当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。掲載リンクからご購入いただいた場合、当サイトに報酬が発生することがあります。

Bufferが対応しているSNS一覧|16チャンネルの機能差と、公式内で食い違っている箇所【2026年版】

ペグボードに種類ごとに整列した工具。Bufferが対応する16チャンネルを一覧で把握することのイメージ

BufferがどのSNSに対応しているか。そして、それぞれで何ができるか。

公式は一覧表を公開していますが、「対応している」と「全機能が使える」は別の話です。投稿はできるが分析はできない、という組み合わせが多くあります。

そしてもうひとつ、この記事で伝えておきたいことがあります。一覧表と、SNSごとの個別ページで、記載が食い違っている箇所があります。

この記事では、Buffer公式ヘルプセンターの記載をもとに、対応チャンネルの全体像と、判断に使うときの注意点を整理します。

※ 本記事の内容は2026年9月時点でBuffer公式ヘルプセンターに記載されている内容を確認して書いています。

結論:16チャンネルに対応。ただし機能差がある

公式の一覧表には、16種類のチャンネルが載っています。そして機能は4つの列に分かれています。

投稿(Publishing)/高度な分析(Advanced Analytics)/基本的な分析(Basic Analytics)/コメント管理(Community)の4つです。

2つの「分析」の違い

公式は、それぞれの場所を明記しています。

高度な分析は、Bufferの上部にあるAnalyticsダッシュボードから見るものです。期間比較、投稿ごとの並べ替え、推移のグラフなどが含まれます。

基本的な分析は、PublishダッシュボードのSentタブから見るものです。個別の投稿に付いた数字を確認する用途です。

つまり、「分析ができる」と言っても、どちらの分析かで意味が変わります。

名前が似ているので同じものだと思いがちですが、開く場所も、見られる内容も別です。対応表を読むときは、「分析に対応」と書かれていても、それが上部のAnalyticsのことなのか、Sentタブで見える数字のことなのかで意味が変わります。この記事でも、以降は2つを区別して書きます。

高度な分析は2026年10月7日で終了し、Insightsへ移る

ここは、この記事でいちばん先に知っておいてほしい点です。一覧表の「高度な分析」列が指しているAnalyticsダッシュボードは、Buffer Analyzeという機能で、終了が公式に告知されています。

Analyzeの個別ページに、こう書かれています。「Buffer Analyzeは廃止されます。2026年10月7日より、Analyzeは新しいデータの収集を停止します。分析への投資を、Bufferダッシュボードに直接組み込まれた、より高速な体験であるInsightsへ移すためです」

同じページのFAQでは、さらに踏み込んでいます。「Analyzeは終了後も利用できますか?」という問いに対し、「いいえ。2026年10月7日より、Analyzeは利用できなくなり、その機能はすべてInsightsへ移ります」と回答しています。

つまり、一覧表の4列のうち1列は、2026年10月7日に無くなった画面についての列だということです。

後継のInsightsは、対応チャンネルがむしろ広い

ここで誤解しやすいのですが、これは機能縮小の話ではありません。対応チャンネルで見ると、Insightsのほうが広いからです。

Analyzeの説明ページには、対象が「Facebook、Instagram、X/Twitter、LinkedIn」と書かれています。さらに制限事項として「AnalyzeはLinkedInページに対応しますが、LinkedInプロフィールには対応しません」とあります。一覧表で高度な分析に「✓」が付いている4つ(Facebookページ/Instagramビジネス・クリエイター/X/LinkedInページ)と、完全に一致します。

一方、Insightsの説明ページでは対象がこう書かれています。「Insightsは、Instagram(プロフェッショナルアカウント)、Facebookページ、X/Twitter、LinkedInページおよびプロフィール、TikTok、Pinterest、Threads、Bluesky、YouTube、Mastodonを対象としています。GoogleビジネスプロフィールはAPIの制限により対象外です」

4から10へ増えています。公式も「Insightsは、Analyzeがこれまで対応していたよりも多くのネットワークを対象としています。TikTok、Threads、Pinterest、Bluesky、YouTubeを含みます」と明記しています。

