
BufferにInstagramをつなぐ方法は、1つではありません。3つあって、どれを選ぶかで使える機能が変わります。
自動公開ができるか。分析が見られるか。コメントに返信できるか。位置情報を付けられるか。これらが接続方法によって決まります。
そして、後から変えるのは手間がかかります。最初に選ぶ段階で、必要な機能から逆算しておくのが正解です。
この記事では、Buffer公式ヘルプセンターの記載をもとに、3つの接続方法と、つまずきやすい箇所を順に整理します。
※ 本記事の内容は2026年9月時点でBuffer公式ヘルプセンターに記載されている内容を確認して書いています。
結論:接続方法は3つ。選んだ時点で使える機能が決まる
公式は、選ぶ前に読むべきだと断っています。「利用できる機能は、どのように接続するかによって変わります。始める前に選んでおく価値があります」
接続方法で、使える機能が変わる
自動公開 × 分析 × コメント管理 ×
高度な分析 × 位置情報 ×
公式が無料プランに推奨
高度な分析 ○ 位置情報 ○
公式が有料プランに推奨
Facebookページは必須ではない。高度な分析と位置情報にだけ必要
Facebookページは必須ではない
誤解されやすい点を、公式が冒頭ではっきり書いています。
「パーソナルアカウントまたはプロフェッショナル(ビジネスまたはクリエイター)アカウントを接続できます。InstagramアカウントをFacebookページにリンクするのは任意で、高度な分析と、投稿への位置情報の追加にのみ必要です。Facebookページがなくても、Instagramに接続して公開することはできます」
「InstagramをBufferで使うにはFacebookページが要る」と思い込んでいる人は多いですが、そうではありません。投稿するだけなら不要です。
どれを選ぶか
公式の推奨が明記されています。
方法②(Instagramログイン)は「すべてのプランで利用可能。無料プランに推奨」。
方法③(Facebookページ経由)は「すべてのプランで利用可能。有料プランに推奨。Meta Business Suiteからのみアクセスしている場合にも」。
つまり、有料プランで分析を使いたいなら方法③、無料プランで投稿だけなら方法②、というのが公式の整理です。
アカウント種別ごとの機能差についてはBufferでSNSと連携できない原因でも図解しています。
接続の前にやっておく4つのこと
公式は、接続を始める前の準備を4つ挙げています。どれも接続の成否を左右します。
接続でつまずく原因の多くは、Bufferの操作ではなく、始める前のブラウザやアカウントの状態にあります。4つとも数分で済み、しかもやり直しになったときに最初から踏み直す羽目になる項目です。先に片付けてから接続の画面を開いてください。
パソコンのブラウザを使う
「Bufferのモバイルアプリではなく、パソコンとウェブブラウザを使ってください。チャンネルの接続と更新は、デスクトップのほうが確実です」
スマートフォンで作業を済ませたくなりますが、接続だけはパソコンで行ってください。
とくにFacebookページ経由の方法では、公式が手順の1番目で「パソコンでBufferにログインします(モバイルアプリは不可)」と明記しています。モバイルアプリでは選択肢そのものが出ません。
再認可のときも同じです。接続が切れた通知がスマートフォンに届くと、その場で直したくなりますが、パソコンを開くまで待つほうが結果的に早く終わります。
正しいアカウントにログインしておく
「始める前に、正しいInstagramアカウントにログインしていることを確認してください。Bufferは、ブラウザで現在アクティブになっているInstagramアカウントを接続します」
選択画面は出ません。ブラウザのログイン状態が、そのまま結果になります。
接続の画面でアカウントを選べない場面があります。つなぎたいアカウントでログインした状態から始めてください。
複数のアカウントを持っている場合は、ブラウザのプロフィールを分けておくと切り替えが楽になります。
VPNや拡張機能を一時的にオフにする
「VPN、広告ブロッカー、プライバシー拡張機能を一時的にオフにしてください。これらはサインインの処理を妨げることがあります」
これは見落としやすい項目です。エラーの原因がブラウザの拡張機能にあるケースがあります。
接続がうまくいかないとき、Buffer側やInstagram側の設定ばかり調べてしまいがちですが、手元の環境が原因の可能性も疑ってください。
接続に必要な画面が読み込まれないことがあります。終わったら元に戻して構いません。
シークレットウィンドウを使う
