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UTAGEの会員サイトの作り方|検索エンジンには最初から出ない設定になっています

書架に整然と並んだ本。コースとレッスンを段に分けて置くイメージ

UTAGEの会員サイト機能を使うと、動画・テキスト・画像・PDFをコース単位で整理して受講生に提供できます。オンライン講座やオンラインサロンの土台になります。

作り方自体は素直ですが、最初に知っておかないとテストの段階で止まる設定が2つあります。

初回ログインのパスワードと、検索エンジンへの表示です。

結論:階層は3つ、商品と繋ぐのはバンドル

サイト>コース>レッスンの入れ子 会員サイト コースA レッスン1 レッスン2 レッスン3 コースB レッスン1 レッスン2 バンドルコース 複数のコースを1つにまとめて開放できる 商品と紐づけるのはコースではなくバンドル 1コースだけ渡したいときも、1つ入りのバンドルを作る

公式の説明です。

UTAGEの会員サイトは「サイト」>「コース」>「レッスン」という階層構造になっています。1つのサイトの中に複数のコースを作成し、各コースの中に複数のレッスンを追加していくイメージです

商品と紐づくのはバンドルコース

ここが設計上の要点です。商品を買った人にコースを開放するとき、指定するのは「コース」ではなく「バンドルコース」です。

UTAGEでEC・D2Cはできるかで扱ったとおり、公式は明記しています。

コース単体を指定することはできません。コースを1つだけ開放したい場合は、開放したいコースが1つだけ登録されているバンドルコースを作成してください

1コースしか売らない場合でも、そのコース1つだけが入ったバンドルコースを作る必要があります。これを知らないと、商品設定の画面で「開放するバンドルコース」の選択肢が空のままになります。

会員サイトを作るときは、コースを作った直後にバンドルコースも作っておくと手戻りがありません。

作る順番

公式が示す流れは5ステップです。

手順1:会員サイトを作る

上メニューの【会員サイト】 > 【+追加】で、【サイト名】を入力して保存します。これで「箱」ができます。

サイト名は受講生にも表示されます。管理用の名前ではないので、講座名やサービス名をそのまま入れてください。

会員サイトは複数作れます。商品ごとに分けることもできますが、1つのサイトの中にコースを並べるほうが管理は楽です。サイトを分けると、受講生から見てログインURLが別々になります。

複数の商品を持っていて、購入者が両方を持つ可能性があるなら、サイトは1つにしてコースで分けてください。ログインが1回で済みます。

手順2:コースを追加する

作成した会員サイトをクリックし、左メニューの【コース】 > 【+コース追加】です。

  • コース名:受講生に表示される名称
  • コース画像:トップページのサムネイル。1MB以下、16:9推奨
  • ステータス:準備中は「下書き」、公開時に「公開」

画像のサイズ制限に注意してください。1MBを超える写真はそのままでは上げられません。

公式は「まずは基本設定でコースを作成し、必要に応じて後から設定を追加していくと進めやすくなります」としています。進捗率の表示、動画の自動再生、コメント機能などの詳細設定は後回しで構いません。

手順3:レッスンを追加する

コース管理の一覧から対象のコースを選び、【+追加】をクリックします。

ここで【種類】を選びます。選択肢は2つです。

種類 向いている用途
リッチテキスト 文章中心のレッスン
コンテンツエディター 動画・画像・ボタンを配置する

公式は「動画コンテンツを提供したい場合はこちらがおすすめです」としてコンテンツエディターを挙げています。動画・画像・ボタン・区切り線などをドラッグ&ドロップで配置できます。

レッスン数に上限はありません。公式のFAQで「レッスン数に明確な上限はありません」と回答されています。並び替えは一覧画面でドラッグ&ドロップです。

手順4:ページデザインを設定する

左メニューの【ページ設定】で、見た目を整えます。

  • ヘッダー設定:背景色・文字色、ロゴ画像
  • コース一覧(トップページ)設定:背景色、コースの表示形式
  • フッター設定:背景色・文字色、フッターメニュー