ただし、Insightsで無くなる機能もある

増えるだけではありません。レポート業務をしている方は、ここを先に確認しておいてください。公式が挙げている差は3つです。

AnalyzeからInsightsへ移ると変わる点

カスタムレポートビルダーが無くなるドラッグ&ドロップで組む形式ではなく、PDF・CSV・Markdownの定型出力になる
オーディエンス属性が未対応性別・年齢などの内訳は、Insightsにはまだ無い
ベストな投稿時間の推奨が未対応Analyzeの「Answers」タブにあった推奨機能
対応チャンネルは4から10へ増えるTikTok・Threads・Pinterest・Bluesky・YouTube・Mastodon・LinkedInプロフィールが加わる

公式の記載にもとづく。「まだ(yet)」と書かれている項目は、今後追加される可能性がある

月次レポートでオーディエンス属性やベストな投稿時間を使っていたなら、代替を決めておく必要があります。この2つはInsightsに無いためです。

プランによる差もある

表には記号が2つ使われています。公式の凡例です。

「* は、投稿が通知公開経由で利用可能であることを示します」

「** は、無料プランと有料プランで利用できる指標が異なることを示します」

つまり、同じ「✓」でも、通知公開しかできないケースと、プランによって見える指標が減るケースがあります。

読むときの注意としては、「✓」が付いているだけでは、自分の環境で同じことができるとは限らないということです。記号が添えられている行は、通知公開しかできないか、プランによって中身が変わります。対応表を根拠に運用を決めるなら、記号まで見てください。

「1チャンネル」の数え方が、料金を決める

Bufferの料金はチャンネル単位です。そのため、何を1チャンネルと数えるかが費用に直結します。

公式の説明です。「接続した各ソーシャルアカウントが1チャンネルです。たとえば、Facebookページ、Facebookグループ、LinkedInプロフィールは、Bufferでは3チャンネルとして数えられます」

チャンネルの数え方

同じSNSでも、アカウントごとに1チャンネルFacebookページを5つ持っていれば、5チャンネル
種類が違えば、別チャンネルFacebookページ+Facebookグループ+LinkedInプロフィール=3チャンネル

料金はチャンネル単位。つなぐ前に本数を数えておく

複数アカウントはすべてつなげる

公式のFAQです。「同じソーシャルネットワークから複数のアカウントを接続できますか。はい。Facebookページを5つ持っていますか。そのすべてをBufferアカウントに接続できます。これは対応しているすべてのチャンネルに当てはまります」

接続できる本数に上限はありませんが、Bufferの料金はチャンネル単位なので、つないだ数がそのまま月額に効きます。「つなげるからとりあえず全部つないでおく」という運用は、使っていないチャンネルの分まで払い続けることになります。運用していないアカウントは外しておくほうが無駄がありません。

使っていないチャンネルは外す

接続したまま使っていないチャンネルがあると、そのぶん払い続けることになります。

とくに、InstagramをFacebookページ経由でつないだ場合、ページ自体を運用していなくても、つないでいればチャンネルとして数えられます。

料金の考え方はBufferの料金プラン徹底解説で、チャンネルを外したときの挙動はBufferのチャンネルを外す方法で整理しています。

つないだままだと、その分の料金がかかります。使わないものは外しておくほうが無駄がありません。

機能別の対応表(公式の一覧そのまま)

16チャンネルを、使える機能の組み合わせで5つに分けました。公式の一覧表の内容そのままです。

4機能すべてに対応(4チャンネル)

Facebookページ
Instagramビジネス・クリエイターアカウント
X(旧Twitter)プロフィール
LinkedInページ

投稿・高度な分析・基本的な分析・コメント管理のすべてが使える

高度な分析だけ対象外(5チャンネル)

LinkedInプロフィール
TikTok
Mastodon
YouTube Shorts
Threads

投稿・基本的な分析・コメント管理は使える

コメント管理が対象外(3チャンネル)

Facebookグループ投稿は通知公開のみ。基本的な分析はプランで差がある
Pinterestビジネスアカウント投稿と基本的な分析は使える
Start Pages投稿と基本的な分析は使える

投稿しかできない(2チャンネル)

Instagramパーソナルアカウントしかも通知公開のみ。分析もコメント管理もできない
Pinterestパーソナルアカウント分析もコメント管理もできない(※後述の食い違いあり)

