay側で手動で再開する必要があります。

起きること

お客様は「カードを変更したので大丈夫です」と思っています。こちら側も、変更されたことは分かります。

しかし課金は止まったままです。そして会員サイトの提供は続いています。

気づくのは、月末に売上を見たときか、何か月か経ってからです。その間のぶんは、あとから請求することになります。

カード情報変更URLを案内したら、変更されたあとに再開処理をする。ここまでを1セットにしてください。

解除時の退会処理を自動化する

継続課金が解除されたとき、会員サイトのアクセス権も止める必要があります。これは自動化できます。

設定場所

ファネル > 商品管理 > 商品を選択 > 商品詳細管理の「継続課金解除時の動作設定」です。設定できるのは4つです。

項目 用途
解除するシナリオ 購読中のシナリオから自動で外す
登録するシナリオ 退会者専用シナリオに登録する
停止するバンドルコース 会員サイトの提供を止める
実行するアクション 用意したアクションを実行する

公式は「UnivaPay、Stripeで連携している継続課金も自動解除され決済が停止します」としています。

会員サイトのバンドルコースについてはUTAGEの会員サイトでログイン情報を自動発行する方法で扱っています。

受講生側で解約できるようにする

公式は、会員サイトへ課金連動することで受講生側で課金停止ができ、解約処理を自動化できるとも案内しています。

ただしUTAGEでEC・D2Cはできるかで書いたとおり、課金連動を使うには「購入後に開放するバンドルコース」で指定する必要があります。アクション経由でバンドルコースに登録しても、課金連動は動きません。

連続失敗で止まったときの挙動

課金が連続して失敗し、強制終了した場合の動作は会社によって違います。公式の記載です。

  • Stripe:「継続課金解除時の動作設定」が発動します
  • UnivaPay:「継続課金の一時停止時の動作」で「継続課金解除時の動作を実行する」を選択している場合に発動します

UnivaPayは設定が要る

UnivaPayの場合、ファネル > 決済連携設定 > UnivaPay連携設定 > 継続課金の一時停止時の動作で選択します。

「継続課金解除時の動作を実行しない」を選んでいると、退会処理が走りません。課金は止まっているのに、会員サイトは見られる状態が続きます。

ここは設計の判断が必要な箇所です。

  • 実行する:支払いが止まったらすぐ提供も止まる。取りこぼしがない代わりに、カードの一時的な問題でも締め出す
  • 実行しない:カードを直せば継続できる。ただし手動で止めない限り提供は続く

「実行しない」を選ぶなら、一時停止を検知して連絡する運用が必要です。放置すると、払っていない人に提供し続けることになります。

まとめ

継続課金の運用で押さえる点です。

  • 止めるのは2段階。UTAGE側で「解除済み」にしたあと、決済代行会社側で確認する
  • 見るステータスが違う。UnivaPayは「一時停止」、Stripeは「キャンセル済み」
  • 停止する前にメールアドレスで絞り込む。一覧から目視で探すと行を間違える
  • AQUAGATESの年払いは「365日毎」。毎年同日ではない
  • カード情報変更URLは管理画面から取得して渡す。AQUAGATESだけUTAGEから取れない
  • 一時停止中にカードを直しても、課金は自動再開しない
  • 解除時の退会処理は自動化できる
  • 連続失敗時の挙動は会社で違う。UnivaPayは設定が必要

この中でいちばん損失につながるのは「カードを直しても再開しない」です。お客様もこちらも「直った」と思っているのに、課金だけが止まっています。

カード情報変更URLを案内したら、そのあと再開処理をする。この2手をセットにしてください。

ここで扱った継続課金一覧と決済連携設定の画面は、UTAGEの機能の14日間の無料お試し期間中に確認できます。

よくある質問(FAQ)

UTAGEで停止すれば課金は止まりますか?

UTAGE側で停止したあと、決済代行会社の管理画面でも停止されているかを確認してください。公式は停止手順をStep1(UTAGE側)とStep2(決済代行会社側)に分け、Step2に「必ずご確認ください」と明記しています。

決済代行会社側でどのステータスを見ればいいですか?

UnivaPayは定期課金でメールアドレス検索し、ステータスが「一時停止」になっていることを確認します。Stripeは支払いでメールアドレス検索し、サブスクリプションのステータスが「キャンセル済み」になっていることを確認します。表示される言葉が違います。

年払いの課金日は毎年同じ日ですか?

決済代行会社によります。公式の表では、UnivaPayは「毎年同日」、AQUAGATESは「365日毎」です。StripeとテレコムクレジットはそれぞれStripe側・テレコムクレジット側で商品を作るため、各社に確認することになります。

カード情報変更URLはどこで取得しますか?

ファネル > 売上 > 継続課金一覧(または複数回・分割払い一覧)で該当者の右側の3点アイコンから【カード情報変更URL】を取得します。ただしAQUAGATESの場合はUTAGE管理画面から取得できず、AQUAGATESの管理画面から取得します。

お客様がカードを変更したのに課金が再開しません。

仕様です。公式は「継続課金が一時停止している場合、カード情報を変更しただけでは継続課金は自動的に再開されません」としています。カード情報変更後、UnivaPay側で該当する継続課金データを再開する操作が必要です。

継続課金が解除されたら会員サイトも止められますか?

できます。ファネル > 商品管理 > 商品詳細管理の「継続課金解除時の動作設定」で、停止するバンドルコースを指定します。あわせて、解除するシナリオ・登録するシナリオ・実行するアクションも設定できます。

課金が連続で失敗したときも退会処理は走りますか?

会社によります。Stripeは「継続課金解除時の動作設定」が発動します。UnivaPayは、ファネル > 決済連携設定 > UnivaPay連携設定 > 継続課金の一時停止時の動作で「継続課金解除時の動作を実行する」を選択している場合に発動します。

停止するとき、一覧から探して止めてもいいですか?

公式はメールアドレスで絞り込んでから停止することを推奨しています。すべてが表示されている状態で選択すると、間違って他の方を停止してしまう操作ミスにつながる恐れがあるためです。

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