ログインページのデザインも同じ画面から編集できます。また「固定ページ」を作って、ヘッダーやフッターのメニューにリンクを追加できます。利用規約やお問い合わせページを置く場所です。

手順5:テスト受講生で確認する

左メニューの【受講生管理】 > 【+追加】でテスト用のメールアドレスと名前を登録し、閲覧させたいコースを割り当てます。

次に左メニューの【URL管理】から【ログインURL】をコピーします。

ブラウザの別ウィンドウかシークレットウィンドウで開いてください。同じブラウザで管理者としてログインしたままだと、受講生としての表示を確認できません。

最初のログインで詰まる仮パスワード

テストの段階でいちばん止まるのがここです。公式の注意です。

初回ログイン時のパスワードは、サイト設定の「アカウント自動発行時仮パスワード」に設定されている値です

受講生管理で登録しても、パスワードを個別に設定する画面はありません。サイト設定にある共通の仮パスワードが、全員の初期パスワードになります。

どこを見ればいいか

会員サイトのサイト設定にある「アカウント自動発行時仮パスワード」です。ここに設定されている文字列を使ってログインします。

初期値のまま使っていると、全受講生が同じパスワードで入れる状態になります。ログイン情報の自動発行についてはUTAGEの会員サイトでログイン情報を自動発行する方法で詳しく扱っています。

受講生がログインできないと言われたら

公式のFAQでは、次の2つを確認するよう案内されています。

  • 受講生管理画面からパスワードをリセットする
  • 正しいログインURLを案内しているか確認する

ログインURLは【URL管理】から取得したものです。管理画面のURLとは別なので、間違えて渡すと入れません。

検索エンジンには最初から出ない

もう1つ、知らないと勘違いする設定があります。公式の記載です。

会員サイトの検索エンジンへの表示は、デフォルトで「非表示」に設定されています

作った会員サイトは、そのままではGoogleの検索結果に出ません。

これは正しい初期設定

会員サイトは有料コンテンツを置く場所なので、検索に出ないのが本来あるべき状態です。初期値としては妥当です。

問題になるのは、無料の会員サイトを集客に使いたい場合です。

たとえば無料の講座を会員サイトで配って、検索からも流入させたい。この設計なら、サイト設定から検索エンジンへの表示を変更する必要があります。

「作ったのに検索に出てこない」と悩む前に、この設定を確認してください。デフォルトのままなら、出ないのが正常です。

ログイン不要で見せることもできる

公式のFAQにあります。

Q. 会員サイトにログインしなくてもコンテンツを見られるようにできますか?
A. はい、可能です。サイト設定の「ログインなしでの閲覧」で設定を変更できます

ログイン不要と検索エンジン表示を組み合わせると、会員サイトを普通のコンテンツサイトとして使えます。無料コンテンツの置き場として運用する選択肢です。

レッスンの見せ方を決める3つの設定

基本の作成が終わったあとに検討する設定です。

レッスングループで整理する

レッスンが増えてきたら「レッスングループ」でカテゴリごとにまとめられます。

公式のFAQでも「受講生が見やすいようにレッスングループを活用して整理することをおすすめします」とされています。上限がないぶん、整理しないと一覧が長くなります。

目安としては、1つのコースに10本を超えたらグループ分けを検討してください。スマートフォンで見ると、縦に並ぶだけで全体像がつかめなくなります。

グループの切り方は、受講の順番か、テーマかのどちらかです。順番で進めてほしいなら「第1章/第2章」、好きなところから見てほしいなら「基礎編/実践編/資料集」のような分け方になります。

自動化設定で開放日を制御する

公式の補足です。

レッスンの公開タイミングを自動制御したい場合(例:登録から3日後に次のレッスンを開放)は、コースやレッスンの「自動化設定」で開放日を設定できます

一度に全部渡すか、段階的に開放するかを選べます。

段階的な開放は、受講の脱落を減らす目的で使われます。一方で、まとめて見たい人には不満になります。商品の性質で決めてください。

動画は2通りの置き方がある

公式は動画コンテンツについて、2つの方法を挙げています。

  • UTAGEの動画管理機能に直接アップロードする
  • YouTubeやVimeoの動画を埋め込む

直接アップロードすれば、外部サービスのアカウントが不要です。一方、YouTubeやVimeoなら再生環境が安定します。どちらも使えるので、運用に合わせて選べます。