組み合わせが特殊(2チャンネル)

Googleビジネスプロフィール投稿とコメント管理(レビュー返信)は使えるが、分析は両方とも対象外
Bluesky投稿とコメント管理は使えるが、分析は両方とも対象外

※ この5分類は公式の一覧表をそのまま整理したものです。表の「高度な分析」列はBuffer Analyzeを指しており、2026年10月7日にAnalyzeは終了して後継のInsightsへ移ります。Insightsの対応は10チャンネルなので、10月7日以降は「高度な分析だけ対象外」の5つのうちLinkedInプロフィール・TikTok・Mastodon・YouTube Shorts・Threadsも分析の対象に入ります。詳しくは前の章を参照してください。

読み方のコツ

自分が使いたいSNSが、どのグループにあるかを見てください。

数字を重視する運用なら、1つ目のグループ(4機能すべて)に入っているSNSを軸にするのが合理的です。

逆に、投稿を止めないことが目的なら、グループの違いはあまり影響しません。どのチャンネルも投稿には対応しているからです。

判断が分かれるのは、コメント管理です。問い合わせや感想が多く付くSNSで、返信をBufferの中で完結させたいなら、コメント管理に対応しているかを先に見てください。

対応していないSNSでは、返信のためにそのSNSを開くことになります。毎日発生する作業なので、積み重なると無視できません。

そもそも接続できない3つ

公式が「接続できない」と明記しているものが3つあります。

「APIの制限により、Facebookの個人プロフィールをBufferに接続することはできません。LinkedInグループとPinterestパーソナルアカウントも同様です」

Facebook個人プロフィール

これは他の記事でも繰り返し出てくる制限です。BufferがつなげるFacebookは、ページとグループだけです。

プロフェッショナルプロフィールも対象外です。名前に「プロフェッショナル」と付いているため業務用に見えますが、システム上はプロフィールの一種です。

紛らわしいのは、Facebookの画面上ではページもプロフィールも同じように見えることです。「See all profiles」という一覧には、ページも一緒に表示されます。

見分け方と、それぞれの扱いの違いはBufferのFacebookはページとグループで別物で整理しています。

LinkedInグループ

LinkedInでつなげるのは、会社ページ・ショーケースページ・個人プロフィールです。グループは対象外です。

LinkedInの個別ページにも同じ記載があり、理由まで書かれています。「LinkedInグループは、LinkedInのAPIを通じてサードパーティからアクセスできません」

つまり、Bufferが対応していないのではなく、LinkedIn側が外部ツールに窓口を開いていません。別のツールに乗り換えても同じです。

LinkedInの接続条件はBufferでLinkedInを使う方法で整理しています。

Pinterestパーソナルアカウント

ここが問題です。同じページの中で、この記述と一覧表が食い違っています。

注記では「接続できない」とされているのに、一覧表には「Pinterestパーソナルアカウント:投稿 ✓」と記載があります。

この矛盾については、後の章で詳しく扱います。

なお、Pinterestの個別ページには、パーソナルアカウントの接続可否について明確な記載がありません。ビジネスアカウントが個人アカウントに紐づいている場合の手順は書かれていますが、それは接続対象がビジネスアカウントである前提の説明です。

つまり、3つの資料を突き合わせても確定しない状態です。Pinterestを個人アカウントで使う予定があるなら、先に確認しておいてください。

新しいプランでないと接続できない6つ

プランによる制限も明記されています。公式の警告です。

「次のソーシャルチャンネルは、新しいプランでのみ接続できます:Mastodon、TikTok、YouTube Shorts、Threads、Bluesky、そしてInstagramパーソナルプロフィール。レガシープランをお使いで、これらのチャンネルのいずれかを追加したい場合は、新しいプランへのアップグレードが必要になります」

新しいSNSほど対象外になる

並んでいる顔ぶれを見ると、傾向がはっきりしています。Mastodon、Threads、Blueskyは比較的新しいSNSです。TikTok、YouTube Shortsも、Bufferが対応したのは後発です。