「シークレットまたはプライベートブラウジングのウィンドウを使ってみてください。ブラウザが自動的に間違ったInstagramやFacebookのアカウントを使うのを防げます」
ふだん使っているブラウザには、InstagramやFacebookのログイン情報が保存されています。Bufferは選択画面を出さずにアクティブなアカウントを拾うため、この保存された状態がそのまま結果になります。
シークレットウィンドウなら、保存された情報が使われません。接続したいアカウントで改めてログインすることになるので、取り違えが起きません。
この4つを先にやっておくだけで、接続エラーの多くは避けられます。逆に、エラーが出てから原因を探すと、Buffer側・Instagram側・手元の環境という3つの可能性を順に潰すことになり、時間がかかります。
方法① パーソナルアカウントをつなぐ
まず、いちばん手軽な方法です。パスワードの入力すら不要です。
3つのなかでいちばん手数が少ない方法ですが、そのぶん使える機能がはっきり限られます。ここを知らずに選ぶと、あとから「自動で公開されない」「数字が見られない」という形で気づくことになります。手順と、できないことの両方を先に確認しておいてください。
手順
- BufferでChannelsページを開きます(左下のプロフィールアイコンからも行けます)
- Connect Channel をクリックして Instagram を選びます
- 「Personal」の下にある Setup a Personal Account を選びます
- Instagramパーソナルアカウントのユーザー名を入力して Continue をクリックします
- まだ設定していなければ、モバイル通知を設定します
公式は「この方法ではInstagramのパスワードを入力する必要はありません」としています。
この方法で押さえておきたいのは、4番目と5番目です。入力するのはユーザー名だけで、Instagramのログイン画面は出てきません。そして5番目のモバイル通知の設定が、この方式の心臓部です。通知が届かなければ、予約した投稿はそのまま出ません。接続の作業は、通知が実際に端末に届くところまで確かめて終わりにしてください。
できないことが多い
手軽なぶん、制限は大きくなります。公式の警告です。
「InstagramのAPIの制限により、パーソナルアカウントでは次のことができません。投稿をInstagramへ自動的に公開すること。分析やCommunityでのコメントを表示すること」
つまり、通知公開しかできず、数字も見られず、コメントにも返せません。
通知公開は、公開の時刻にスマートフォンへ通知が届き、自分でInstagramアプリで仕上げる方式です。通知に気づかなければ投稿は出ません。詳しくはBufferで予約した投稿が公開されない原因で解説しています。
Legacyプランでは使えない
もうひとつの注意です。「Instagramパーソナルアカウントへの予約は、新しいプランでのみ利用できます」
旧プランを使っている場合、この方法自体が選べません。
TikTok、YouTube Shorts、Bluesky、Mastodonと同じ扱いです。新しく追加された機能ほど、旧プランの対象外になる傾向があります。
なお、プロアカウントでの接続は旧プランでも使えます。制限がかかっているのはパーソナルアカウントの予約だけです。
後からプロに切り替えられる
公式は切り替え方法も示しています。「すでにInstagramパーソナルアカウントをBufferに接続していて、プロフェッショナルアカウントに切り替えたい場合は、Channelsページでそのチャンネルの3点メニューをクリックし、Switch to Professional Account を選んでください」
チャンネルを削除してやり直す必要はありません。
つまり、先にパーソナルで始めても、やり直しにはなりません。接続に手間取っている段階では、まずつながる方法で動かしてみて、自動公開や分析が必要になった時点で切り替える、という進め方ができます。ただし切り替えにはInstagram側をプロアカウントにする作業が伴うので、先の予定が決まっているなら、最初からプロで接続するほうが手数は少なくなります。
方法② プロアカウントをInstagramログインでつなぐ
無料プランに公式が推奨している方法です。Instagramのユーザー名とパスワードでサインインします。
Facebookページを経由しない方法です。手順が短く済み、公式も無料プランにはこちらを勧めています。その代わり、方法③でしか使えない機能がいくつか外れます。手順自体は5ステップで終わるので、選ぶ前に「何ができて、何ができないか」を確認するほうに時間を使ってください。