コースが増えてきたら

規模が大きくなったときに使う機能を、公式が3つ挙げています。

機能 用途
レッスングループ 1コース内のレッスンをまとめる
コースグループ 複数のコースをまとめて表示する
バンドルコース 複数のコースを1つにまとめて開放する

コースグループとバンドルコースは役割が違います。

  • コースグループ:トップページでの見せ方をまとめる
  • バンドルコース:商品購入時に開放する単位をまとめる

表示の整理とアクセス権の付与は別物です。見た目を揃えたいならコースグループ、まとめて売りたいならバンドルコースと覚えてください。

独自ドメインで運用する

会員サイトは独自ドメインでも運用できます。「独自ドメイン管理」で設定します。

設定の全体像はUTAGEの独自ドメイン設定方法にまとめています。サブドメインが必須である点など、先に読んでおくと迷いません。

独自ドメインにすると、ログインURLが自分のドメインになります。受講生から見たときの印象が変わるので、有料講座なら設定しておく価値があります。

ただし、途中でドメインを変えると既存のログインURLが変わります。受講生にブックマークしてもらっている場合は、案内が必要です。会員サイトを公開する前に決めておくのが安全です。

まとめ

会員サイトを作るときに押さえる点です。

  • 階層は「サイト > コース > レッスン」
  • 商品と紐づけるのはコースではなくバンドルコース。1コースでもバンドルを作る
  • コース画像は1MB以下、16:9推奨
  • レッスンの種類は2つ。動画を出すならコンテンツエディター
  • 初回のパスワードは「アカウント自動発行時仮パスワード」の値
  • 検索エンジンへの表示はデフォルトで「非表示」
  • ログイン不要での閲覧も設定できる
  • レッスンの開放日は自動化設定で制御できる
  • コースグループは見せ方、バンドルコースは開放の単位

作り始めてから止まりやすいのは仮パスワードです。受講生を登録したのにログインできず、パスワードの設定画面を探すことになります。

テストに入る前に、サイト設定の「アカウント自動発行時仮パスワード」を確認しておいてください。

ここで扱った会員サイトの各画面は、UTAGEの機能の14日間の無料お試し期間中に実際に触って確認できます。

よくある質問(FAQ)

レッスンは何個まで作れますか?

上限はありません。公式FAQは「レッスン数に明確な上限はありません」と回答しています。ただし多くなると一覧が長くなるため、レッスングループでの整理が推奨されています。

受講生がログインできません。

初回ログイン時のパスワードは、サイト設定の「アカウント自動発行時仮パスワード」に設定されている値です。それでも入れない場合は、受講生管理画面からパスワードをリセットし、【URL管理】から取得した正しいログインURLを案内しているか確認してください。

会員サイトが検索結果に出てきません。

デフォルトで「非表示」に設定されているためです。有料コンテンツを置く場所なので、これが本来の初期値です。検索に出したい場合はサイト設定から変更できます。

1つのコースだけを商品と紐づけたいのですが。

コース単体を指定することはできません。そのコース1つだけが登録されたバンドルコースを作成して、商品の「購入後に開放するバンドルコース」で指定してください。

コースグループとバンドルコースの違いは?

コースグループはトップページでの表示をまとめるもの、バンドルコースは商品購入時に開放する単位をまとめるものです。見た目の整理とアクセス権の付与は別の機能です。

レッスンの並び順は変えられますか?

変えられます。コースのレッスン一覧画面で、ドラッグ&ドロップで並び替えできます。

動画はどこに置けばいいですか?

2通りあります。UTAGEの動画管理機能に直接アップロードする方法と、YouTubeやVimeoの動画を埋め込む方法です。どちらも利用できます。

レッスンを少しずつ開放できますか?

できます。コースやレッスンの「自動化設定」で開放日を設定します。公式は「登録から3日後に次のレッスンを開放」という例を挙げています。

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