料金体系が変わったあとに追加された機能は、新しいプラン側にしか実装されない。そういう構造だと考えられます。

運用上の含意は単純で、新しいSNSを追加するときは、分析が使えるかどうかを先に確認するということです。投稿の予約ができることと、数字が見られることは別に決まっています。報告資料にそのチャンネルの欄を作る前に、対応表を見ておけば作り直しになりません。

「安いプランを維持する」判断の見え方が変わる

旧プランのほうが安い、という理由でそのままにしているケースがあります。しかしこの一覧を見ると、使えるSNSが6つ減っていることになります。

支払額だけを見ていると、この差には気づきません。今後も新しいチャンネルが追加されるとすれば、差は広がっていきます。

チャンネル数で料金が決まる以上、つなぐ数そのものが費用の判断になります。使っていないチャンネルを外すだけで下げられることもあります。

費用の見直しにも使えます。

Instagramパーソナルだけ毛色が違う

6つのうち、Instagramパーソナルプロフィールだけは新しいSNSではありません。

これは、Bufferが後から追加した接続方式だと考えられます。Instagramの接続方法は3つあり、パーソナル方式は比較的新しい選択肢です。詳しくはBufferにInstagramをつなぐ3つの方法で整理しています。

つまり、同じInstagramでもどの方式でつないだかによって、見られる数字が変わります。「Instagramは分析に対応している」という覚え方では足りません。分析を使う前提なら、パーソナル方式ではなくプロアカウントの方式でつなぐ必要があります。

ストーリーズとリールには分析がない

もうひとつ、見落としやすい制限が注記されています。

「APIの制限により、FacebookストーリーズとInstagramリールでは分析が利用できません」

投稿の形式によって、見られる数字が変わります。同じチャンネルでも同じではありません。

チャンネル単位ではなく、投稿形式単位の制限

これまでの話はチャンネル単位でしたが、これは投稿の形式による制限です。

Instagramビジネスアカウントは「4機能すべて対応」のグループに入っています。しかし、リールで出した投稿については、分析が見られないということになります。

Instagramでは動画がすべてリールとして扱われます。つまり、動画投稿の成果は測れない、という状態です。

Instagramがつながっていても、ストーリーズの数字は見られません。

ただし、個別ページとは記載が異なる

ここも注意が必要です。Instagramの個別ページには、リールとストーリーズの指標について別の記載があります。

どちらも公式の記載なので、片方が間違いだと決めることはできません。ただ、一覧表は概要、個別ページは詳細という作りになっているため、条件が細かく書かれているのは個別ページのほうです。運用の前提にする数字は、個別ページまで下りて確かめるほうが安全です。

リールとストーリーズの扱いはBufferでInstagramのリール・ストーリーズを予約する方法で詳しく整理しています。実際の運用では、個別ページの記載のほうが詳しく、条件も細かく書かれています。

動画中心の運用では、測り方を決めておく

いずれにせよ、動画を主軸にする運用なら、成果をどこで測るかを先に決めておく必要があります。

Buffer上で完結しないなら、Instagram側のインサイトを開く手順を運用に組み込むことになります。

ここで大事なのは、測れないことを知らないまま運用を始めないことです。月末に数字をまとめようとして、そこで初めて欠けていると気づくのがいちばん困ります。

レポートの形式を決める段階で、どの数字がどこから取れるかを確認しておく。この一手間で、毎月の集計が安定します。

一覧表と個別ページで、記載が食い違っている

ここが、この記事でもっとも伝えたい部分です。

公式の一覧表と、SNSごとの個別ページで、記載が一致していない箇所があります。確認できたものを4つ挙げます。

どちらも公式の記載です。どちらを採るかで、運用の前提が変わります。

食い違い① Pinterestパーソナルアカウント

同じページの中での矛盾です。

注記:「APIの制限により、(中略)Pinterestパーソナルアカウントも接続できません」

一覧表:「Pinterestパーソナルアカウント:投稿 ✓」

接続できないものが、投稿の列で対応済みになっています。どちらが現状なのかは、この2つの記載からは判断できません。

Pinterestを個人アカウントで使う予定があるなら、実際に接続を試すか、サポートに確認するのが確実です。

同じページの中で対応の有無が分かれているので、どちらか一方だけを読んで判断すると、逆の結論になります。Pinterestを個人アカウントで使う計画があるなら、契約を決める前に実際に接続を試すか、サポートに確認しておいてください。