手順
- BufferでChannelsページを開きます
- Connect Channel をクリックして Instagram を選びます
- 「Professional」の下にある Connect to Instagram を選びます
- Instagramへのログインを求められるので、サインインします
- 権限を選択して Allow をクリックします
途中でInstagram側のログイン画面が表示されます。案内に沿って進めれば完了します。
この方法の特徴は、Facebookページを一度も経由しないことです。Instagramのユーザー名とパスワードだけで完結するので、Facebook側の権限を確認する必要がありません。この記事で挙げている3つの方法のうち、事前に満たしておく条件がいちばん少ないのもこの方法です。完了するとChannelsページの一覧にアカウントが並びます。ここに出ていれば接続は成立しているので、次は実際に1本予約して動きを確かめる段階です。
グレーアウトした権限は外せない
権限の画面について、公式が補足しています。「権限を選択します。最初の権限は必須で、自動的に事前選択されているため、グレーアウトして見えることがあります」
操作できない項目があっても、不具合ではありません。必須の権限なので、外せないようになっています。
FacebookやYouTubeでは、権限を減らすと接続できなくなったり機能が欠けたりしました。Instagramの場合は、そもそも必須項目を外せない設計です。
この方法でできること・できないこと
公式は「この接続方法は、すべてのプランで自動公開とコメント管理に対応しており、無料プランの利用者に推奨される選択肢です」としています。
一方で制限もあります。「この方法は、高度な分析や、Instagram投稿への位置情報の追加には対応していません」
つまり、投稿と返信はできるが、分析と位置情報は使えないという位置づけです。
判断の目安は、Analyticsダッシュボードを使う予定があるかどうかです。投稿を出して、付いたコメントに返すところまでで足りるなら、この方法で不足はありません。月次で推移を追う、投稿ごとの数字を並べ替えて比べる、といった使い方をするなら方法③が要ります。位置情報も同じで、店舗や会場を出す運用なら最初から方法③を選んでください。
方法③ Facebookページ経由でつなぐ
公式がもっとも確実だとしている方法です。
「連携したFacebookページ経由でInstagramを接続するのは、もっとも確実な方法であり、高度な分析と投稿への位置情報の追加に対応する唯一の選択肢です。有料プランをお使いの場合、Meta Business SuiteでInstagramを管理している場合、またはInstagramから直接接続するのに苦労している場合にお勧めします」
要件は5つ
公式が挙げている条件です。どれか1つでも欠けると接続できません。
- Instagramがビジネスまたはクリエイターアカウントであること
- Instagramが専用のFacebookページにリンクされていること(ページであって、個人プロフィールではない)。複数のInstagramアカウントを管理している場合、それぞれに別々のFacebookページが必要
- 接続する人がそのページのFull control(すべての権限)を持っていること。Meta Business Managerで「パートナー」であるだけでは不十分
- 接続しないページも含めて、すべてのページとInstagramアカウントの全権限を選択すること
- Facebookページが2要素認証を強制している場合、接続する管理者のFacebookアカウントでも2要素認証が有効であること
「パートナーでは不十分」が見落とされやすい
3つ目の条件が、実務でいちばん引っかかります。
Meta Business Managerでは、他社のページに「パートナー」としてアクセス権を得られます。代理店がクライアントのページを扱うときによく使われる仕組みです。
しかし公式は「Meta Business Managerを通じて『パートナー』であるだけでは、それ自体では不十分です。実際のページのFull controlが必要です」と明記しています。
Facebookページの権限まわりはBufferでFacebookページがつながらないときの権限チェックで詳しく整理しています。
手順
- パソコンでBufferにログインします(モバイルアプリは不可)
- チャンネル管理を開き、Connect Channel から Instagram を選びます