食い違い② Blueskyの基本的な分析

一覧表のBlueskyは、高度な分析も基本的な分析も、どちらも空欄です。投稿とコメント管理にだけ「✓」が付いています。

ところがBlueskyの個別ページには、こう書かれています。「個別の投稿の基本的な統計をさっと見るには、Publishタブへ行き、次にSentタブへ進んでください」

ここが重要なのですが、一覧表の凡例は「基本的な分析は、PublishダッシュボードのSentタブから見られます」と定義しています。つまり両者は同じ画面を指しているのに、一覧表では空欄、個別ページでは案内されているという状態です。

言葉の定義がずれているわけでも、新旧の機能を比べているわけでもありません。同じ場所についての記載が、噛み合っていません。

食い違い③ Facebookグループの分析

一覧表では、Facebookグループに基本的な分析 ✓が付いています(プランによって指標が変わることを示す「**」付きです)。

一方、Facebookの個別ページには、注記としてこう書かれています。「Facebookグループの分析は、現時点では利用できません」

片方は条件付きで使えると読め、もう片方は使えないと言い切っています。グループの投稿に数字が付くのかどうかは、この2つの記載では確定できません。

Facebookグループへの投稿はそもそも通知公開(スマホに通知が届いて手動で投稿する方式)ですから、数字まで取れるかどうかは事前に確かめておいたほうが安全です。

食い違い④ Start Pageの分析

もうひとつ、同じ構造の食い違いがあります。

一覧表では、Start Pagesに基本的な分析 ✓が付いています。

一方、Start Pageの個別ページには、短く「現時点では、Start Pageについては分析に対応していません」と書かれています。

片方は対応、もう片方は非対応。分析を前提にStart Pageの導入を決めるなら、実際に試すかサポートに確認するのが確実です。Start Page自体の作り方と制約はBufferのStart Page(リンクまとめ)の作り方で整理しています。

どちらを信じるか

実務での判断としては、SNSごとの個別ページのほうが詳しいという点を手がかりにできます。

一覧表は概況をつかむためのもので、更新の頻度も異なる可能性があります。個別ページには、指標の計算方法やバックフィルの日数まで書かれています。

ただし、どちらが正しいかを断定できる材料は公開されていません。重要な判断に関わる場合は、サポートに確認してください。

個別ページのほうが詳しく書かれていますが、更新日が表示されないため判断できません。

ずれが生まれている理由は、たぶん世代交代

もうひとつ、読むうえでの手がかりになる事実があります。一覧表の分析まわりの記載は、Analyze時代のまま止まっている可能性が高いということです。

根拠は2つあります。ひとつは、一覧表で高度な分析に「✓」が付く4チャンネルが、Analyzeの対象(Facebook・Instagram・X/Twitter・LinkedInページ)と完全に一致していること。もうひとつは、この一覧表のページには、Insightsという言葉が一度も出てこないことです。表の上の注記も「AnalyzeやCommunityに表示されない場合」という書き方で、Analyzeを現役の機能として扱っています。

一方、個別ページのほうは軒並みInsightsで書き換わっています。Bluesky、Facebook、TikTok、Mastodon、いずれも分析の章はInsightsの説明です。

つまり、個別ページが先に新しくなり、一覧表が追いついていないという順序が見えます。だとすれば、分析まわりで食い違ったときは個別ページを取るのが妥当です。ただしこれは記載の突き合わせから読み取れる推測であって、公式がそう説明しているわけではありません。

公式資料も矛盾する、という前提で読む

これは批判ではなく、実務上の注意です。

Bufferは16チャンネルに対応し、それぞれのSNSが独自に仕様を変え続けています。すべてのページを同時に更新し続けるのは、現実的に難しい作業です。

だからこそ、1つの記載だけで判断しないほうが安全です。とくに、それが費用や運用設計に影響する場合は。

1つのページだけを読んで決めると、あとで食い違いに当たります。重要な数字は、2か所以上で確かめるほうが安全です。

当サイトが確認した、公式内の食い違い17件

ここまでは、この記事の主題である一覧表と個別ページのあいだの食い違いを扱いました。ただ、同じことはヘルプセンターの他の場所でも起きています。当サイトがBuffer大学の記事を書く過程で突き合わせて確認した箇所を、ここに集めておきます。

最初に範囲をはっきりさせておきます。これは「Bufferのヘルプに存在する食い違いの全部」ではありません。当サイトが記事を書くときに出典を読み比べて、実際に見つけたものだけです。ほかにもある可能性は十分にあります。

17件の一覧

それぞれ、どちらが正しいかを断定できる材料は公開されていません。両方の記載をそのまま並べて、判断の材料として使ってください。詳しい経緯は、右端の記事でそれぞれ扱っています。

1. Androidの対応言語数A:「5つの言語で利用できます」
B:直後に14言語を列挙(同じページ)
詳しく → 日本語で使う
2. 投稿目標の選択肢A:「週1・3・5から選べます」
B:「週1・3・5か、カスタムの目標」
詳しく → 投稿目標
3. Xの1日投稿上限A:「未認証は24時間で50投稿」
B:「未認証は24時間で100投稿」(同じページ)
詳しく → XとBuffer
4. LinkedInのファーストコメントA:個別ページ 1,248文字
B:文字数一覧 1,250文字
詳しく → LinkedIn
5. Pinterest個人アカウントA:注記「接続できません」
B:同じページの表「投稿 ✓」
詳しく → この記事の前の節
6. 分析の対応チャンネルA:一覧表の記載
B:個別ページの記載
詳しく → この記事の前の節
7. Channelsメニューの場所A:「右上のアバター」
B:「左下のアバター」
詳しく → チャンネルのロック解除
8. Threadsの代替テキストA:代替テキストのページ「対応」
B:Threads個別ページ「対応していません」
詳しく → 代替テキスト
9. TikTokの説明文の文字数A:動画のページ「最大150文字」
B:一覧と個別ページ「2,200文字」
詳しく → 動画のアップロード
10. TikTok画像のファイルサイズA:「up to 8MB」
B:数行後に「20MB」(同じ節)
詳しく → 画像サイズ
11. 代替テキストの対応一覧(スマホ)A:冒頭の一覧にInstagram・Blueskyが無い
B:同じページの文字数一覧には両方ある
詳しく → AI生成の表示
12. AI生成トグルの対応A:対応一覧は4つ(Instagramを含む)
B:手順とヒントは3つ(Instagramが無い)
詳しく → AI生成の表示
13. Substackの分析対応A:対応一覧にSubstackが無い
B:詳細ページにSubstack固有の指標あり
詳しく → Insightsの見方
14. ThreadsのComments定義A:定義欄の書き方
B:「ThreadsではRepliesとして表示される」
詳しく → 送信済みの見方
15. コメント受信箱の対象SNSA:概要ページはInstagramのみ
B:Community専用ページは10以上
詳しく → Bufferとは
16. 2段階認証の必須化の対象A:2FAページ「TeamとEssentials(Beta)」
B:セキュリティページ「Teamプラン」
詳しく → 2段階認証
17. Agencyというプラン名A:テンプレートのページ「TeamとAgencyのプラン」
B:料金と機能の比較ページにAgencyの語が無い(Free・Essentials・Teamの3つ)
詳しく → テンプレート機能

食い違いに見えて、そうでないものが1つ

ひとつだけ、数字が2つ並んでいても矛盾ではないものがあります。予約できる投稿の数です。

料金ページには「予約投稿は無制限」と書かれ、ヘルプセンターには1チャンネルあたり5,000件という数字が明記されています。一見すると食い違いですが、公式自身がこの関係を説明しています。

該当の記述です。「料金ページには、1チャンネルあたり5,000件というフェアユースポリシーのもとで無制限の予約投稿を提供している、と記載されています。無制限としているのは、このキャップに近づくユーザーが極めてまれだからです」。つまり意図的な書き分けで、更新漏れではありません。詳しくはキューと投稿スケジュールの仕組みで扱っています。