- 画面の下にある Connect Instagram through Facebook をクリックします
- 要件を読んで Connect through Facebook ボタンをクリックします
- Facebookページの管理者であるFacebookプロフィールでログインします
- Finish Connection をクリックします
個人プロフィールでログインするのは正常
ここで不安になる人が多いため、公式が説明を添えています。
「Facebookでログインすると、あなたの個人のFacebookプロフィールを使って認可することになります。これは想定どおりです。Metaは、あなたがどのページの管理者であるかを確認するために個人プロフィールを使います。Bufferはあなたの個人プロフィールにアクセスしたり、そこに投稿を公開したりすることはありません」
個人アカウントの情報が使われるのではないか、という懸念に対して、何のために使うのか、何をしないのかを明示している点は評価できます。
複数アカウントを持っていると、別のものがつながる
ここが、2026年に入って新しく厄介になった領域です。
公式の説明です。「Bufferは、ブラウザで現在アクティブになっているInstagramアカウントを接続します。Bufferにはアカウントの選択画面がないため、接続したいInstagramアカウントにだけログインしていることを確認してください」
2026年4月のMetaの変更
公式が、時期を明記して説明しています。
「2026年4月、Metaは、1つのMetaログインのもとで複数のInstagramアカウントを作成できる(アカウントごとに別々のメールアドレスとパスワードを用意するのではなく)アップデートを展開しました。アカウントが同じログインに紐づいている場合、Bufferの接続フローではそのうち1つしか表示されないことがあり、たいていはブラウザで現在アクティブなアカウントです」
「パーソナルを変換しろ」と言われる現象
この変更によって起きる、具体的な症状が書かれています。
「これは特に、『メイン』のInstagramアカウントがまだパーソナルアカウントで、その後同じログインのもとでビジネスまたはクリエイターアカウントを追加した場合に起こりやすくなります。その場合、Bufferは、あなたが実際に接続したいビジネスアカウントを検出するのではなく、既定でパーソナルアカウントの変換を求めてきます」
つまり、ビジネスアカウントをつなぎたいのに、パーソナルアカウントをプロに変換するよう促されるという状態になります。
ここで言われるままに変換すると、意図しないアカウントがプロに変わってしまいます。
特定のアカウントをつなぐ手順
公式が手順を示しています。
- instagram.com にアクセスして、完全にログアウトします
- 接続したいビジネスまたはクリエイターアカウントだけでログインし直します。これがアクティブなセッションになります
- Bufferに戻って、プロアカウントの接続手順を進めます
- 追加のアカウントごとに繰り返します。Instagramからログアウト、次のアカウントでログイン、Bufferで接続
公式は「ブラウザが過去のログイン情報を記憶し続ける場合は、シークレットまたはプライベートウィンドウを使ってください。新しいプライベートウィンドウが、Bufferに正しいアカウントを見せるいちばん早い方法です」とも補足しています。
古いアカウントは個別パスワードが要る
もうひとつの分岐があります。「別々のメールアドレスとパスワードを持つ古いアカウントの場合:Instagramアカウントが、1つのMetaログインの下に追加されたのではなく、別々のメールアドレスで作成されていた場合、接続する前にアカウントごとに別のパスワードを設定する必要があるかもしれません」
対処法も書かれています。「Instagramのパスワードリセットページにアクセスし、接続したいアカウントのハンドルを入力して、そのパスワードをリセットしてください。各アカウントが自分のログインを持ったら、1つずつBufferに接続します」
代理店がクライアントのアカウントをつなぐ方法
公式に、専用の項目があります。クライアント業務をしている人には重要です。
「クライアントにログイン情報の共有を求めずにクライアントのInstagramアカウントを接続するには、クライアントにMeta Business Suiteを通じて、あなたをそのFacebookページのFull controlを持つ管理者にしてもらってください。そうすれば、連携したFacebookページの方法と、あなた自身のFacebookログインを使って、クライアントのInstagramアカウントをBufferに接続できます。これはもっとも安全な設定で、認証情報の共有を避けられます」