当サイトとしての読み方

17件を並べてみると、形がいくつかに分かれます。①同じページの中で数字が2つある(Androidの言語数、Xの投稿上限、TikTokの画像サイズ)。②一覧ページと個別ページで違う(LinkedInの文字数、Threadsの代替テキスト、TikTokの文字数)。③新旧の機能名やプラン名が混在している(分析まわり、Substack、Agency)。

このうち①は単純な更新漏れの可能性が高いので、条件が重複しないほうの数字を採るのが妥当です。②と③は、個別ページや専用ページのほうが新しい傾向があります。ただしこれは並べて読んだ結果の推測で、公式がそう説明しているわけではありません。

当サイトとしては、費用や運用設計に関わる数字は2か所以上で確かめることをおすすめします。そして、どちらか迷ったときは厳しいほうに合わせておくと、どちらが正しくても収まります。LinkedInのファーストコメントを1,248文字で見ておくのが、その例です。

チャンネルが出てこないときの確認順

公式は、症状から原因を絞る方法も示しています。

「チャンネルがAnalyzeやCommunityに表示されない場合、それが非対応のチャンネルである可能性があります。下の表を見て、私たちの各ツールでどのチャンネルが対応しているかを確認してください」

「不具合ではなく仕様」の可能性を先に潰す

Analyzeを開いても、つないだはずのチャンネルが出てこない。Communityに一覧がない。

このとき、まず接続の問題を疑いたくなります。再認可を試す。つなぎ直す。

しかし、そのチャンネルがその機能に対応していないだけという可能性があります。

たとえばGoogleビジネスプロフィールは、Analyzeに出てきません。分析が提供されていないからです。Pinterestは、Communityに出てきません。コメント管理が対象外だからです。

Googleビジネスプロフィールについては、後継のInsightsでも同じです。Insightsの説明ページに「GoogleビジネスプロフィールはAPIの制限によりInsightsでは対応していません」と明記されています。つまり、待っていても対応するわけではないので、数字が必要ならGoogle側の管理画面を開く前提で運用を組んでください。

なお、この引用の「Analyze」は2026年10月7日で終了する画面です。それ以降は同じ確認をInsightsで行うことになりますが、対応していないチャンネルは表示されないという考え方は変わりません。

確認の順番

効率的な順番は、次のとおりです。

  1. そのチャンネルは、その機能に対応しているか(この記事の対応表で確認)
  2. 対応しているなら、接続が切れていないか(未認可になっていないか)
  3. 接続も問題ないなら、SNS側で直接同じことができるか(原因の所在を確定させる)

1番を飛ばすと、対応していない機能を動かそうとして時間を使うことになります。

接続まわりの一般的な原因はBufferでSNSと連携できない原因で整理しています。

まとめ

Bufferの対応チャンネルについての要点です。

  • 公式の一覧表には16チャンネルが載っている
  • 機能は投稿・高度な分析・基本的な分析・コメント管理の4つに分かれる
  • 高度な分析はAnalyticsダッシュボード、基本的な分析はPublishのSentタブ
  • 高度な分析(Buffer Analyze)は2026年10月7日に終了し、Insightsへ移る
  • Insightsの対応は10チャンネルと広いが、オーディエンス属性とベストな投稿時間は未対応
  • 4機能すべてに対応するのはFacebookページ・Instagramビジネス/クリエイター・X・LinkedInページの4つ
  • 接続した各アカウントが1チャンネル。Facebookページ5つなら5チャンネル
  • 同じSNSの複数アカウントはすべて接続できる(本数の制限なし)
  • 接続できないのはFacebook個人プロフィール・LinkedInグループ・Pinterestパーソナルアカウント
  • 新しいプランでないと接続できないのはMastodon・TikTok・YouTube Shorts・Threads・Bluesky・Instagramパーソナルの6つ
  • FacebookストーリーズとInstagramリールには分析がない(APIの制限)
  • 一覧表と個別ページで記載が食い違う箇所が4つある。1つの記載だけで判断しない
  • チャンネルが出てこないときは、まず「その機能に対応しているか」から確認する

対応表は、使うSNSを決める段階でいちばん役に立ちます。数字を重視するなら4機能対応のグループから選ぶ。投稿を止めないことが目的なら、どれでも構わない。この判断を最初にしておくと、あとで運用を組み直す手間が減ります。

よくある質問(FAQ)

Bufferは何種類のSNSに対応していますか

公式の一覧表には16チャンネルが載っています。Facebookページ、Facebookグループ、Instagramビジネス・クリエイター、Instagramパーソナル、X、LinkedInページ、LinkedInプロフィール、Pinterestビジネス、Pinterestパーソナル、TikTok、Googleビジネスプロフィール、Start Pages、Mastodon、YouTube Shorts、Threads、Blueskyです。

チャンネルはどう数えられますか

公式には「接続した各ソーシャルアカウントが1チャンネルです。たとえば、Facebookページ、Facebookグループ、LinkedInプロフィールは、Bufferでは3チャンネルとして数えられます」と記載があります。料金はチャンネル単位です。

同じSNSのアカウントを複数つなげますか

つなげます。公式には「Facebookページを5つ持っていますか。そのすべてをBufferアカウントに接続できます。これは対応しているすべてのチャンネルに当てはまります」と記載があります。ただし、つないだ数だけ課金されます。

「高度な分析」と「基本的な分析」は何が違いますか

見る場所が違います。公式は、高度な分析はBufferの上部にあるAnalyticsダッシュボード、基本的な分析はPublishダッシュボードのSentタブ、としています。なお高度な分析にあたるBuffer Analyzeは2026年10月7日に終了し、Insightsへ移ります。

Buffer Analyzeはいつ終了しますか

2026年10月7日です。公式には「2026年10月7日より、Analyzeは新しいデータの収集を停止します」、FAQには「いいえ。2026年10月7日より、Analyzeは利用できなくなり、その機能はすべてInsightsへ移ります」と記載があります。

Insightsに移ると使えなくなる機能はありますか

公式が挙げているのは3点です。ドラッグ&ドロップのカスタムレポートビルダーが無くなり、PDF・CSV・Markdownの定型出力になること。オーディエンス属性が未対応であること。ベストな投稿時間の推奨が未対応であること。月次レポートでこれらを使っているなら、代替を先に決めておいてください。

Insightsはどのチャンネルに対応していますか

公式には「Instagram(プロフェッショナルアカウント)、Facebookページ、X/Twitter、LinkedInページおよびプロフィール、TikTok、Pinterest、Threads、Bluesky、YouTube、Mastodon」と記載があります。GoogleビジネスプロフィールはAPIの制限により対象外です。一覧表の「高度な分析」列(4チャンネル)より広くなっています。

Facebookの個人プロフィールはつなげますか

つなげません。公式には「APIの制限により、Facebookの個人プロフィールをBufferに接続することはできません」と記載があります。LinkedInグループも同様です。

旧プランでも全チャンネル使えますか

使えません。公式には「次のソーシャルチャンネルは、新しいプランでのみ接続できます:Mastodon、TikTok、YouTube Shorts、Threads、Bluesky、そしてInstagramパーソナルプロフィール」と記載があります。

リールの分析が見られません

一覧表の注記には「APIの制限により、FacebookストーリーズとInstagramリールでは分析が利用できません」と記載があります。ただし、Instagramの個別ページには指標について別の記載があるため、実際の挙動は運用しながら確認してください。

Pinterestの個人アカウントはつなげますか

公式内で記載が食い違っています。注記では「Pinterestパーソナルアカウントも接続できません」とされている一方、同じページの一覧表には「Pinterestパーソナルアカウント:投稿 ✓」と記載があります。実際に試すか、サポートに確認してください。

Analyzeにチャンネルが出てきません

そのチャンネルが対応していない可能性があります。公式には「チャンネルがAnalyzeやCommunityに表示されない場合、それが非対応のチャンネルである可能性があります」と記載があります。接続を疑う前に、対応表を確認してください。

一覧表と個別ページ、どちらを信じればいいですか

どちらが正しいかを断定できる材料は公開されていません。ただし個別ページのほうが、指標の計算方法やバックフィルの日数まで詳しく書かれています。また一覧表のページにはInsightsという言葉が一度も出てこない一方、個別ページはInsightsで書き換わっているため、分析まわりは個別ページのほうが新しいと考えられます。費用や運用設計に関わる判断なら、サポートに確認するのが確実です。

上部へスクロール