パスワードを預からなくて済む
これは実務上、大きな意味があります。
クライアントのSNSを運用するとき、ログイン情報を預かるのが一般的です。しかしこれは、双方にとってリスクです。預かる側は管理責任を負い、渡す側はアカウントの全権限を委ねることになります。
この方法なら、パスワードを一度も受け取らずに運用を開始できます。
担当者が変わったときも、クライアント側で権限を外すだけで済みます。パスワードの変更を依頼する必要がありません。
代理店やチームで運用する場合、この差は契約の話にもなります。パスワードを預かれば、その管理をどうするか、担当者が辞めたときにどうするかまで決めておく必要があります。権限の付与で済むなら、その取り決め自体が不要になります。提案の段階で説明しておくと、先方の情報管理の担当者を説得しやすくなります。
提案時に説明しておく価値がある
クライアントに「SNSのパスワードをください」と言うのは、心理的な抵抗を生みます。
代わりに「Facebookページの管理者に追加していただければ、パスワードは不要です」と説明できれば、導入のハードルが下がります。公式が「もっとも安全な設定」と明言している点も、説明材料として使えます。
なお、この方法を使うには前章の要件を満たす必要があります。とくに「パートナーでは不十分。Full controlが必要」という点を、依頼の時点で伝えておいてください。
位置情報を後から使えるようにする
すでに接続済みのアカウントに、位置情報の機能を追加する手順もあります。位置情報は全プランで使えます。
接続の方法によっては、位置情報が使えません。あとから追加の設定で使えるようになります。
あとからでも設定できます。
必要な設定
公式が挙げている要件は、方法③とほぼ同じです。
- Instagramがビジネスまたはクリエイターアカウントであること
- Instagramが専用のFacebookページ(プロフィールではない)にリンクされていること
- Full controlを持つ管理者が接続すること
- 接続しないものも含めて、すべてのページとInstagramアカウントの全権限を選択すること
4つのうち、見落とされやすいのが最後の項目です。接続するつもりのないページやアカウントまで含めて、提示された権限をすべて選ぶ必要があります。公式が要件として挙げているのはこの形なので、必要な分だけ選ぶという判断はしないでください。1つ目のビジネス/クリエイターへの切り替えは、Instagram側のアプリで行う作業なので、先に済ませておいてください。
手順
- InstagramアカウントがすでにBufferに接続されていることを確認します
- パソコンのブラウザでFacebook.com にログインします
- 右上のアバターをクリックして See all profiles をクリックします
- 対象のページをクリックします
- ページ上でリンク済みアカウントの画面を開き、Connect Account ボタンをクリックします
- Instagramがパーソナルアカウントの場合、ビジネスアカウントへの変換を求められるので、案内に従います
- BufferのChannelsページを開きます
- Instagramチャンネルの右の3点メニューから Link Account to Facebook を選んで完了します
変換すると、過去のデータが見られなくなる
ここに重要な注意があります。公式の記載です。
「Instagramパーソナルアカウントをプロフェッショナルアカウントに変換することを選んだ場合、Buffer内の予約済みおよび送信済みの投稿は保持されます。ただし、パーソナルアカウントだったときに公開された送信済み投稿に紐づくデータは表示されなくなります」
つまり、投稿そのものは残るが、それに付いていた数字は見られなくなるということです。
パーソナル時代の実績を記録として残しておきたい場合、変換の前に控えておく必要があります。
Meta Account Centerでのリンクとは別物
間違えやすい点も明記されています。「注意:これは、Metaのアカウントセンターでリンクするのとは同じではありません」
Metaのアカウントセンターで「InstagramとFacebookをつなぐ」操作をしていても、それは別の話です。Facebookページ側からInstagramをリンクする必要があります。
FacebookページとFacebookプロフィールの違いはBufferのFacebookはページとグループで別物で整理しています。
よくあるエラー3つ
公式が挙げている接続エラーです。3つとも、共通する回避策があります。
3つとも、操作を間違えたことが原因ではありません。Meta側のプライバシー設定、セッションの状態、アカウントの種別という、Bufferの外側にある条件に引っかかっています。文面を読めばどれに当たっているかは判別できるので、まずメッセージを控えてから対処に入ってください。
「Meta技術外でのアクティビティがオフになっています」
エラーメッセージは「Your activity off Meta technologies is currently turned off.」です。
公式の説明です。「これは、Metaのプライバシー設定が接続をブロックしていることを示しており、Instagramのアカウントセンターで修正できます」
手順です。
- Instagramでそのアカウントにログインします
- アカウントセンターのアクティビティ設定を開きます
- Manage Future Activity を選びます
- Connect Future Activity を選びます。すでに選択されている場合は、いったん別の選択肢を選んでから、もう一度これをオンに戻してリセットします
- BufferでInstagramの接続をもう一度試します
「すでに選択されていても、一度切り替えてリセットする」という指示が具体的です。設定値は正しいのに、内部の状態がずれているケースへの対処です。
「Invalid session error 400」
公式は率直に書いています。「これはMetaが解決に取り組んでいる既知の問題です」
つまり、利用者側の設定ミスではありません。何度やり直しても、設定を見直しても、こちら側では直せない種類のエラーです。
公式が示している対処は2つです。ひとつは、上のアクティビティ設定のリセットを試すこと。公式は「一部のお客様は、上記の問題で説明した手順に従って設定をリセットすることで成功しています」としています。
もうひとつが、InstagramをFacebookページにリンクして、Facebookページ経由で接続する方法です。既知の不具合を待つより、経路を変えるほうが早く解決します。
「Instagram Business Messaging APIを使う資格がありません」
公式の説明です。「これは、Instagramから直接ログインして接続するときに散発的に現れる、まれなMeta側のエラーです」
「散発的に現れる(sporadically)」という表現から、条件が特定できていないことが読み取れます。同じ操作でも出るときと出ないときがある、という性質のエラーです。
こちらも対処は同じで、Facebookページ経由に切り替えることが回避策として案内されています。
メッセージにBusiness Messaging APIという名前が出てくるため、メッセージ機能の設定を疑いたくなりますが、そこを触っても解決しません。経路を変えるのが正解です。
3つとも、Facebookページ経由で回避できる
並べてみると、3つのエラーすべてに対して、公式は「Facebookページ経由の接続に切り替える」を回避策として示しています。
Instagramから直接ログインする方法は手軽ですが、Meta側の不具合の影響を受けやすい経路です。エラーが続くなら、早めにFacebookページ経由へ切り替えるのが現実的です。
なお、チャンネルが「Unavailable」と表示される場合は別の原因です。公式は「接続しようとしたときにチャンネルがUnavailableと表示される場合、別のBuffer組織に接続されている可能性が高いです」としています。
まとめ
BufferにInstagramをつなぐときの要点です。
- 接続方法は3つ。選んだ時点で使える機能が決まる
- Facebookページは必須ではない。高度な分析と位置情報にだけ必要
- 接続前に、パソコンのブラウザを使う/正しいアカウントにログインする/VPNや拡張機能をオフにする/シークレットウィンドウを使う
- パーソナルはパスワード不要だが、自動公開も分析もコメント管理もできない
- Instagramログイン方式は無料プラン向け。自動公開とコメント管理はできるが、分析と位置情報は使えない
- Facebookページ経由はもっとも確実で、分析と位置情報に対応する唯一の方法
- その要件は5つ。とくに「Meta Business Managerのパートナーでは不十分。ページのFull controlが必要」
- Facebookの個人プロフィールでログインするのは正常。Bufferは個人プロフィールにアクセスも投稿もしない
- 2026年4月のMetaの変更で、1つのログインに複数アカウントが紐づくようになった。Bufferには選択画面が無いため、意図しないアカウントがつながる
- 特定のアカウントをつなぐには、instagram.comで完全にログアウトしてから、そのアカウントだけでログインし直す
- 代理店は、クライアントのパスワードを預からずに接続できる。ページのFull control管理者にしてもらう
- 位置情報は全プランで使える。後から Link Account to Facebook で追加できる
- パーソナルからプロに変換すると、パーソナル時代の投稿データは見られなくなる
- 接続エラー3つとも、Facebookページ経由への切り替えが回避策
Instagramは、Bufferで扱うSNSのなかでもっとも接続方法が複雑です。逆に言えば、最初に方法を選んでしまえば、あとは迷う場面が減ります。必要な機能から逆算して決めてください。
よくある質問(FAQ)
InstagramをBufferで使うにはFacebookページが必要ですか
必要ありません。公式には「InstagramアカウントをFacebookページにリンクするのは任意で、高度な分析と、投稿への位置情報の追加にのみ必要です。Facebookページがなくても、Instagramに接続して公開することはできます」と記載があります。
パーソナルアカウントでも自動公開できますか
できません。公式には「InstagramのAPIの制限により、パーソナルアカウントでは投稿をInstagramへ自動的に公開すること、分析やCommunityでのコメントを表示することができません」と記載があります。通知公開のみになります。
権限の画面で、外せない項目があります
仕様です。公式には「最初の権限は必須で、自動的に事前選択されているため、グレーアウトして見えることがあります」と記載があります。そのままAllowをクリックしてください。
Meta Business Managerでパートナーになっていれば接続できますか
できません。公式には「Meta Business Managerを通じて『パートナー』であるだけでは、それ自体では不十分です。実際のページのFull controlが必要です」と記載があります。
Facebookの個人プロフィールでログインするのが不安です
想定どおりの動作です。公式には「Metaは、あなたがどのページの管理者であるかを確認するために個人プロフィールを使います。Bufferはあなたの個人プロフィールにアクセスしたり、そこに投稿を公開したりすることはありません」と記載があります。
つなぎたいアカウントではなく、別のアカウントがつながります
ブラウザのログイン状態が原因です。公式には「Bufferは、ブラウザで現在アクティブになっているInstagramアカウントを接続します。Bufferにはアカウントの選択画面がない」と記載があります。instagram.comで完全にログアウトし、接続したいアカウントだけでログインし直してください。
ビジネスアカウントをつなぎたいのに、パーソナルの変換を求められます
2026年4月のMetaの変更が原因の可能性があります。公式には「『メイン』のInstagramアカウントがまだパーソナルアカウントで、その後同じログインのもとでビジネスまたはクリエイターアカウントを追加した場合に起こりやすくなります」と記載があります。言われるまま変換せず、ログアウトしてから対象アカウントだけでログインし直してください。
クライアントのInstagramを、パスワードを預からずに運用できますか
できます。公式には「クライアントにMeta Business Suiteを通じて、あなたをそのFacebookページのFull controlを持つ管理者にしてもらってください」「これはもっとも安全な設定で、認証情報の共有を避けられます」と記載があります。
パーソナルからプロに変換すると、過去の投稿はどうなりますか
投稿は残りますが、データは見られなくなります。公式には「Buffer内の予約済みおよび送信済みの投稿は保持されます。ただし、パーソナルアカウントだったときに公開された送信済み投稿に紐づくデータは表示されなくなります」と記載があります。
接続時にエラーが繰り返し出ます
公式が挙げている3つのエラー(Meta技術外のアクティビティ、Invalid session error 400、Business Messaging APIの資格)は、いずれもFacebookページ経由の接続への切り替えが回避策として案内されています。また、VPNや広告ブロッカーなどの拡張機能を一時的にオフにすることも推奨されています。